夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

エレイン・ヴィエッツ著「おかけになった犯行は」創元推理文庫

2009-01-12 19:48:01 | 本と雑誌

エレイン・ヴィエッツ著「おかけになった犯行は」創元推理文庫
エレイン・ヴィエッツ著「おかけになった犯行は」創元推理文庫
中村有希・訳

「死ぬまでお買い物」「死体にもカバーを」に続くヘレンの崖っぷち転職記シリーズ第3弾

帰宅して夫の浮気現場に遭遇したヘレンはキレた

なのに判事の下した判決てば―

浮気した夫にもヘレンが懸命に働いて得た財産に対し権利がある―というものだった

夫がわざわざ浮気してヘレンの収入アップに貢献してくれたって―冗談じゃあない

ヘレンは夫の貢献により得られた―とされる仕事も社会的地位も捨てた

夫に見つからないようにコンピューターに記録が残る仕事にはつけない

だからろくな職場に行き当たらず 事件絡みで失業してきた

指が六本ある猫のサムと大家のマージョリ― 謎の隣人フィルのおかげで生活にも潤いがある

そんなヘレンは電話セールスの仕事中 女性が殺される声を聞いてしまう

駆け付けた警察は殺人現場を発見できず ―

ヘレンは殺された女性の為に 被害者と思われる女性の姉と調べ始める

創元推理文庫で訳者が中村有希さんなら未読の作家でも心配なし

間違なく面白いです

血の通った人間として登場人物を感じさせてくれます

夫に始まり男運の悪いヘレン

やっと安心印の男性を自室に招待できたようです


朝ご飯のおかずから

2009-01-12 14:19:57 | 子供のこと身辺雑記

朝ご飯のおかずから
朝ご飯のおかずから
朝ご飯のおかずから
昨夜煮ておいた煮豚
その煮豚の汁でこんにゃくも煮てみました

酢の物が好きになった長男に大根と人参と竹輪で

沢庵は主人の義母が漬けたものです

そのまま切ってと 切って水に漬けて塩抜きし 炒めて鰹節入れて煮て漬物の佃煮みたいにして食べます

自分用にはお粥

最近 なんか お粥があっさりして美味しいです


杉浦日向子著「お江戸風流さんぽ道」小学館文庫

2009-01-12 01:59:05 | 本と雑誌

杉浦日向子著「お江戸風流さんぽ道」小学館文庫
杉浦日向子著「お江戸風流さんぽ道」小学館文庫
小股の切れ上がった女
いい女の代名詞のような時代劇でよく使われるこの形容を明解に説明できるでしょうか

臆せずたじろがず堂々と実にあっけらかんとやってしまうのが 今は亡き杉浦日向子さん

図解して下さっています

江戸の人々の季節折々の暮らし

江戸とは何かという説明に始まり

時間感覚

交通

食生活

恋愛

江戸前の感性

実に楽しく語られています

自由でよく考えられていた江戸

モノを持ちすぎたがる私達

見習うべきことは 案外 多いかもしれません