夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

東野圭吾著「天使の耳」講談社文庫

2007-12-07 21:52:13 | 本と雑誌

東野圭吾著「天使の耳」講談社文庫
東野圭吾著「天使の耳」講談社文庫
交通事故をモチーフにした短編集

「天使の耳」交差点の事故で 兄が死んだ盲目の妹は 相手の運転手の言い分を覆す
彼女はいかに行動したか―

「分離帯」ある車の為に事故を起こして夫が死んだ
法律では その車の持ち主を罰することはできない
ゆえに妻は命をかけた・・・

「危険な若葉」後続車を運転する男に煽られ 若葉マークの車は事故を起こしてしまった
そして男は復讐される

「通りゃんせ」不法駐車している車の為に 狭い道で通れない―ってことは割りとある
その為に大切なものを喪ったら・・・
鬼と人の間で心はさ迷う

「捨てないで」不倫男女が車から投げ捨てた空き缶は挙式近い女性の目に当たる

不倫男の犯罪は その空き缶から崩れるのだ

「鏡の中で」事故について目撃者の話を聞きながら 何かがひっかかる

謎が解けた時― 男は一つの選択をする

警官だって人間なのだ

解説は作家の山崎洋子さん


おかずあれこれ

2007-12-07 18:07:13 | 子供のこと身辺雑記

おかずあれこれ
おかずあれこれ
おかずあれこれ
おかずあれこれ
水菜つかいきり献立
水菜 牛肉 豆腐 うどん すき焼ふうの濃い味付けの煮物
キンピラ牛蒡 キャベツ キュウリはスライサ―で切り ミニトマトのっけただけのサラダ すりゴマ入りのドレッシングで

お正月前は不自由しない程度に冷凍室も冷蔵室もスペース空けておかないといけないし
かと言って予定立てた通りのおかずを毎日作るマメさはないし

いつもと同じにと思いなから クリスマスの飾り付け 町の風景に目をやれば 急げ急げ―と背中を押されるような気分になります


た・・・食べていいのかしら

2007-12-07 12:35:12 | 子供のこと身辺雑記

た・・・食べていいのかしら
た・・・食べていいのかしら
た・・・食べていいのかしら
た・・・食べていいのかしら
ネットのお友達から届きました♪

手作りパスタセット

お部屋に飾りたいほど綺麗です

食べるのが 勿体ないような
なんか普通のパスタのレシピで料理しちゃ 勿体ないですね~

どうしましょう

まずは 一礼

有難うございました


夜食は胃に凭れないものを

2007-12-07 00:45:01 | 子供のこと身辺雑記

夜食は胃に凭れないものを
白菜を使いきった―と思ったら
また白菜を頂きました
キャベツ ほうれん草 水菜 大根

キャベツはサラダに使ったり お好み焼きに入れたり

少し娘が風邪気味なので 体が温まる中華ふう具沢山のスープなど

中華だしベースで 刻んだ白菜 人参 ハム 鶏ミンチをティースプーンで掬って入れて団子にしたの
有り合わせの具を入れます

あと少しの胡麻油 塩胡椒 醤油 砂糖で調味し
好みで生姜の絞り汁を入れたり 水溶き片栗粉でとろみをつけてみても

すり胡麻をたっぷり入れています

主人はこれをご飯にかけて 食べたりします

今ちょっと真似してみたいレシピは テレビで見た水菜をたっぷり入れたすき焼
余り具を入れず 殆どお肉と水菜だけ
それを卵の黄身でくるむようにして食べる
残ったお汁にはうどんを入れて煮込んでました


山本周五郎著「日日平安(にちにちへいあん)」ハルキ文庫

2007-12-07 00:05:36 | 本と雑誌

山本周五郎著「日日平安(にちにちへいあん)」ハルキ文庫
山本周五郎著「日日平安(にちにちへいあん)」ハルキ文庫
表題作の「日日平安」は映画 「椿 三十郎」の原作―らしい

この小説を元にして 黒澤監督が三船敏郎という稀有な役者を得て創りあげたのが 椿 三十郎と言うべきか

映画の何処かに原作のエッセンスは残っている

けれどこの小説に出てくる映画の椿三十郎にあたる人物は
ひどく若々しく 素直で憎めない人物だ

ほっとする終わり方をする

「しゅるしゅる」読みながら配役を考えている自分がいます
それも昔の大映映画で(笑)

気の強い尾上役は原作イメージなら万里昌代
相手役になる万之助は 市川雷蔵さんあたり―でしょうか
意地の張り合い 最後の笑って終わるドタバタぶりがいかにもおおらかです

「鶴は帰りぬ」好き合った二人が些細な誤解から―ああ じれったいねぇ―やれやれ
と おばさんは思うのでした

「糸車」産みの親か育ての親か
いじらしい娘心

といって それで 母なら諦めきれはできますまい
陰ながら 幸福祈るも母ではないかと

「こいそ」と「竹四郎」
という題です
竹四郎の飄々と見せて 実は先まで見通すように考えて それでいて相手をたじろがせるほどのまっすぐさ

明るくて終わるところも いいです

「あすなろう」最期にただひとつ 男のした家族を大切に思うゆえのこと
しかし皮肉にも その真心は通じなかった
男は檜に生まれ変わることが できるだろうか

編者解説を書いた竹添敦子女史には 「周五郎の江戸 町人の江戸」という近著があります

山本周五郎氏の命日は 2月14日
そうバレンタイン・デーです

覚えていたら クイズに出ないでしょうか