夢見るババアの雑談室

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ほぼ身辺雑記です

アンソニー・ホロヴィッツ著「その裁きは死」 (創元推理文庫)

2021-03-08 20:20:22 | 本と雑誌

 

 

「メインテーマは殺人」に続くホーソーンを探偵とするシリーズ

離婚を扱う弁護士が殺された

凶器は高価なワインのボトル

シャトー・ラフィット・ロートシルト

(宝塚歌劇団 花組のショー「Sante!!」の歌詞にも出てきた銘柄です )

 

緑色のペンキで書き殴られた182という数字は何を意味するのか

殺されたリチャード・プライスは奇特にも死んだ友人の未亡人とその息子コリンの暮らしも気にかけていた

同性のパートナーは家をあけており

 

少し前 ある女流作家は店で居合わせたリチャードにワインをぶっかけ物騒なセリフを吐いていた

 

ホーソーンの本を書くために調査に同行する作家のアンソニーは 事件を捜査するロンドン警視庁警部のカーラに ホーソーンが得た情報は自分にも知らせるように脅されて

書店での万引き行為をでっちあげられる

 

リチャードを殺したのは誰なのか

そしてリチャードの友人も死んでいた

 

洞窟探検での不幸な事故

洞窟に入ったのは3人 出てきたのは2人

洞窟の中で何が起きたのか

 

「メインテーマは殺人」に続き またもや刺されるアンソニー

 

 

解説の中で大矢博子さんが書いておられますが

このシリーズは10作を予定されており その中で少しずつホーソーンの謎も明かされていくそうです