夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

白石一郎著「犬を飼う武士」講談社文庫

2007-12-25 21:02:57 | 本と雑誌

白石一郎著「犬を飼う武士」講談社文庫
白石一郎著「犬を飼う武士」講談社文庫
十時半睡(とときはんすい)事件帖シリーズ第四集

捨てられた二匹の子犬に自分が差している傘を 雨避けに与える優しい武士
後日 彼は子犬の為に小屋まで作っていた
それを見ていた娘は子犬に餌を運ぶうち
互いに思い合うようになるが―身分違い
家の事情で それぞれ別の縁談を受けよと責められて―「犬を飼う武士」

殿のご寵愛を嵩に 人の心を操る化け物のような若者 その為に二人の男が死んだ―「桜散る」

酒絶ちの祈願をした男 しかし新しいお役目は皮肉にも―「千本旗」

嵐の日 心配し駆け付けた態度が誤解され 逆恨みされた男 「暴風雨」

父と反りが合わず勘当されて町人として生きようと決意していた男は兄の死により 嫂を妻とし 家存続の為 武士に戻るが「勘当むすこ」

配下の者が死に 後家に今後の相談を受けたことから 半睡の息子 弥七郎は道を踏み外す
夫の浮気に気付いた夏は苦しみやつれる

半睡の決心は 「弥七郎の恋」

解説の石井冨士弥氏によれば このシリーズが最初に書かれたのは1974年(昭和49年)だそうです

私にとっては長嶋監督で最下位になり それまで巨人は強くて当たり前―と ごく普通に思っていたのが

巨人は強くなくては 優勝しなくては
巨人ファン以外は非国民よ!
と言うほどに巨人ファンである自分を過激に再認識した年でした(笑)

芸能界では 新・御三家(郷ひろみ 野口五郎 西城秀樹)
桜田淳子 山口百恵 森昌子 と人気のあった頃でもあります

著者は既に故人
2004年9月永眠 享年72才であったとか


黒豆♪

2007-12-25 16:49:50 | 子供のこと身辺雑記

黒豆♪
先日 畑でできたのを主人のお母さんに頂きました
昨夜 水に漬けておいて 朝 圧力鍋に 砂糖(控え目に) 醤油 塩(ごく少し) と共に入れ 高圧で火にかけます

例によってオモリが揺れ出したら 弱火にして1分間 火を止めます
後は圧力抜けるまで待ちます

圧力が抜けたら 鍋を換えて 味見して 砂糖を足したり 加減しつつ 少しだけ煮ます

圧力鍋で煮たのを味見して丁度良ければ 砂糖は追加しなくてもいいです
黒豆を食べると声が良くなるとか言います
これからの季節・・・新年会などで・・・カラオケ前には 黒豆食べて―なんて^^


クグロワ

2007-12-25 14:15:36 | 子供のこと身辺雑記

クグロワ
クグロワ
クグロワ
クリスマスのお菓子
さっきのに入れるつもりだったのに 指がすべったのに気付きませんでした
ドジ!画像確認すれば良かった・・;

ついでに猫の可奈

何か咥えて遊んでいます

髪の毛くくるゴムとか 紐状のものが好きです


カレー焼き飯

2007-12-25 13:44:30 | 食・レシピ

カレー焼き飯
カレー焼き飯
カレー焼き飯
カレー焼き飯
カレー焼き飯
今日のお昼です
冷やご飯がいっぱいあったので
ニンニク・玉葱・人参・キャベツ・ソーセージなど炒めて カレー粉まぶし ご飯入れて丁寧に炒めます
このあたり ガスとIHの調理方法の違いかも 焦げ付きにくい加工の32センチ直径フライパンを使っています

砂糖入り溶き卵を流し入れ ちゃっちゃっと混ぜます

サラダと帆立て入りワンタン中華ふうスープを合わせて

あ・・・しくじった 間違って入れた画像って消せなかったっけーー;


白石一郎著「観音妖女」講談社文庫

2007-12-25 08:09:04 | 本と雑誌

白石一郎著「観音妖女」講談社文庫
白石一郎著「観音妖女」講談社文庫
十時半睡(とときはんすい)事件帖シリーズ第2集

「老狂恋道行」 「逃げる女」
「奉行たちの宴」
「観音妖女」
「奇妙な仇討」
「女たらし」
「枕絵ざむらい」
「お蔵番」

収録

一度は隠居したものの 乞われて総目付の地位についた半睡の 温情溢れる酸いも甘いも噛み分けた裁き
扱うは老人問題 色恋沙汰 困った上司

現代社会と変わらない
苦笑しつつ 時には呆れて 人助けする半睡の姿に こんな上役いてほしい―と思うかも

解説は 磯貝勝太郎さんです


有栖川有栖著「マジックミラー」講談社文庫

2007-12-25 00:29:38 | 本と雑誌

有栖川有栖著「マジックミラー」講談社文庫
有栖川有栖著「マジックミラー」講談社文庫
マジックミラー
一方からは鏡で 反対側からはガラスになっている

向かい合っていながら―あなたの見えているものが わたしには見えない―

そんな魔法の鏡

推理小説作家 空知雅也には胸いたむ想い出の女性・恵がいる
奇しくもその女性の妹ユカリと再会して間もなく―恵が殺された事を ユカリから教えられる

恵の夫は空知の友人でもあった

柚木新一 彼には双子の弟 健一がいる

二人は入れ替わり それぞれにアリバイを作り 高額な保険金目当てに恵を殺したのではないか

そんな疑いを持ち探偵を雇うユカリ

しかし警察も探偵も 柚木兄弟のアリバイを崩せなかった

しかも 今度は柚木兄弟のどちらかが殺されたのだ

首なし 手首(指紋)なし
殺されたのは どちらの彼か?!

捜査は混乱する

たとえば愛する人の為に あなたは人を殺せるだろうか

犯人の一人の暗く思い詰めた気持ち

―決して許しはしない―

静かに見えて思い切った行動にも出られる 出てしまう男

再読です
最初に読んだ時の感想は もう思い出せません
登場人物の一人が その頃好きだった俳優と同じ名前でしたので イメージを重ねて読んだ記憶があります

本格推理小説らしい作品なのですが
うん そこで双子かよ!―って思う場面がありました
何処かは秘密です
いえ・・・読めば判りますって(笑)

解説は亡き鮎川哲也氏
この方の本は 母が好きでよく持ってました
ミステリ好きな方には読んでほしいです