夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

おひとりさま暮らしを快適にする心のケア法、高齢者の私は学び、いつの日にか『おひとりさま』の生活を思い馳せて【下】

2020-12-03 17:44:53 | ささやかな古稀からの思い
私は家内が亡くなった時は、世の中はこのようなこともあるの、 と茫然(ぼうぜん)としながら失墜感を深めて、
私たち夫婦が長年話し合ってきた葬儀に関して、 ささやかな家族葬、
やがて四十九日を終えて、約束どおりに樹木園に行き、埋葬をすると思われる。




私が身も心も溌剌であった時は、古惚けた我が家で独り住むことも思案したりする。

過ぎし3年前の頃、私たち夫婦は最寄の銀行に行った帰路、ある地域福祉センターを通り過ぎ、
センターから何かしら集会があったらしく、談笑と歓声が私たち達は聴こえてきた・・。

やがて私たち夫婦は、遊歩道を歩くながら、
『僕がおひとりさまになったら・・家に閉じ込まらなくて・・
ああした地域福祉センターで、 定期便のように通うと思うょ・・』 と私は家内に言ったりした。

私は亡き母の遺伝を素直に受け継いだ為か、男の癖に小学5年生の頃から、おしゃべりが好きで、
年金生活の今でも、何かと家内と談笑したり、 ご近所の奥様、ご主人さまと話し合ったりすることが多い。




もとより地域包括支援センターは、《・・介護の必要がなくても、誰でも利用できる。・・》、
《・・介護予防のための体操教室や談話会など・・》を知り、微笑んだりした。

そして私はおひとりさまになってしまった時、相変わらず古惚けた自宅を出て、
トボトボと歩いて、地元にある地域包括支援センターに殆ど毎日通い、数時間を過ごす・・。

そして私はコーヒーを飲みながら、或いは昼食を共に頂きながら、 70代が多いと思われるが、
XXさん、と私は呼ばれたり、 やがて同世代の女性からでも、 XXちゃん、
或いはXXクンと苗字で、呼ばれることを夢想したりしている。

この後、コーヒー代、昼食代を支払い、わずか700円以下が多いと思われ、
何よりも数多く同世代と共に数時間を気楽に共有して、談笑できるので安らぎのひとときと思える。

やがて帰宅後は、自宅付近の遊歩道、公園を散策した帰路、
この日の夕食、翌日の朝食の為にスーパーに買物して帰宅する。




その後は、随筆、ノンフィクション、小説、近現代史、総合月刊雑誌などの読書とし、
或いは居間にある映画棚から、20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、
ときには音楽棚から、聴きたい曲を取りだして聴くと思われ、独りを愉しむ時を過ごす。


この間、料理、掃除、洗濯は、相変わらず初心者マークであるが、
同じするなら明るく楽しく・・私が現役サラリーマンで指針にしてきたことを思い重ねて、
日々実践ねぇ・・と自身を叱咤激励すると思われる。


こうした中で、週たった一度だけ定期便のような駅前の居酒屋に行き、
中年の仲居さんと談笑し、からかわれながら、純米酒を二合ばかり呑むだろう。


そして私は家内の位牌の代わりに、定期入れに愛用した革のケースに、 
家内のスナップを入れて、いつも持ち歩くと思われる。
こうした日常生活を過ごすと思われる・・・。
 


このように過ごせば、たとえ私は『おひとりさま』になっても、
ときおり寂しさは感じても、孤独は無縁だよねぇ・・と心身のバランスが保てる、 と微笑んだりしている。

                                       

しかしながら私は介護・要の介護支援の時は、
無念ながら古ぼけた家でも小庭の手入れも含めて維持管理するのは、
無理なので、

やむなく断腸の思いで処分し、最寄駅の近くのマンションに住む、と思われる。

こうした根底には、近くのスーパーで買物、病院を活用するのが利便があるわょ、
と私は中学時代の同級生の女性から教えられたりした。

こうした中で喫茶店風の店で、モーニング・サービスの軽食を朝食代わりとして、
知人たちと談笑するのも、楽しいわょ・・と学んだりしてきた。




このように幾ばくか思案を重ねたりしてきたが、今回の記事からも多々教示され、
果たして私は実際に家内に死別された時は・・どのように動揺しながらふるまうか・・
と思い深めたりしている。
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おひとりさま暮らしを快適にする心のケア法、高齢者の私は学び、いつの日にか『おひとりさま』の生活を思い馳せて【上】

2020-12-03 08:46:05 | ささやかな古稀からの思い
昨夜、ときおり愛読している公式サイトの【 介護ポストセブン  】の『暮らし』を見ていたら、
 『 おひとりさま暮らしを快適にする心のケア法

        肉を食べる、朝夜着替える・・気楽に生きる術 』、
と題された見出しを見たりした。


私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、
我が家は家内とたった2人だけの家庭である。

やがて、いつの日にか、どちらかがあの世に旅立ち、
『おひとりさま』になる生活が、無念ながら予測される。



私も家内に先立たれて、独りぼっちの『おひとりさま』になることもあるので、
ときおり思案をしたりしている。

しかしながら漠然と学んだりしてきたので、
今回の《・・おひとりさま暮らしを快適にする心のケア法・・》を学びたく、
記事を精読してしまった。


この記事は『女性セブン』で2020年9月10日号に掲載された記事で、
関連の公式サイトの【 介護ポストセブン  】9月7日に配信され、
無断であるが記事を転載させて頂く。



《・・ 「人生100年時代」といわれる中、延びつつある私たち日本人の平均寿命。

7月31日に厚生労働省が公表したデータでは、
女性は87.45歳で7年連続、男性は81.41歳で8年連続の過去最高記録を更新した。


日本人全体の寿命は延びたが、“寿命の男女格差”が開いてきているのも事実。

平均寿命が50歳前後だった昭和20年代は、男女の寿命の差は3歳ほどだったが、
現在は、女性が男性より6年も長く生きることになる。

つまり、女性の方が“おひとりさま”の時間を過ごす可能性が、
高いということだ。

「ひとり時間」を“寂しい”ではなく、
“心地よい”に変えるには、心のもちよう次第。



☆誰とも話せないストレスに対処する方法とは

いまは、新型コロナの影響でおこもり生活が当たり前になり、
すでに一日中、誰とも話さない日々を送っている人も多い。

誰とも会えず、話せないストレスには、どう対処したらいいのか。
『1日誰とも話さなくても大丈夫』(双葉社)の著者で、
精神科医の鹿目将至さんが語る。

●肉を食べる

「落ち込んだときにおすすめなのは、肉を食べること。
肉を食べると、脳内で『アナンダマイド』という至福物質が分泌されます。

また、オキシトシンと同じく幸せホルモンのセロトニンは、
肉に豊富に含まれるトリプトファンからつくられます」



●気持ちを切り替えるスイッチを持つ

沈んだ気持ちを上手に切り替えることができる人も、
ストレスに強いという。

重要なのは、切り替えるための“スイッチ”を持っておくこと。
「“モヤモヤを感じたら、散歩に行く”、 “とりあえず運動する”など、
気持ちを切り替えるための習慣を持っておくといいでしょう。

コンビニやカフェなど、人の気配が感じられる場所に行くのもおすすめです。
たとえ人と話さなくても、人の存在が感じられる場所に行けば、
寂しさが和らぎます」


●無理に昔の友達に連絡しない

話し相手が欲しいからといって、昔からの友達に連絡をするのは、
逆にストレスになる恐れもある。

「おひとりさま向上委員会」元代表の葉石かおりさんは、こう話す。
「女性は、結婚や出産を経て、ライフスタイルが変わりやすい。
学生時代は仲がよかった友達でも、いつの間にか価値観が合わなくなっていて、
一緒にいることがストレスになることも少なくありません。

そんなとき、無理に連絡を取り続ける必要はありません。
人間関係を切るのではなく、一時的に距離を置くだけ。
ひとりになることを恐れないでほしい」

縁があれば、おのずと、またつながるもの。
新たなストレスを抱えるくらいなら、
“ゆるいつながり”だけキープして、自分の心を乱さないようにしたい。
生活リズムも乱してはいけない。



●朝起きたとき、寝る前に着替える習慣をつける

「寝る時間も食事の時間も自由だと、自律神経のバランスが崩れやすくなる。
すると、免疫力の低下やイライラなどにつながります。

生活リズムを整えるには、外出する予定がなくても、
朝起きたときと寝る前に、着替える習慣をつけること。

ただ着替えるだけでも、立派な“活動”です。
着替えることで、交感神経が活発に働くようになり、
脳と体が“活動モード”に切り替わります。

反対に、夜にパジャマに着替えてゆったりすると、
今度は副交感神経が優位になって“リラックスモード”に切り替わり、
 眠りにつきやすくなります」(鹿目さん・以下同)



●目覚めに太陽光を浴びる

朝起きたときは、カーテンを開けて、部屋に光を取り込むのも効果的だ。
太陽光を浴びることで体内時計がリセットされるため、
生活リズムを整えやすくなる。

「太陽の光を浴びると、体の中でセロトニンとビタミンDがつくられます。
ビタミンDはカルシウムの吸収を助けて、骨粗しょう症予防に役立つほか、
免疫力を高める効果があることもわかっています」

窓を開ける元気もないときや、天気の悪い日は、
ブルーライトを逆手に取ればいい。

スマホやパソコンの画面が発するブルーライトの光は、
脳を覚醒させる作用があるといわれている。

そのため、起き抜けにスマホでニュースやSNSをチェックすることで、
目覚めやすくなる。



☆よく眠るにはどうすればいいか

年を取ると若い頃のように眠れなくなるのは「しょうがないこと」だと、
鹿目さんは言う。

「眠らないといけない」というプレッシャーが、
かえって睡眠の妨げになっていることもある。

どうしても寝つけない夜は、思いきって布団から出て、
落ち着いて過ごすのがいい。

●眠れないのはしょうがないと諦めてみる

「40代を過ぎたあたりからセロトニンの分泌量が減ることで、
寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなります。

日中の活動量が低下するのも原因の1つです。
つまり、加齢とともに眠れなくなるのは、自然の摂理。

眠れないからといって睡眠薬や抗不安薬をのみ始めると、
薬に依存してしまうことも多い。

 “眠れないのは、しょうがない。
なんとか休めている”くらいで充分です。
よい意味での“諦め”を持つことが大切です」



●誰かに「ありがとう」と言ってみる

鹿目さんいわく、「しょうがない」だけでなく、
「ありがとう」も、心をラクにする“魔法の言葉”。
これをよく口にする患者は、病気の回復が早いと話す。

「脳は、自分の言ったことの主語を判断できないといわれています。
 誰かに“ありがとう”と言うことで、
“自分自身が感謝されている”と錯覚し、前向きになれるのかもしれません」

葉石さんは「“ひとりが寂しい”と言う人は、
人に楽しさを求めている」と指摘する。

「人に楽しさややすらぎを求めると、依存して、束縛したり支配したりしてしまう。
すると相手が嫌がって離れていって、本当に孤独になってしまいます。

家族も友人も、距離が近すぎるとゆがんだ見方をしてしまうけれど、
 適度に離れればいいところが、はっきり見えてくる。
人とのつながりは“老眼”と同じです」(葉石さん)

ひとりで暮らせば、誰だって寂しさを感じることはある。
しかし、だからといって、ひとりで生きている人が孤独なわけではない。
ひとりだからこそ、何にも縛られずに気楽に生きよう。




【まとめ】精神科医が教える“ひとりぼっちの心に効くワザ”
●気持ちが落ち込む
→肉を食べる。


●生活リズムが乱れる
→朝起きたときと、夜眠る前に着替える。


●朝起きられない
→起きたらスマホを操作してブルーライトを浴びる。


●夜眠れない
→起きていていい!


●誰かに会いたい
→外に出て、コンビニやカフェなど人のいる場所へ行く。・・》


注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



私たち夫婦の両親は、今や家内の母だけとなっている。

私が2004年(平成16年)の秋に定年後する直前に、 家内の父が病死され、
家内の母は我が家より遠い地で、独り住まいとなっている。

ここ数年は家内の母が『要介護3』となり、長女の家内と家内の妹が交互に、 家内の母宅に宿泊して、
家内の母の食事、洗濯、掃除、或いは通院の付き添いなどしている。

こうした中、家内は6泊7日前後で、家内の母宅に行っている時は、
私は我が家で加速された独りぼっちの『おひとりさま』の生活を過ごしている。


この間、17年近く前から、独りぼっちの『おひとりさま』の生活を過ごしている中、
いつの日にか、家内が私を残して、あの世に旅立ち、
まさかの遭遇で、 私が『おひとりさま』になること考えられると思い馳せたりしてきた。




こうした思いもあり、 愛妻を亡くされた倉嶋 厚さんの著作『やまない雨はない』、
徳岡孝夫さんの著作『妻の肖像』、 垣添忠生さんの著作『妻を看取る日』、
川本三郎さんの著作『いまも、君を想う』、 新藤兼人さんの著作『愛妻記』、
それぞれの各氏の愛妻の終末の病状、そして告別の死、 その後の『おひとりさま』の生活状況を多々教示されてきた。

そして私は、川本三郎さんは恥ずかしながら同年であるが、これ以外はすベて年長の御方たちである。
私は年長の御方たちから、少なくとも人生の機敏を深く学び、今日に至っている。


      前半、終了   後半は本日中に投稿します。
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高齢者の感染拡大に“隠れクラスター”実態、76歳の私は学び、動顛させられて・・。

2020-12-02 07:48:35 | ささやかな古稀からの思い
           
先程、ときおり愛読している公式サイトの日刊ゲンダイ  を見ていたら、
 『 
重症者数を連日更新・・高齢者の感染拡大に“隠れクラスター” 』、
と題された見出しを見たりした。


私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。




こうした中、私の住む市に於いては、新型コロナウイルス感染症拡大防止として、
夕方の4時45分より広報されている。

我が家は、付近の高台にある大きなビルにある拡声器からは、

《・・調布市から連絡します。

型コロナウイルスの感染者が増加しています。
手洗いの徹底、マスクの着用、定期的な換気、
三つの密を避けるなど、感染防止対策に努めましょう。
 
 一人ひとりの行動が、ご自身やご家族を守り、感染拡大の防止につながります。

市民の皆様のご協力をお願いします。・・》

このように優しい女性の声で通達され、私は市民のひとりとして、
ひとりひとりの責務だよなぁ・・と思いながら受け止めている。



過ぎし5月25日、政府より『緊急事態宣言』が解除されて、
何かしら重苦しい日常から解放されて、少しばかり安堵したりした。

そして世の中は、自粛から自衛の風潮に変貌し、
無力な私でも大切な社会経済の復興を願っているが、
新型コロナウイルスが沈静化するまで、自分の身は自分で守りながら、
程々に自粛生活の延長戦する、と受け止めたりしている。
 

しかしながら私の心の根底には、体力の衰えを実感しているので、
新型コロナは、どこで感染して、どこでウイルスを広げているのかわからないのが怖く、
もとより外出の時は、苦手なマスクをしている。




このような深情を重ねてきた私は、
今回の重症者数を連日更新の中で《・・高齢者の感染拡大に“隠れクラスター”・・》、
どうしてなのか、と思いながら記事を読んでしまった・・。

この記事は、日刊ゲンダイ  】の暮らしニュース』に12月1日で配信され、             
無断であるが転載させて頂く。



《・・ 菅政権が「勝負の3週間」と呼び掛けてから、2日で1週間。

新型コロナ第3波の勢いが止まらない。
深刻なのは重症者が、急増していることだ。
右肩上がりで増え続け、歯止めがかかる気配がまったく見られない。

 ◇  ◇  ◇

30日の重症者数は、前日から10人増えて472人となり、

8日連続過去最多を更新。
この2週間で2倍になった。

「ECMOネット」によると、人工呼吸器を着けた重症患者は、
11月1日の140人から29日には271人へとほぼ倍増している。

重症者の治療は、通常患者よりも3倍の医療スタッフが必要とされる。
医療崩壊を避けるためにも、一刻も早く、
重症者数を減少に転じさせる必要があるが、逆に増加している状況だ。

この重症者急増は、いつ止まるのか。


第1波では、3月下旬に60人程度だった重症者数は、
4月になってジワジワ増加。

5月1日をピーク(328人)に減少に転じ、6月5日に100人を割った。

この間、4月7日に7都府県に、16日に全国に緊急事態宣言が発令された。


5月25日の解除までの1カ月半、
国民は「STAY HOME」や営業自粛に協力した。

緊急事態宣言のような強い対策を実行しても、

重症者がピークアウトするまでに3週間、落ち着くまでに2カ月もかかったのだ。



☆重症者が減少に転じるのはかなり先

菅政権が「勝負の3週間」――と、感染拡大阻止に動いたのは先週だ。

第1波では、緊急事態宣言を発令しても、ピークアウトに3週間かかったのに、
今回は、大阪、札幌の「Go To トラベル」の一部停止や自粛の呼び掛け、
東京都などの飲食店への時短営業要請に限定されている。

これでは、うまくいったとしても、重症者が減少に転じるのはかなり先になる。

重症患者の中心は、高齢者だ。

なぜ、十分に警戒しているはずの高齢者が多数、感染してしまうのか。

厚労省にコロナ対策を助言する専門家組織は、現下の感染拡大について
「潜在的なクラスターの存在が想定され、感染者の検知が難しい、
見えにくいクラスターが感染拡大の一因になっている」と分析している。



この見えにくい“隠れクラスター”が高齢者への感染を広げているのである。

医療ガバナンス研究所理事長の上昌広氏はこう言う。
「第1波では、屋形船や昼カラなどに参加した高齢者が感染しました。

その経験を踏まえ、高齢者は宴会やカラオケを控えるようになりました。

その結果、第2波では、夜の街、若者が感染の中心になり、
重症者数は第1波より抑えられたのです。

第3波でも、高齢者は警戒を続けています。
目立つのは家庭、病院、介護施設、老人ホームなどで感染しているケースです。

共通しているのは、ソーシャルディスタンスができない環境で、
無症状の同居家族やスタッフから感染していることです」

いつになったら、第3波の出口が見えてくるのか。・・》‘'


注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



今回、医療ガバナンス研究所理事長の上 昌広さんより、
この見えにくい“隠れクラスター”が高齢者への感染を広げている実態を学んだりした・・。

今回、《・・第3波でも、高齢者は警戒を続けています。
目立つのは家庭、病院、介護施設、老人ホームなどで感染しているケースです。

共通しているのは、ソーシャルディスタンスができない環境で、
無症状の同居家族やスタッフから感染していることです・・・》


このような実態を知り、私は動顛させられたりした・・。

ソーシャルディスタンスなどと英語表示をしなくとも、
高齢者のだれでも判りやすい言葉で表現してほしい、と微苦笑したりした

私なりに解釈すれば、私の住む市に於いては、都庁に準拠して、
このような市民への信愛を呼び掛けている。



私は無力ながら国民のひとりとして、これ以上感染拡大はさせたくなく、
当面は自粛します、と幾たびも心の中で呟(つぶや)いたりした。


そして人出の少ない時に、自宅の付近にある公園、遊歩道を歩き、
体力の衰えを補いながら、歩いたりしている。




しかしながら祖父、祖母とお孫さんが同居しているか、
或いは頻繁に交流しているか、
そして日常生活でたった数時間でも共にすることが、多いのが実情なのでないか・・。

こうした親愛の交流を禁欲すれば、より一層、互いの心身のバランスが崩れる、
と危惧したりしている。

このようなことを思い馳せ、やるせなく動顛したりしている。
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今年の“新語”大賞の流行語「ぴえん」、なぜ女子中高生の心を捉えたのか、高齢者の私は初めて学び・・。

2020-12-01 07:47:48 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であるが、
昨夜、ヤフーより発信されているニュースを見ている中、

『 今年の“新語”大賞は「ぴえん」
    新型コロナ関連のワードも続々トップ10入り 
と見出しを見たりした。


我が家は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた一軒屋に住み、ささやかに過ごしている。


もとより息子、娘もいなく、まして孫もいないので、
何かしら世の中の風潮とか流行に取り残されることもあり、
ときおり私は微苦笑する時もある。

そして今回、《・・今年の“新語”大賞・・トップ10・・》って、

どのようなことなの・・と知的好奇心に負けて読んだりした・・。

この記事は、音楽ランキング専門雑誌として名高い『オリコン』の公式サイト【ORICON NEWS 】で、
11月30日に配信され、無断であるが転載させて頂く。




《・・『三省堂 辞書を編む人が選ぶ「今年の新語2020」』の大賞は「ぴえん」                 

2020年を代表する言葉(日本語)で、
今後の辞書に掲載されてもおかしくないものを発表する
『三省堂 辞書を編む人が選ぶ「今年の新語2020」』選考発表会が、
11月30日、都内で行われ、大賞には「ぴえん」が選出された。

「今年の新語」は、一般公募などで寄せられた候補の中から、
辞書編纂(さん)のエキスパートたちが選定。

選ばれるのは、あくまで「今年広まったと感じられる新語」で、
必ずしも「今年生まれた言葉」とは限らないため、
その年話題となった新語・流行語を決める『ユーキャン新語・流行語大賞』とは一線を画する。

トップ10には「リモート」、「密」などといった新型コロナウイルスにまつわる語も、
ランクインしていたが、「選外」にも“コロナ枠”を設けて、
「ソーシャルディスタンス」、「ステイホーム」、「クラスター」、
 「アマビエ」、「ロックダウン」、「手指(しゅし)」が選ばれた。



■『三省堂 辞書を編む人が選ぶ「今年の新語2020」』トップ10

大賞:ぴえん
2位:〇〇警察
3位:密
4位:リモート
5位:マンスプレイニング
6位:優勝
7位:ごりごり
8位:まである
9位:グランピング
10位:チバニアン
選外(コロナ枠):ソーシャルディスタンス、ステイホーム、クラスター、アマビエ、ロックダウン、手指(しゅし)



このようにベストテンが発表されていたが、
無念ながら『“コロナ枠”』系を半分ぐらい知っている程度であり、
世の中を隔てられている人々に属していると苦笑したりした。

しかしながら大賞を得た『ぴえん』ぐらいの意味合いを知らないと、
今年の大晦日(おおみそか)が訪れてこないように思い、

そして新年も迎えられないように思いながら、
こっそりとネットで調べたりした・・。




やがて日本経済新聞の系列の公式サイトのひとつ【日経クロステック】に於いて、
ITライターとして著名な鈴木 朋子(すずき ・ともこ)さんの寄稿文で、
『 SNSの流行語「ぴえん」、なぜ女子中高生の心を捉えたのか 』と題され、

2020年10月2日で配信されていた。

そして私は、鈴木 朋子さんの教えを乞うように記事を精読した。

《・・ SNSの流行語「ぴえん」、なぜ女子中高生の心を捉えたのか



「ぴえん」という言葉が10代の子どもたちを中心にSNS(交流サイト)で流行し、
今や定着した感さえある。

マイナビティーンズの「2019年ティーンが選ぶトレンドランキング」、
マーケティング会社AMFの「JC・JK流行語大賞2019(言葉部門)」で共に1位に輝いた、
女子中高生に大人気の流行語だ。

2020年上半期には、ぴえんが進化した「ぴえんこえてぱおん」が、
流行語にランクイン、人気の衰えを見せない。

ぴえんは、悲しいときやうれしいときに、泣いていることを表す言葉だ。
泣いているといっても、号泣ではなく、目を潤ませる程度である。

使用法としては「指を蚊に刺された。ぴえん」のように、
ちょっと情けなくて泣いてしまうようなときや、
「優衣がスタバおごってくれた。ぴえん」のようにうれしいときに語尾に付ける。

「ぴえんこえてぱおん」は、ぴえんよりも感極まっているときに使う。


SNSなどでは投稿やメッセージに
「#ぴえん」というハッシュタグにして付けることも多い。

2020年9月24日時点で写真共有SNSの「Instagram」における
#ぴえんの投稿は、11万件に達する。

ぴえんの意味を表す絵文字も人気だ。
目を潤ませて、眉毛が下がっている表情の絵文字で、
英語では「Pleading Face(訴えかける顔)」と呼ばれる。

米Apple(アップル)のiOSでは、2018年10月のバージョン12.1で追加された。

「ぴえん」に使われるiOSの絵文字
(出所:米Apple)
[画像のクリックで拡大表示]



☆広がりを見せる「ぴえん」の流行

「ぴえん」の流行は、言葉だけにとどまらない。

女子中高生は、絵文字をモチーフにしたクッキーを焼き、
「Instagram」に投稿している。

執筆段階で「#ぴえんクッキー」の投稿は、1000件以上だ。
コロナ禍で流行した「#おうちカフェ」とも相性がよかったのだろう。

ぴえんを題材にした歌もある。
アーティストの針スピ子による『「ぴえん」のうた』は、
童謡のような楽曲で、サビで繰り返される「ぴえん」のメロディーが耳に残る。

ショートムービー共有アプリ「TikTok(ティックトック)」では、「ぴえん」のうたを使った動画投稿が、
2020年9月24日時点で7万6000件を超える。

何かが壊れたなど悲しい事象を写した動画のBGMに、
使われることが多いようだ。



「ぴえん」のうたのショートバージョンは、
著作権フリーで公開されているため、ゲームにも使われた。

ゲーム開発を手掛ける、ただすめんが制作した「PIEN-ぴえん-」は
無料の3Dホラーゲームだ。

ぴえんの絵文字に黄色いカラダが付いている不気味なキャラクターに、
追いかけられつつ、ミッションをクリアする。

このキャラクターが出現すると、「ぴえん」のうたが流れるためか、
 2020年7月には音楽配信サービス「Spotify」の「バイラルトップ50(日本)」で
4位にランクインした。

ぴえんの流行に乗り、企業もぴえんをデザインしたTシャツ、缶バッジ、
有料スタンプなどを販売している。

例えばLINEの有料スタンプでは、言葉、絵文字とも、
ぴえんをモチーフとするスタンプが数多い。

女子中高生に人気の自撮りアプリ「SNOW」でも、
目がぴえんの絵文字と同様になり、
上からぴえんの絵文字が降ってくるスタンプを提供している。

メーク法にも「ぴえん」が取り入れられた。
アイドルグループ「NMB48」の吉田朱里さんが、
涙袋にキラキラしたラメを施す「ぴえんアイ」を提唱。

吉田さんは、若い女性に人気のコスメブランド「B IDOL(ビーアイドル)」のプロデューサーでもあり、
ぴえんアイに使えるメーク用品としてB IDOLの商品を動画配信サービス「YouTube」で紹介している。

ラメが黒目に反射することで、潤んだ瞳に見えるという。




☆SNSで使いやすい要素を含む

ぴえんは、なぜここまで流行しているのだろうか。
まず、半濁音を使っていることが挙げられる。

女子中高生は「彼氏」を「かれぴ」と紹介するなど、
半濁音でかわいらしく表現することが好きだ。

さらに、「ぴえーん」よりも短く、
押しつけがましくなりすぎないこともよかったのだろう。

次に、ハッシュタグにしやすいことがある。
女子中高生は、Instagramの投稿にハッシュタグを使って、
文章を付ける。

一般的にハッシュタグは、画像を撮影した場所や料理の名前など、
情報を付加するために使用する。

しかし女子中高生は、「#寝不足でむくんでる」、
「#雨で毛量終わってる」など、
自撮り写真への言い訳をハッシュタグにして書くことが多い。

そのときに「#ぴえん」と足すことで、自虐的な笑いを呼ぶことができる。

さらに、ぴえんの絵文字がアレンジしやすいことも人気の理由だ。
眉毛と目の特徴さえ捉えれば、スイーツや料理にも生かせる。

絵文字自体も人気があり、SNSに投稿する画像にも
絵文字をたくさんデコレーションする文化がある。

少し気持ち悪いけれどかわいい表情が、女子中高生の心を捉えたのだろう。

ぴえんは、半濁音を使った短い言葉、ハッシュタグ、絵文字と、
SNSで使いやすい要素を含んでいる。

女子中高生をターゲットにするのなら、こうした仕掛けが重要になるだろう。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



今回、ITライターとして著名な鈴木 朋子さんの寄稿文に導かれて、
『ぴえん』の女子中高生の多彩な活用を学び、ただ驚かされたりした・・。

私としては、孫世代のような女子中高生が、スマホを中核に、
LINEの有料スタンプ、写真共有SNSの「Instagram」、
ショートムービー共有アプリ「TikTok(ティックトック)」、
女子中高生に人気の自撮りアプリ「SNOW」など活用している時代に、
ただ驚き、溜息ばかりしている。

今回、せめて《・・女子中高生は「彼氏」を「かれぴ」と紹介するなど、
半濁音でかわいらしく表現することが好きだ。・・》、

初めて知り、「彼氏」のことを「かれぴ」かょ・・と微苦笑したりしている。
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