なんとも元気の良い表紙と本の題が 書店で目に付きました
蕎麦打ちの名人と言われるおじいちゃんと 両親の離婚で祖父母と暮らすことになった大阪育ちの娘
地域密着信用金庫で働く青年
大阪育ちの娘の名前は春海
東京で働くこととなった母親は自分の両親に娘を預けます
ところがこの母親の紀子は 昔 旅館の息子の勇一との結婚式の日
他の男(春海)の父親へと走った
捨てられた怨みを今も忘れていない むしろ募らせている勇一
信用金庫に勤める勇太青年はそれに辟易
彼はさびれつつある寿老神温泉街を再び活気ある場所へとの計画を立てようとしている
なかなか曲者の横尾が認めてくれて やれやれー
なのに優秀で大手の銀行さんに勤める兄が 別な計画を持ち込む
地域を守りたい勇太
彼は どう動いたか
何よりもの財産の自然 美しい景色
若者の無鉄砲も広い心で見守る人生の先輩たち
みんなで力を合わせて!!!!!
群馬実業高校の蕎麦打ちサークルに春海は入る
蕎麦打ち名人と言われるおじいちゃんが 指導して
地域おこし
人が集まるのは祭り
そう 現在はひどい病気が流行って 様々な行事も中止となっています
けれど早くこの状況が終り ごくごく普通に季節の行事ができるようになるように
この小説のように 誰もがお祭りを楽しめる日を早く迎えられるといい
そんな気持ちで読み終えました
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ごめんなさい