今日は HL-79E #7 号機の動作確認です。
初めに埃を払ってやりましょうね。
いつもの調整台に載せてあげます。
これも高価なカメラなので丁寧に扱われてきたようです。
ほら、これは2台の 79E のうち #7 です。
紛れもない 79E 。
レンズは HL-79 用です。コネクタが 6pin なのは残念。
この時代の Ikegami 放送用カメラは4連タリーが特徴です。"Ikegami "のロゴは 79D は" IKEGAMI" 。
電源とモニター出力を繋いで
設定はこれでいきます。フィルターは 1:100 C:5600° で。
電源を入れました。おっ、VF の画面が変ですね。垂直方向がつぶれています。
黄色のランプはホワイトバランスがプリセットの場合点灯します。
外部モニターにはちゃんとカラーバーが出ていますが。
VF は後で調べるとして生出しの画はどうかな。意吉祥の登場です。
モニターにまあまあの画が出ました。
AWB を "A" に切り替えてホワイトバランスを取りましたが正常にセットできました。
GAIN の 6dB 12dB も効くことを確認。
レジは要調整ですがこれはじっくり構えて本気でやらないと収拾がつかなくなるので後日。
外部モニターの映像が時折りちらつくのはこの切り替え器のスイッチが原因のようです。
では、VF の調整に掛かりましょう。本体から外してトップカバーを開きました。
ここに調整 VR が並んでいます。
適当に回して画面のつぶれは収まりましたが完全じゃありません。
そうだ、マニュアルに VF の項目があったはず。持ってきて開いたら調整方法があるじゃないですか。
回路図もありました。なお、他に分解方法の図解もあります。
正規の調整をしてみたいけど今日はやめておきます。
これは雑念を払って丸一日かけて取り組むべきでしょう。
正規の調整で収まらない場合は例えば電解コンデンサーから疑う必要がありそう、と素人の浅はかな考え。
年が明けたら調査開始です。
でも基本的には使えることがわかってひと安心。
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