一歳五か月の幼児が自宅から誘拐されるが ほどなく見つかった
事件後被害の母子は 身を隠すようにいなくなった・・・
それから時間は流れ 院長の孫娘が襲われかかる
更に日を措いて誘拐された 犯人からの要求は 入院患者の命
同じ頃19才の少年が 誘拐されていた 彼は幼児の頃にもさらわれた事があった
二つの誘拐事件には不思議な接点があった
もしや狂言だろうか
病院内で微妙な立場にある副院長は 親として苦しみ娘を心配する 浮かび上がる真実は・・・
事件を追う刑事にも 他の関係者も 根は善人であることが 話の救いとなっています