夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

オードリー・ヘップバーン(1929~1993)

2005-05-01 21:25:49 | 映画
ベルギー ブリュッセル生まれ 
戦争中に数々の悲惨な死を見る

プリマに憧れ 戦争中もバレエを習い続けていた

やせっぽっちの背の高い少女は 舞台に出たのを契機に その容姿に目を止められ 映画女優になる

「初恋」「オードリー・ヘップバーンのモンテカルロへ行く」

何よりも「ローマの休日」
グレゴリー・ペックの相手役に抜擢され 初々しくお転婆で 気品ある美しさを失わない{王女}を演じきる

以降も大スターを共演者に得て 「麗しのサブリナ」「戦争と平和」「昼下がりの情事」「パリの恋人」「許されざる者」
快進撃は続く

興行的には?の「緑の館」だが それは創り手の責任(きめつけていいのか?爆)
オードリー演じるミステリアスなヒロインは美しい


ラストが切ない「尼僧物語」
もう信仰って何だろう キリスト教が何さ!って思いましたもの(バチ当たりな女です ハイ^^;)


「ティファニーで朝食を」
この時のジョージ・ペパードを見て 後に「特攻野郎Aチーム」のふざけたオッサンになることが 想像できるでしょーか!
最後の猫を捜すシーン 
オードリーのファッション
全て素敵です
(原作より映画が好きです)

「パリで一緒に」「噂の二人」

「シャレード」
もうイチ押し!大好き!

「マイ・フェア・レデイ」
大地真央が演じようが(栗原小巻さんもなさってましたが)
やはり この役は オードリーです
(ジュリー・アンドリューズさん ごめんなさい)
宣伝ポスターのオードリーの美しいこと

「おしゃれ泥棒」
ピーター・オトゥールさんとの漫才みたいなやりとり ただただ楽しい映画です
オードリー見てるだけで シ・アワ・セ♪

「暗くなるまで待って」
目の見えないヒロインに迫る危機
この映画にヒントを得て オリビア・ハッセー(ハシーとも表記)主演「暗闇でベルが鳴る」が作られました

「いつも二人で」


ショーン・コネリー様と共演した その後のロビン・フッド物語「ロビンとマリアン」

遺作は天使を演じた「オールウェイズ」


細く長い首と大きな瞳 今にも笑い出しそうな口許



もう2度と現れない存在
オードリーの前にオードリーは存在せず オードリーの後にも オードリーは存在しない

当たり前のことだけど あらためて そう 思います


キム・ノバク(1933~

2005-05-01 20:56:19 | 映画
金髪 女豹のような眼差しが印象に残る美女

「めまい」「媚薬」

ちょっとコミカルな面も見せた「モール・フランダース 愛の冒険」「空かける強盗団」


記憶違いなら申し訳ないが タイロン・パワーと共演した「愛情物語」


「殺人者はバッヂをつけていた」「フランス航路」「四十人の盗賊」「夜の豹」「真夜中」「ベベ」「プレイボーイ」「悪名高き女」「逢う時はいつも他人」


アガサ・クリスティ原作の「クリスタル殺人事件」は エリザベス・テーラーとの2大女優共演が話題を呼んだ


福井晴敏著「終戦のローレライ」講談社文庫

2005-05-01 01:10:11 | 本と雑誌
第二次世界大戦は終戦間際に ドイツから秘かに日本へ届いた潜水艦には秘密があった

その秘密は「しつこいアメリカ人」に追跡され 逃亡するために 捨てられたあるモノへ繋がる

日本人祖母を持つフリッツは妹を守る為 生き延びるため 心を殺して 戦ってきた

ローレライと呼ばれる秘密・・・・

ローレライを救いに行った若者は 心優しい 正義を胸に抱く人間でもあった
心が強いのだ

その若者に触れて フリッツも変わっていく

人間を生き延びるために食べたーという噂のある田口

弟に自殺された過去持つ艦長絹見

その潜水艦に乗り合わせるようになった者達は 皆何がしかの過去を抱えていた

やがて時代の大波と 個人の陰謀 大国の策謀が絡み・・・一つのあらがいようのない終結へ 艦(ふね)は運ばれていく

艦長は「希望」を残したかったのか

希望を託された者の生

時代の中で・・・よりよく生きること


今もこの世界のそこかしこで戦っている国がある 自分達の正義 大義を信じて

戦争というもの
戦いたいから戦うのではない

個人は国のために 家族のために 後の世が少しでも良い世界になってくれることを信じて 戦い死んでいく

過去の人間を その時代に生きていない人間が 後知恵で裁いていいのだろうか

平和な時代になったから 平和な時代に生きているから「昔の人間は」と ひと括りに 片付けて えらそうに御託を並べていいのだろうか?

私達は 両親から「こんなふうであった」と話を聞くことはできても 肌でその時代を知らないのだ

だから{嘘っぱち}しか書けない
嘘のドラマしかつくれない

時代を完全には再現できない

僅かなエッセンスでも 読んだ人間に 何かを感じさせれば・・・・・
その作品は「成功した」といえるのではないだろうか

国のためにー未来のためにーそう信じて死んでいった人間が多くいたことを 忘れてはならないー

そう思う