アホだ 男ってアホだーって ラストになるのですが
そこも作者の計算かもしれません
ここ数作 霞田志郎にちょっかいをかけていた事件の当事者操り型の 名探偵というより 事件を創りあげている感もある桐原
彼は家柄から男爵(バロン)と呼ばれていた
名探偵と呼ばれ 警察から事件解決への協力も要請される作家の霞田志郎は 漫画家の妹千鶴と共に 桐原の屋敷での晩餐会に招待される
他の招待客達は みんな桐原を殺す動機を持っているらしい
その晩餐会にさきがけ 家族全員と誰かが焼死する事件が起きていた
晩餐会の招待客の一人が死に 家族全員焼死事件との繋がりらしきものが見えてくる
屋敷に滞在中だった志郎は 桐原の死体を発見する
屋敷の家政婦の話と 桐原の企みと
あれこれあった最後は あらら~な事件があります
ま めでたいから いいか (笑)
くどくて自分の考えに固執し 自分だけが正しいと孤高の存在でありたがる桐原は ただの粘着質の我が儘男で その死に様を見ても賢い人間とは思えない
ただ気味悪いだけだ
己の教養の高さを鼻にかけ 他人への影響力を誇り
ひたすら嫌な奴なのだ
小さいうちに悪いことは悪いと お尻叩いてもらえなかったから こんな駄目人間に育ったのではないかーと思える
探偵は謎を解く
罪は償わなくてはいけない
悔い改めること
反省すること
名探偵の役割は 事件を解決し 快刀乱麻
そして人々に謎を整理して正しく並べてみせるのだ
謎を解くのが苦しいなら
犯人を糾弾するのが辛いなら
悩むことはない
考えることを やめればいい
探偵で無くなれば いいのだ
それができないなら
考え続けるしかないだろう
あまり体にさわらぬように、ご注意めされよ。
夢見サマの体調が心配です。
読書 最低一日一冊と思いつつ
体力落ちております
ありがと(^_^)v
気をつけます