私の記憶にある中で初めてではないかなぁ?お鏡餅の
カビを気にしないで、10日まで飾っていたのは。暖かい
御正月には3日でカビが生える。
例年はカビのせいで早く片付けるが、本当はいつ片付ける
ものなのか知らない。するとテレビを見ていた主人が、
10日に片付けると言っているよ。それならと一昨日片付けた。
固くなってひび割れたお餅は、毎年水餅にする。柔らかく
なって美味しく食べられる。冷蔵庫への保管のため
タッパーに入れた。昔の人の知恵は有り難い。
最後まで無駄なく食べられる。
我家と隣は同じ宗派なのだが、仏壇が全く違う。理由が
面白い。禅宗は本当は華美な仏壇ではない。でも祖父が
何でも賑やかで派手なことが好きだった。
祖父が特注して作った仏壇。私が高校生で学校が休みの時
だった。仏壇屋と言う人が「仏壇を作りませんか?」と
各家を回ってきた。胡散臭い話しである。
有るからと断ると「見せてくれ。」と。見た後「驚きました。
立派な仏壇ですね。失礼しました。」と。帰った後、「本物
の仏壇屋さんだったんだ。」と家族で笑い合った。
でも、これもいつか片付けないといけない。
我家は普通の禅宗の仏壇。金箔はない。
***
祖父の剛毅な話しは枚挙にいとまが無い。若い頃は馬が
大好きで、自分用に競馬馬を飼っていた。この近辺では
馬を飼っている人はいないので、大変目立ったようだ。
若い頃、隣村のお婆ちゃんから、「あんたのお爺ちゃん
有名だったよ。毎朝川に馬に乗って洗いに来ていた。つばの
広い麦わら帽子を被って格好良かったよ。」と言われた。
祖父に言うと話してくれた。特注のつば広帽子だった
らしい。お洒落だったので、背中は焼けても手と顔は
日焼けしたくなかったそうだ。手袋もいつもしていた。
初めての子供が生まれた時(早く亡くなった母の兄)、
鯉のぼり屋さんに、特別大きな鯉のぼりを作って貰ったが。
本当にこんなに大きくて良いのか?と驚かれたそうだ。
商売が大好きで、大きな漬物屋さんも自分が起こした。
国の御用商人にもなっていた。跡取りの事故死などで
漬物屋は止めた。浮き沈みも結構あった様だ。
母の若い頃は商売もうまくいき裕福だったらしいが、
私の育つ頃はそんなことはなかった。ただ、亡くなった後
祖父が使っていた古い金庫に、郵便局の保険証書が何枚も
入っていた。昔なので満期が5万とか8万のもの。
「どうせ担保にしてお金を借りていたから、価値はないわ。」
と母が言ったが、二人で局へ持って行った。すると驚いた!!
丁度数100万円の相続税の金額ほどになっていた。
長期に放りっぱなしだったので利子が付いていた。帰りの
車の中で、母と「良かったなぁ、有り難いなぁ!」と笑い
合って帰った。もう30年も前の話。驚く話はまだまだある。
それを黄な粉をまぶしたらおいしかったです。
最近はパックになったお鏡餅を買うのでそんな事も無くなりました。
今年は小さなパックを買ったのですが、
中からは小さな丸餅が2個だけは行っていました。
何だかわびしい今年のお鏡餅でしたよ。
有難うございます。
我家も買った年もあるんですよ。でも隣と家とで、鏡餅7重ね
必要なので、やはり作った方が良いと・・・・・・。
今回から1升だけにしたので、1時間で全て終わりましたよ。
私も黄な粉餅好きですよ!!
他にはバターとお醤油をかけてレンジチンしたり・・・・・・。