夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

浅田次郎著「一路」(下) 中公文庫

2015-07-31 20:35:12 | 本と雑誌
一路(下) (中公文庫)
浅田 次郎
中央公論新社



殿様は熱を出し重い病になる 殿様の人柄に触れた医師は どちらが悪人かに気付き 殿様を救う側に回る

国元に親の決めた許嫁の薫がいる一路だが ある姫君に束の間 想いを寄せられる


将監の為に不幸な目にあった人間は他にもいた 野望のあるところ犠牲者が出る


将監は陥れて顧みなかった人間からの恨みの為に命を落とすことになる


一路は 自分の名前について思いもかけぬ解釈を教えられ 目の前が開ける気がする




病身の一路の母せつ

お殿様の正室すず

登場するモノは馬や鯉すらも考える


ほどよい笑いと哀しみと

真心を尽くした者が報われる希望と


一路は主人公の名前であるばかりでなく 人の生き方をも示している



解説は女優の檀ふみさん



BSプレミアムにてドラマ化されて 今夜より放送開始です


小野寺一路 - 永山絢斗

蒔坂左京大夫 - 渡辺大

佐久間勘十郎 - 藤本隆宏

小野寺惣十郎 - 梶原善

髪結い新三 - 忍成修吾

薫 - 松浦雅

スワ - 平祐奈

丁太 - 武蔵

半次 - 内山信二

栗山真吾 - 中島広稀

堀江与三郎 - 矢島健一

すず - ミムラ

伊東喜惣次 - 木下ほうか

空澄 - 上條恒彦

国分七左衛門 - 石黒賢

蒔坂将監 - 佐野史郎

浅田次郎著「一路」(上) 中公文庫

2015-07-31 20:19:20 | 本と雑誌
一路(上) (中公文庫)
浅田 次郎
中央公論新社



小野寺一路(いちろ)は19才 父親が火事で死んで 父親から役目について何一つ教えられることなくー知識もないまま 御伴頭の大役を仰せつかる


下男(したおとこ)の与平が焼け跡から見つけた「行軍録」のみを頼りに 江戸への参勤交代の準備を進めることになる

やがて父の不慮の死は お家乗っ取りの陰謀の犠牲によるものと知る


自分が産まれなければ跡目を継いだはずの叔父への遠慮ある殿様

一路と同じく 父親を殺された若者

旅の間にお殿様の優れた資質と人柄に触れて 忠義の心に目覚める武士たち


甥でもある殿様の命を狙う男の入る湯は言い伝え通り濁った

それを見て哀しく思う殿様

野心家将監は甥をうつけと呼び ことさらに貶めようとするが -

そんな将監に恩がある伊東は しんは悪い人間でないだけに 苦しんでもいた

文月よさようなら 葉月よこんにちは

2015-07-31 20:01:06 | 子供のこと身辺雑記
今年の1月にドジって会社で左足を骨折した主人 骨を固定するのにネジ2本とボルト1本を踵から入れてありました
ネジ2本は少し前に抜いて 残りのボルトを抜けるかの検査が今日
来週に2泊3日の入院で 抜く手術をすると決まりました

月前半は姑の眼科医行きと 私の病院行きと 長男の病院行き

それから主人の入院あり 
私の家の方のお寺さんが来られる日

主人の方のお寺さんが来られる日ー

それから伯母の初盆と(四十九日と納骨は 先日 無事に終わりました)



主人の検査と診察に入院についての手続きの書類書きなどで夕方までかかり 病院帰りに食料品買いに行って 主人とは姑の家で別れて
帰り道 入院で必要な品(新しい下着 着替え 主に衣料品など)も少し買ってきました

8月には来年博士課程へ進む長男の面接もあるから 理髪店の予約もとって

などと 色々予定を手帳とカレンダーに書き込んで

8月は市民税も支払に行かなきゃ

やることあったほうがーボケなくてーいいですかね^^;