夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

古い想い出など

2018-07-22 20:57:06 | 子供のこと身辺雑記
子供の頃に親に連れられて行った場所の記憶はいっぱい頁が抜け落ちた本のようです


母の兄(私からしたら伯父)一家が枚方近くに住んでいた時代がありました
大きな仕事が入って父が応援を頼まれて手伝いに行き

それで母が私を連れて その伯父の家に行って 枚方パークなどへ従妹達を遊びに行ったことも


それで覚えているのは伯父の家が線路沿いにずっと歩いて行った向こうにあったこと

その線路沿いを一つと五つ年下の従妹達と遊んだこと
伯父の家で眠る前に伯母が湯たんぽを入れてくれたこと


その頃 家では電気こたつ(足用)を使っていたので 湯たんぽはとても珍しくて面白かったのでした
まだ電気毛布などが売られる以前の昔の話です

伯母が湯たんぽに湯を入れる様子
そのあと布で湯たんぽをくるむ様子などは思い出されます

まだ赤ちゃんだった従弟が寝ていて


それから大阪の大きな動物園に連れていってもらって 駅前で「かぐや姫」の絵本を買ってもらったこと


暫くして伯父夫婦は離婚

伯父は祖母がいる石川県で暮らすようになりました



枚方パークで観たのだろう菊人形が怖かったこととかね
そうしたことは思い出せるのに その頃の伯父の家がどこにあったかは 思い出せません
家の近所の景色は思い出せるのに


子供の頃に行った場所
あの道はどこであったのだろうか
などと時々考えます

もう半世紀以上も昔のことで
どんどん記憶も薄れていくのですけれど

望月麻衣著「京都寺町三条のホームズ3 浮世に秘めた想い」(双葉文庫)

2018-07-22 20:36:48 | 本と雑誌
浮世に秘めた想い-京都寺町三条のホームズ(3) (双葉文庫)
望月 麻衣
双葉社





序章「忍ぶ想い」
第一章「歌舞伎美人の恋慕」
第二章「聖夜の涙とアリバイ崩し」
第三章「祇園に響く鐘の音は」

埼玉県から春に京都へ越してきて 遠距離恋愛の彼は親友と恋仲に 裏切られた思いとすっきりしたくてー
おじいちゃんのだった掛け軸を売って交通費を作り 埼玉県まで行こうとした真城葵は その失恋と動機を掛け軸を持ち込んだ店のオーナーの孫息子の家頭清貴に見透かされ
その店でバイトして交通費を稼ぐことにー



清貴は葵のまっすぐな感情表現に癒されることが多々ある
真っ当だがでしゃばらない そして素直な年下の少女を大切に想うようになる清貴
その心は清貴の祖父や父親には見えているようだが
肝心の相手には なかなか伝わらないようで

シリーズが進むごとに清貴の無器用さも見えてくる
その勝気さ 若い部分も描かれてくる

京都の観光案内としても楽しいシリーズです