世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

言葉がありません。

2018年07月08日 | 日記

テレビをつけるたびに西日本豪雨の災害の犠牲者が増え続け、もうニュースを観たくないと思うほどです。

広島、佐賀、愛媛・・・・全て我が家にとっては思い出のある土地ばかりです。

皆さんもすでにご存知、私と夫の故郷は広島です。私は南区、夫は佐伯区。

佐賀は夫初めての単身赴任地、愛媛県今治は夫2度目の単身赴任地。

春、夏、冬休み、家族で夫の元を訪ね、共に過ごした懐かしい地です。

すでに両親も他界、広島にはもう家もありませんが、あの辺りはどうなっているでしょうか。

あそこ、ここと見知る地名が出てくるたびに心が痛みます。

 

広島は私が子供の頃は気候も温暖、地震も台風も滅多になく、豪雨の記憶もありません。

原爆という恐ろしい体験をしている街だけに、神様はその償いにこんな住みやすい街のしてくれたのだわと思っていました。

周囲を低い山に囲まれ、風光明媚な瀬戸内海に面し、海の幸、山の幸にも恵まれ、七つの川の流れる美しい街です。

人口も増えたため、近年山を切り開き、造成を重ねて家を建て、地盤が緩んできたのでしょうか。

もともと三角州ですので地盤は決して固くはなく、よって地下鉄も作れないのだと聞いたことがあります。

それでも、こんな大惨事がおこるなんて誰が予想したでしょう。

何故もっと早く避難を呼びかけることはできなかったのか?と私は疑問を感じます。

天変地異はどうしようもありません。

しかしそれにより引き起こされる被害は行政の力で前もって最小限に防ぐことができたのでないかしら。

多くの命があっという間に奪われ、いまだに数十名の方が安否不明です。何ということでしょう!

行方不明の方が、一人でも多く無事で見つかりますように!

また犠牲になられた方々のご冥福を祈るとともに、わが故郷広島の一日も早い再建と復興を、

遠く東京からひたすらお祈りいたします。

 




 




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