軽快な音楽流れ 別に一頭の馬を連れた男が馬で旅している
男はサム クレイトン(ジーン ハックマン)頼まれて馬を運んでいる
その馬は苛酷なレースに参加することとなる
暗示的に工事中の線路や作業する男たちも映る
1100キロ耐久レースの看板も映る
汽車は進む レースは賭けの対象にもなっているらしい
特別列車にレース参加者が乗り込む 取材する新聞社の記者も同行
馬の乗り手 参加者たちは曲者揃いだった
紅一点のミス ジョーンズ(キャンデイス バーゲン)
サムの旧友でもあるルーク マシューズ(ジェームズ コバーン)
英国貴族
鼻っ柱がやたらと強い若者(ジャン マイケル ビンセント -まだ すっごく若い!)
その頃 サムは倒れている馬車を見つけ 倒れている馬を自由にしてやる
別な馬は死んでおり その横に心細げに立つ仔馬
遠巻きに狼の群れ
このままでは遠からず仔馬は狼たちに食べられてしまう
サムは仔馬に言う「ママは死んだ もういないんだ」
自分の馬に乗せて 仔馬も連れていく
途中に寄った牧場で 少年に「馬を持っているか」と尋ね 持っていないと知ると 少年に仔馬をやる
仔馬を抱き 嬉しそうな少年
別な牧場ではメキシコ人の男が妻子に別れを告げ レースに参加するために出発していた
ルートは自由 積荷は70キロ以上であること 必ずチェックポイントに寄ることなどのルールが レースにはある
スタートは午後6時
ジャン マイケル ビンセントには役名が無いみたいなので サムから呼ばれていた「若造」で通すことにします
この若造が最初はとんでもない悪ガキぶりで 髭剃りするルークから 英国貴族 じいさん(こちらも最後まで名前がありません)みんなに喧嘩ふっかけるような言動をします
で自分の力を見せつけると 連れてこさせたロバを殴って倒し 到着したサムにお仕置きを受けます
ルークも一緒にひと暴れ ルークのサムを表現した言葉「サム クレイトンは こよなく動物を愛し 女子供を守る男」
動物への虐待は サムには許せないことだったのです
じいさん 英国貴族など他の参加者も溜飲を下げるのです
実は早撃ちだったルークもその腕を若造に見せつけます
コバーンさん いいです♪
馬を運んでくるのが遅かったために サムは馬主さんから首になってしまいます
馬は大変良い状態で運ばれてきたのに
この馬主さん 勝つためならインチキ 八百長 裏工作も厭わない困ったお方のようです
最初は参加しないつもりのサムだったようですが レースに参加することにしたようです
旧友でわけありらしいルークはサムにカードで勝った金を「女を買う費用」としてカンパ
せこそうに見えて気前のよいルークさんです
レースの行程に店の女たち(娼婦)を連れて同行するやり手なマダムは 旧知らしいミス ジェームズと名乗る女性に言います「服役中の男のために人生の盛りを無駄にするなんて」
ミス ジェームズの夫のステイーヴは刑務所にいるようなのです
彼女の前進を匂わす言葉として「稼いでいけばいいのに お金貸すから」
レースが始まり ルークは英国貴族を助けたりもする
レースが始まり 8時間
メキシコ人は歯の痛み止めの飲みすぎで倒れていてサムに救われる
ミス ジョーンズが診ると 神経が出ていた
彼女が治療するという
サムはルークに歯にかぶせるにちょうど良い弾丸をもらう
他の参加者が出発するなか メキシコ人の世話をするサムとミス ジョーンズ
それぞれの事情を抱えレースは続く
ミス ジョーンズは襲われるが 歯の治療をしたメキシコ人が馬を連れ戻し サムが一人を殺して 彼女を救う
近道をしようとして逆に遠回りしてしまうルーク 熊が出て怯えた馬が川へ落ち 彼も追って飛び込む
一方 胸を抑えるじいさんは持病がありそうだった
最初は和やかなところもあったが だんだんレースの行路は厳しさを増す
馬を宥めていて ミス ジョーンズを罵倒する言葉を投げた若造は またサムにお仕置きされる
ミス ジョーンズは気にしていないというけれど
姿を見せないじいさんを探しに行ったサムは 彼の体の状態がよくないことを知る
休んでいた若造は 自分の前で刀構えるメキシコ人の姿にびっくり
蛇が若造の近くにいて メキシコ人は蛇を殺してくれたのだ
ある夜 サムとこれまでの人生を話しレースに参加した理由を言ったじいさんは そのまま死んでしまった
勝つために追い付こうと無理した若造の馬は倒れて死んでしまう
馬を埋めてやれー(ハゲタカなどのエサにしてやるな)と 若僧に言うサム
馬を埋めるうち若造は何か感じるところがあったのか これまでと表情が変わる
その夜 サムが口にした飲み物には 毒が 体に良くないものが入っていた
苦痛に身をよじるサム
馬が傷ついたり これまでもレースの厳しさにかなりな参加者が やむなく脱落していた
ミス ジョーンズは囚人が工事する線路に通りかかり 通行可のシルシを馬蹄につけてもらうが ここで!囚人逃亡に手を貸すのだ
囚人の一人は夫のステイーブ
彼女がレースに参加したのは 夫を逃亡させるためだったのだ
勝つ気は無かったのだ
不運にもやってきたメキシコ人が囚人に撃たれる
心配して駆け寄るミス ジョーンズ
あとから来たルークとサムも馬を奪われる
汽車が積んでいたパトロール用の車で奪われた馬を取り戻しに行くサムとルーク
ここで良い方に回り 二人に手を貸す若造
馬でダイナマイト持ち 二人の応援をします
この場面ってね おじいちゃんに(失礼 もしくは年上の身内)手を貸す孫のようです
ちょっと楽しい場面です
無事に馬を取り戻した二人はレースに復帰
で例によって近道のつもりで迷うルークとか それぞれの個性にあったレース運び
結果 最初にゴール近くに姿を見せたのはサムでした
馬に水を与え ゆっくりゆっくり進むサムはもうぼろぼろです
心配そうな若造
あとから現れたルークは まだ少し余裕があります
あとから来る参加者が 追い付きそうにないと見てとると 自分も馬から降りて サムと並び 一緒に進みます
二人同時に笑顔のゴール
悔しそうな名馬の馬主
他の人間たちは皆笑顔です
ルークは勝てない男だったらしいけれど 互いに大切な友人と勝利をモノにできました
この映画の情報あるサイトさん↓
http://ameblo.jp/sasayoshihiro/entry-10150268978.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%BE%E4%B8%B8%E3%82%92%E5%99%9B%E3%82%81
「宮廷の反逆児」1927年公開作の主演コンビはロマンスが囁かれていたがーリナ ラモンド(ジーン ヘイゲン)の妄想に過ぎず ドナルド(ドン)ロックウッドは迷惑していた
迫るリナから逃れる助け舟を出すはドン(ジーン ケリー)の親友コズモ(ドナルド オコーナー)
二人は子供の頃にダンス教室で出会った それから大道芸人として舞台にも一緒に立ち 映画会社へも一緒に入った
度胸のいいスタントが目に止まりドンはスターとなる
コズモは音楽を
ドンはパーテーイに出る途中に車がパンクし 群がってきたフアンから逃れて キャシー(デビー レイノルズ)の車に飛び込む
女優志願のキャシーは舞台俳優を賛美し 無声映画の俳優は 話もしないなんて影と同じーというような意味のことを言う
キャシーの言葉はドンの心をえぐり彼女への興味を抱かせた
パーテイのイベントでキャシーがケーキから出てきて歌って踊る
近づこうとするドンだが 逃げるようにキャシーは帰ってしまった
この時 ドンにぶつけるつもりのケーキを キャシーは誤ってリナにぶつけてしまう
これを恨みに思ったリナの為に キャシーは仕事をクビになる
ドンはキャシーを探していた
キャシーと再会したドンは 彼女への愛を歌う
他の映画会社がトーキーで成功をおさめ ドンのいるモニュメンタル映画会社も いよいよトーキー映画の制作に踏み切ることになるがー
リナは声も悪く話し方も妙だった
試写会では散々の出来
このままでは大失敗に終わってしまう
案じたドンとコズモとキャシーは いっそ映画をミュージカル仕立てに編集し直し リナの吹き替えでキャシーが歌うことを思いつく
社長にかけあい ゴーサインをもらった
そして映画は成功 しかし味をしめたリナはキャシーをずっと自分の吹き替え代役にしようと契約書をタテに訴えると 社長を脅すのだ
だが いい気になったリナが悪声で舞台挨拶に出ると その声 話し方に観客はうんざりし 歌うように要求した
リナの立つ幕の裏で歌うようにキャシーに強いるドン ドンの真意がわからずに誤解したまま「これでお別れよ」と言って舞台に立つキャシー
得意になり口パクするリナ
タイミングをはかり 社長 コズモ ドンはリナの背後の幕を巻き上げ リナの背後で歌うキャシーの姿が 観客に丸見えとなり 笑い声があがる
リナは舞台から逃げ出し キャシーも舞台を駆け下りる
ドンとコズモは舞台でつないで歌い 観客にキャシーを紹介する
本当の歌手 リナの声の吹き替えもした
リナの悪企みをくじくための作戦
そしてキャシーへの思いを歌う
ハッピーエンド
キャシーを家まで送ったドンが雨の中を歌い踊る有名な場面がある
コズモ役のドナルド オコーナーも達者な俳優で 大道芸人時代の場面の舞台でのジーン ケリーとの歌い踊り演奏する様子はとても楽しい
この映画で抜擢されたデビー レイノルズのみずみずしい美しさ
無声映画からトーキー映画への移行の舞台裏的ミュージカル
全編 笑わせながらも品がいい とても楽しくなる映画です
この映画について情報あるサイトさん↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%A8%E3%81%AB%E5%94%84%E3%81%88%E3%81%B0