夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

思い付きでまた趣味の金属工作 Arriflex 編

2021-04-04 11:23:10 | Weblog
朝から奥方のセルボのタイヤを交換するつもりでいたのにすっかり忘れて、Arriflex 16S を見ていてあれが気に入らないので作り変える作業を始めていました。
タイヤ交換は急ぐわけじゃないから明日にしましょう。

金属工作で余った材料は捨てずにとってあるので便利です。高速切断機でカット。


穴あけです。


ここは M5 のタップを立てて


塗料と錆をきれいにして仮り組み。


昨日完成した作業台がさっそく役に立ちます。


これは銀ロウです。現役時代に使った余りが工具箱に入っていました。


この写真では火が見えませんがトーチであぶってロウ付けです。
銀ロウは流動性がいいのでうまく回り込みます。


3箇所のロウ付け完了。


これを何に使うかというと、Arriflex 16S のフードです。
前に作ったんですが精度がイマイチでレンズの真ん中からズレていました。


縦向きのアクセサリーシューに取り付けてある自作ステーは傑作なのでそのまま使いますがフード部は作り替えます。
今度のは平行関係が正確に出ました。


フード自体は前回アルミ板でしたが今度はこれを使おうと思い付きました。
壊れたビデオデッキか何かを分解した底板です。ボンデ鋼板だと思います。


いつ使うかわからないカメラですが乗りかかった舟、続きはフードの展開図を書くところから。
Illustrator で書けば何かと好都合です。

まだ時間があったので作業を進めました。
鋼板に展開図を書いて


金切りハサミで切り抜きましたが「これ、もしかすると剪定バサミか?」と思う程切れなくて大変。


次は折り曲げです。毎度のアングル利用の曲げ冶具で曲げてきました。


大体の形になりました。底面は強度を上げるため耳を折り曲げる予定です。

切り口が滑らかじゃないのは後でヤスリ仕上げします。

ヤフオクを調べたら Arriflex 用の蛇腹式マットボックスが出品されていて欲しくなりましたが、構造を見ると16S 用じゃなく 16BL 用でした。残念。
コメント
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