夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

ひとり暮らしの高齢者、「健康寿命」を延ばす4つのポイント、76歳の私は学び、多々教示されて・・。

2021-05-31 14:42:01 | ささやかな古稀からの思い
昨夜、ときおり愛読している公式サイトの【 幻冬舎ゴールドオンライン 】見ている中、
「あえて独居」の高齢者、「健康寿命」を延ばす4つのポイント 』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。


こうした中で、いつの日にかどちらかが死去され、
残された方が『おひとりさま』となるが、もとより私たち夫婦にとっては、

未知の世界なので、不安があり、幾たびも私たちは話し合ったりしてきた・・。




こうした深情があり、まさかの出来事で家内があの世に旅立ち、

私は『おひとりさま』となり、日々の生活状況などを思案したりしてきたが、
今回《・・「あえて独居」の高齢者、「健康寿命」を延ばす4つのポイント・・》、
真摯に学びたく、記事を精読してしまった。

この記事は、
シニア生活文化研究所代表理事の小谷みどりさんが、
終活独身の『「ひとり終活」不安が消える万全の備え』として連載寄稿文である。

そして今回は【第4回】として、
「あえて独居」の高齢者、「健康寿命」を延ばす4つのポイント 』、
【 幻冬舎ゴールドオンライン 】に2020年9月17日に配信され、
無断であるが、記事の殆どを転載させて頂く。


《・・ひとり暮らしをしている高齢者は、
「子どもや孫と一緒に暮らすこと」を望んでいる人ばかりとは限りません。

しかし、望んでひとり暮らしをしている高齢者も、
ケガや病気などで、いつか介護が必要になったらどうしよう、
と不安を抱いている人は少なくないのです。

今回は、シニア生活文化研究所・代表理事の小谷みどり氏の著書『ひとり終活』より一部を抜粋し、
ひとり暮らしの高齢者が、健康寿命を延ばすためにやるべきことを紹介します。


ひとり暮らし高齢者の多くが、健康へ不安を感じている

高齢者のひとり暮らしについては、
「元気なうちは、いいけれど」
という言葉が決まり文句のようについて回ります。

つまり、裏を返せば「病気になったらどうしよう」
という不安がつねにあるということです。
 
内閣府の「一人暮らし高齢者に関する意識調査」でも、
「健康や病気のこと」を不安に感じている人が、
最も多いという結果が出ていました。

年をとって身体の不調を感じたり、風邪をひきやすくなった、
疲れがとれにくくなったなど、ちょっとした衰えを自覚したりすると、
健康への不安はいっそう高まります。

 
「健康寿命」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
日常的に介護を必要としないで、自立した生活ができる期間のことです。

厚生労働省の発表によると、2016(平成28)年時点で、
日本人の健康寿命は、男性が72.14歳、女性が74.79歳と推計され、
平均寿命と健康寿命の差は、男性約9年、女性約12年となっています。

不健康な期間が、10年程度もあるというのは、
特にひとり暮らしの人にとっては、とても不安なことです。
 
不健康期間を極力縮められるよう、健康寿命をできる限り延ばす努力が必要です。

そのためには「テクテク・カミカミ・ニコニコ・ドキドキ」が
大切だといわれていますが、ご存じですか?
 
運動をする(テクテク)、
食事を規則正しく3食とる(カミカミ)、
笑顔で穏やかに暮らす(ニコニコ)、
興味や関心、生きがいを持つ(ドキドキ)ということです。

みなさんはこれらをどのくらい実践できているでしょうか。
この機会に一度ご自分の生活を点検してみてください。



☆テクテク・・無理せず、楽しく体を動かす

最近では、ジムに通って水泳やエクササイズをする高齢者が増えていますが、
何も激しい運動をする必要はありません。

ウォーキングで足腰を鍛えることで、転倒予防になりますし、
ラジオ体操をしてストレッチをすることで、
筋力アップやバランス能力を維持することもできます。

体を動かせば、ストレス解消にもなります。
家のなかで歩き回ってもいいのですが、
散歩を習慣にすれば、楽しく体を動かすことができます。
 
ここ数年、近所の公園を利用し、
高齢者を対象とした無料の公園体操教室を定期的に開催する自治体が増えています。

たとえば東京の大田区では、区内在住の65歳以上で、
医師から運動制限を受けていない人であれば、
事前予約は不要で、「いきいき公園体操」に参加できます。
 
名古屋市にある東海学園大学では、
スポーツ健康科学部(愛知県みよし市)の学生が、
地域の高齢者を対象にキャンパス近くの公園で、週に一度、運動指導をしています。
 
NPO法人全国ラジオ体操連盟のホームページでは、
原則として年中無休でラジオ体操をおこなっている全国の公園のリストを掲載しています。

自治体が開催する体操教室などについては、
市区町村の高齢福祉課で情報を教えてくれます。
 
自宅でひとりで体操するのは、張り合いがないかもしれませんが、
大勢で体を動かせば、会話もはずみ、楽しく運動を続けることができます。

体操が終わった後、参加した人と一緒にお茶を飲んだり、
公園でおしゃべりをしたりするのも、
ひとり暮らしの高齢者にとっては外出の楽しみにつながりますので、
 ぜひ参加してみてください。



☆カミカミ・・・規則正しく1日3食取る

ひとり暮らしだと、食事もひとりでとることが多いのではないでしょうか。
誰かのために料理をしたり、誰かと一緒に食べたりといった機会がなければ、
食事を作ることが面倒になり、だんだん栄養バランスにも
気を使わなくなってしまいます。
 
日本能率協会総合研究所が2015(平成27)年に実施した調査では、
ひとり暮らし高齢者の45%は、
栄養バランスがとれていないと自覚していました。

栄養バランスだけでなく、ひとり暮らしをしていると、
食事の時間が不規則になったり、1日3食をきちんととらなかったり、
毎日同じものを食べ続けたりしがちになります。
 
暴飲暴食はよくありませんが、
そうかといって粗食が、いいわけではありません。

エネルギーとたんぱく質が欠乏し、健康な身体を維持するのに必要な栄養素が
足りない高齢者は少なくありません。

その意味で、健康寿命を延ばすためには、
バランスのとれた食事がとても大切なのです。
 
多くの社会福祉協議会では、ひとり暮らし高齢者を対象とした
料理教室を定期的に開催しています。

みんなで料理をして、作ったものをおしゃべりしながら食べるというのは、
食事の楽しみにもつながります。


もちろん、仲間作りのきっかけにもなります。
こうした料理教室に顔を出してみるのもおすすめです。



☆ニコニコ・・・人とコミュニケーションを図る

今日一日どれくらい笑いましたか。
また、楽しい会話はあったでしょうか。

笑いはNK(ナチュラル・キラー)細胞を活性化して、
身体の免疫力をアップすることはよく知られています。

しかも笑っているときは、腹式呼吸をしているので、
全身の血流も良くなります。
 
しかし心配ごとや悩みごとがあるときや、
頭やおなかが痛いなど身体の調子が悪いときには、
自然な笑顔はなくなってしまいます。
 
ひとりでテレビのお笑い番組を見て、げらげら笑うのもいいのですが、
人とコミュニケーションすることで、ニコニコは生まれます。

心配ごとや悩みごとがあっても、
誰かに話すだけで気持ちがすっきりすることもあります。
 
「相手も同じような悩みを持っているのだ、自分だけではないのだ」
 とわかるだけで、安心できることもあります。

誰かの役に立ち、「ありがとう」と言われたとき、
うれしい気持ちになるのも同じです。

ニコニコ実践のためにも、外出したり、誰かと交流したりしたいものです。

そのためにも、前述したような地域の公園の体操教室や料理教室など、
気軽に誰でも参加できる教室に出かけてみるのはどうでしょうか。


ドキドキ・・・好奇心を持ってチャレンジする

私の知人には、65歳を過ぎて、
若い頃からあこがれていたクラッシック・バレエを習い始めた人がいます。
幼稚園児と一緒に、年に一度の発表会に出るそうです。
 
また、私が数年前から講義をしているシニア向けの大学講座には、
70代、80代の学生がたくさんいます。

「今さら勉強なんて・・」と思う人もいるかもしれませんが、
彼らは目を輝かせて、熱心に大学に通ってきます。
 
新しいことを学んだり、チャレンジしたりするのに年齢は関係ありません。
何歳になっても、いろいろなことに興味や関心を持ち、
ドキドキすることは大切なのです。

特にひとり暮らしの人は、家族への気兼ねなく、誰の反対を受けることもなく、
チャレンジできるという利点があります。
 


☆大切なのは、かかりつけ医を見つけること

健康寿命を延ばす努力をしたとしても、病気にかかることもあります。

そんなときのためにも、「かかりつけ医」を持っておくことが、
ひとり暮らし高齢者にとってはとても大切になります。
 
かかりつけ医とは、日常の健康管理はもちろん、
ちょっと調子が悪いなといったときにも気軽に相談できる医師のことです。

風邪をひいたときにはあそこの診療所、
耳が痛いときにはここのクリニックなどと、
自覚症状に応じて診てもらう医療機関や診療科を独断で決めるのではなく、
信頼できる特定の診療所や医師に、まずはかかるようにします。
 
かかりつけ医は、普段の健康状態を把握していますから、
どの診療科を受診していいかわからない場合にも
適切なアドバイスをしてくれます。
 
かかりつけ医は、自宅の近所で見つけることが一番です。

急に気分が悪くなったり、病気になったりしたときにはなおさら、
すぐに行けるという利便性が安心感につながります。

また、話しやすい雰囲気があり、説明がわかりやすいのも、
良いかかりつけ医の条件です。
 
かかりつけ医は専門病院と連携しているので、
重篤な病気や手術が必要なときには、すぐに紹介状を書いてくれます。

大病院のなかには、医師の紹介状なしでは
診察の予約を受け付けないところがありますし、
診察してもらえたとしても、
通常の医療費の他に特別料金が徴収され、診察料が割高になります。

特別料金は初診時が5000円以上、再診時が2500円以上で、
具体的な金額は病院によって異なります
(大学病院や公立病院、赤十字病院など約240カ所の大病院で、
紹介状がないと特別料金を負担することになります)。
 
かかりつけ医は、患者の病状だけでなく、
これまでの病歴や健康状態をすべて把握していますから、
もしものときに素早く対応してもらえるのが最大の利点です。

「あの医者とは気が合わない」、「処方してもらった薬は効き目がない」など、
ひとつの病気で医療機関を転々と替える人がいますが、
こうしたはしご受診は、そのたびに初診料がかかるうえ、
同じ検査の繰り返しで時間も無駄になり、患者にとって何の利点もありません。
 
医師に自分の症状を理解してもらうには、病状をあらかじめ紙に書いておく、
不安に思っていることを的確に伝えるなど、
私たちも努力しなければなりません。

医師といかに信頼関係を築けるかが大切なのです。‥ 》
 
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 



今回、シニア生活文化研究所代表理事の小谷みどりさんに関して、
私は月刊誌などで、幾たびもシニア生活に詳しく、多々教示されてきたが、
今回の記事でも適切な「健康寿命」を延ばす4つのポイント、
学んだりした・・。


私は『おひとりさま』になってしまった時、相変わらず古惚けた自宅を出て、
トボトボと歩いて、地元にある地域包括支援センターに殆ど毎日通い、数時間を過ごす・・。

そして私はコーヒーを飲みながら、或いは昼食を共に頂きながら、 70代が多いと思われるが、
XXさん、と私は呼ばれたり、 やがて同世代の女性からでも、 XXちゃん、
或いはXXクンと苗字で、呼ばれることを夢想したりしている。

この後、コーヒー代、昼食代を支払い、わずか700円以下が多いと思われ、
何よりも数多く同世代と共に数時間を気楽に共有して、
談笑できるので安らぎのひとときと思える。

やがて帰宅後は、自宅付近の遊歩道、公園を散策した帰路、
この日の夕食、翌日の朝食の為にスーパーに買物して帰宅する。



その後は、随筆、ノンフィクション、小説、近現代史、総合月刊雑誌などの読書とし、
或いは居間にある映画棚から、20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、
ときには音楽棚から、聴きたい曲を取りだして聴くと思われ、独りを愉しむ時を過ごす。

この間、料理、掃除、洗濯は、相変わらず初心者マークであるが、
同じするなら明るく楽しく・・私が現役サラリーマンで指針にしてきたことを思い重ねて、
日々実践ねぇ・・と自身を叱咤激励すると思われる。

こうした中で、週たった一度だけ定期便のような駅前の居酒屋に行き、
中年の仲居さんと談笑し、からかわれながら、純米酒を二合ばかり呑むだろう。

そして私は家内の位牌の代わりに、定期入れに愛用した革のケースに、
家内のスナップを入れて、いつも持ち歩くと思われる。
こうした日常生活を過ごすと思われる・・・。
 


このように過ごせば、たとえ私は『おひとりさま』になっても、
ときおり寂しさは感じても、孤独は無縁だよねぇ・・
と心身のバランスが保てる、 と微笑んだりしている。


このように幾ばくか思案を重ねたりしてきたが、
果たして私は実際に家内に死別された後、

ひとり暮らしになった私は、どのようにふるまうか・・
どのような深情になるかは、わからないのが本音でもある。
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2 コメント

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学びは死ぬまで (アナザン・スター)
2021-05-31 15:26:54
何時も成程と、感心しながら読んでおります。

老後の不安を口にするよりも、自分で身体を作り守ることかと、枇杷葉生活をしています。
既に20年経過していますが、諦めない挫けないの気持ちです。
一切保険等にも加入せずなので、医者には罹りません。大抵のことなら枇杷葉での手当で可能です。
人間の自然治癒力を信じて、その恩恵に感謝いたしております。
当たり前のことをしながら、逝けるのが好いとも思えます。
そうして、どんなことでも何にでも興味を持ち、学んでいくことの大切さも実感しています。

わたくしのブログへの訪問にも、何時も感謝致しております。
返信する
初めまして・・。 (夢逢人)
2021-05-31 20:00:53
アナザン・スターさま。

初めまして・・。

先程、コメントを頂いた事に気付き、
大変失礼を致しました。

>何時も成程と、感心しながら読んでおります。

>老後の不安を口にするよりも、自分で身体を作り守ることかと、枇杷葉生活をしています。
>既に20年経過していますが、諦めない挫けないの気持ちです。
>一切保険等にも加入せずなので、医者には罹りません。
>大抵のことなら枇杷葉での手当で可能です。
>人間の自然治癒力を信じて、その恩恵に感謝いたしております。
>当たり前のことをしながら、逝けるのが好いとも思えます。

>そうして、どんなことでも何にでも興味を持ち、学んでいくことの大切さも実感しています。

私は専門知識もなく、年金生活をしている中で、
あふれる思いを投稿文に認めているだけです。

コメントありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します。
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