夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

酢豚もどき

2008-02-10 19:30:17 | 子供のこと身辺雑記

酢豚もどき
豚の代わりに鶏肉を使った酢豚もどき
玉葱・人参・ピーマンは小さく切った生姜と炒めて 中華だし 砂糖 醤油 酒 酢 で味付けたスープで煮ます

鶏肉は卵 小麦粉 と少しの水が入った衣をまぶしつけ 揚げます

野菜の入ったスープの中に唐揚げを入れ 煮立ったら 水溶き片栗粉でとろみをつけて出来上がり


池波正太郎著「乳房」文春文庫

2008-02-10 16:56:58 | 本と雑誌

池波正太郎著「乳房」文春文庫
池波正太郎著「乳房」文春文庫
若い娘 お松は「(てめえを抱くのは)まるで不作の生大根を囓っているようだ」
そう言って自分を捨てた男が許せなかった

お嬢様のお供での店先で見掛けた自分を捨てた男の跡をつけ 酔って眠っているのを殺してしまう

歩き回り熱を出し行き倒れ 旅人に乱暴されそうになったところを 裏で女を扱う仕事をしている長次郎に救われる
面倒見てくれる男を世話され お松は江戸を去る

お松と暮らした男は盗賊の親方だった
手下に相応の金を持たせ 解散しようと最後の仕事を江戸でする為 お松とは別れる

お松は 長次郎の小間物屋を以前世話になった老夫婦の孫として手伝うようになる

店に倒れ込んできた男を介抱し やがて後添えになってほしいと見込まれる

このお松の様子と やがて鬼平と言われるようになる長谷川平蔵が平行して描かれる

お松は知らず 平蔵は節目節目の彼女を見て 事情も推察している

女は男で変わる
女は強い

男も女も無い 根のところが しっかりして 大切なところで辛抱できるか どうかだと思う

お松の中にある 沢山の良いものが 彼女に関わる人間をひきつけていったのだろう


柴田よしき著「窓際の死神(アンクー)」新潮文庫

2008-02-10 02:11:40 | 本と雑誌

柴田よしき著「窓際の死神(アンクー)」新潮文庫
柴田よしき著「窓際の死神(アンクー)」新潮文庫
柴田よしき著「窓際の死神(アンクー)」新潮文庫
「おむすびころりん」失恋した多美は痩せたら美しくなれると思い込み 昼は塩むすび一つ
それすら残す生活を続けていた

そんな彼女と目が合った男は 実は死神なのだと言う

あなたの身近な死 運命を入れ替えることができます

一人暮らしの部屋から 母親の暮らす場所へ帰った多美は―

「舌きりすずめ」自分が応募した小説が落ちたのに はるかにブスな同じ会社の女性が受賞したことから 何か心穏やかでなく会社を辞めた

そんな彼女の前に死神が現れ 命の運命の 綱引きをしている相手が存在すると話す

死神が本当に願っていることは 何なのだろう

優しく書き上げられた物語

読んで 嫌な思いをすることは ありません