その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

縁起物

2018-10-11 06:55:34 | 新規就農

「目出度い」…これは、メバルです^^;

良いことがあるようにと祈り、祝うための品物。鰹節(勝男武士)にスルメ(寿留女)なるほど、そう言うことね^^;
心地よい夢から目覚めて一日が始まると、何か調子(銚子)の良いことが起こるような予感がしますし、家族が事故なく一日過ごせれば、儲けた日として考えれば、平凡な日々もありがたい。身の回りに事故や事件が多い世の中だから、平凡に生かされて(活かされて)いることに感謝すべきなのかも。
計算違いで大量に残った29年産米は、価格落ちはしますが米穀業者に引き取っていただきました。30年産米は、200gの計量不足で受け入れ拒否…あれまぁ、計量機で測っているはずなのに、打ち込む重量を間違えていたのでは不足も起こるわなぁ…これは差し米(お米を足すこと)でクリア出来る。日々、小さな事件が起こっておりますが、何とか乗り切っております。春に会社のリストラで職を失った長女『有季菜先生』も短期のアルバイトを見つけて来ました。多くを望まなければ、そこそこに生きてはいける。まぁ、これからも何とかなるでしょう。(何とかしなければならないのだけれど…。)
今年は、小事件が身の回りで起き過ぎる…事件の『招き猫』を飼っているつもりはないのですけれどね…ひとつひとつ、人との繋がりの中で何とか乗り切ってはおりますよ。最後に昆布(喜コンブ)で締める一年になればそれで良しとしましょう^^;

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ととの日

2018-10-10 06:56:36 | 新規就農

最近、魚釣りをしてないなぁ…。

魚を釣り上げる夢は「吉夢」なんだそうでありますよ。10月10日は「全日本釣り団体協議会」が定めた「釣りの日」なんだそうであります。(ホントにこんな団体あるのだろうか?)釣りに凝り始めると農作業が疎かになるため、自粛し始めて何年経つでしょうか…毎週のように出掛けていた釣りも、そして、釣り道具もホコリを被っております^^;
何よりも10月10日は、結婚33回忌…おっとっと、今年結婚記念日33周年であります。飽きっぽい性格の私としては、お仕事以上に長続きしておりますな。子どもたちが小さな頃は『ジュージューの日』と呼びまして、焼肉でお祝いしたものでありますが、体育の日も第2月曜日に改められて、休日ではなくなり、祝う家族の数も減ってしまいました。「結婚を前提にお付き合いを…。」なんて、古風にオッカーの両親にご挨拶をしたら、一気に結婚式の日取りまで決められてしまい、当の本人たちの意志とは別にお話が進んだような…気が付けば33年であります。最近は、披露宴などは行わず、ある日突然、「今日、入籍しました。」なんて報告に来る若い衆が増えております。お祝いを渡すタイミングも無いというか…披露宴などにはお金を掛けずに、別な記憶にお金を掛けているのかも知れませんけれどね。
そうそう、集落の『芋煮会』で、「お葬式はどうなるのかねぇ?」なんて話題になりまして、「家族葬で済ませました。」なんてことになるんじゃないのなどと答えた私…セレモニーホールのイベント化された葬儀にも、何か違和感がありましてね。
死んだ自分には分からないこと…どうぞ勝手に、お財布と相談してください。なんてね。さて、今夜は何でお祝いすることにしますかねぇ^^;

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おんぶにだっこ

2018-10-09 06:51:31 | 新規就農

何から何までお世話になって…

集落内のKさんが転倒事故で骨折…この秋、3件目の作業事故であります。何と今年は身の回りに事故の多いことか…私自身、もち米刈りをしていて、稲刈り機械の部品で目を突きそうになりました。(ほっぺの上部で留まったから良かったけれど…。)
まだ、稲刈りを2枚ほど残した状態なので、集落のTさんが、替わりに刈り取りを済ませてくれるとのことですが、独自のルートで米を販売している人だから、はてさて、お客様へのお届けはどうすることやら…この場合、命に関わる事故では無かったから、販売の心配もしてあげられますが、事故の大元は、コンバインの脱出作業だから、ひとつ間違えば…農作業従事者は、間違いなく高年齢化しております。
事故や病気で、農作業が出来なくなると、翌年のことはまずさておいて、仲間内で何とか対応してくれております。社長兼従業員の状態だから、大黒柱が動けなくなると、家族が替わりましょうという訳にもいきません。経営の規模拡大を目指しても、従事者が一人では、どこでも起こり得る事態ではあります。
困った時の「助け合い」…そんな雰囲気が残っている村社会にほっこりした気分になりつつも、個人経営の脆弱さに改めて気づく農家経営であります。「負んぶに抱っこ」では、他人に頼りきりでありますが、困った時はお互いさま…次の機会に何らかの形で返しましょう。ほんと、事故だけは気をつけないとなぁ。

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パンチ力

2018-10-08 08:01:23 | 新規就農

これは「里芋」…煮込んで「芋煮」

WBA世界バンタム級王者「井上尚弥」開始70秒でKO勝利。はやっ!
「パンチ力」…今朝はそんな話題ではありません。昨日は集落の芋煮会…公民館前で役員が芋煮鍋を作り、振舞うイベントでありますが、台風の余波で風が強くカマドで煮炊きできません。急遽、ガスコンロで作ることになりましたが、火力が足りなくてお湯は沸かないし、開始時間は近づくし…役員が10人も集まれば、味付けは様々、砂糖、醤油、酒etc.…それぞれの意見を聞きながら、味を整えますが、最後の結論は「何かパンチ力に欠ける味」何と表現したら良いのか?塩っぱくもなく、甘くもない、まぁこんなもんでしょう^^;
リーダー不在と言いますか、集まった役員がやらされ事業と思っていては、楽しいはずもない…が、総会よりも人は集まっているんじゃないの?集落のお祭り、レクリェーション大会(雨で中止)、敬老会、芋煮会、卓球大会と月一でイベントが続き、役員も大変であります。しかし、芋煮は完食…個性の無い、パンチ力に欠ける味付けでも、まずは成功の内でしょう^^;
我々の親の世代が、杖をつきながらイベントにやって来る。子どもたちの数よりもお年寄りの数が目立ちましてね…集落自体が高齢化していると感じた秋でありましたよ。

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計算違い

2018-10-07 08:00:19 | 新規就農

「バカマツタケ」の人工栽培成功…

兵庫県内の肥料メーカーが人工栽培に成功し、株価が急上昇しているとのことです。マツタケ類は、木の根に菌床が共生すると言われているので、人工の培地で栽培できるよになったとすれば…これは常識を覆したことになるはずですが^^;
さて、『夢屋家』の平成30年産米は、大幅な手抜きの結果、大減収でありました。夏の高温で籾殻が厚く、米粒が小さい。選別する網目を通り抜け屑米が非常に多いのであります。屑米は低価格で取引されますが、ひと回り小さい網目で選別をかければ、お徳用米に使えるお米も選別できる位の質の良さでありますよ。また、ヒエ(雑草)をそのままにしておりましたから、全体的な収量も落ちております。一年手を抜いた結果であります。(このことは想定内…計算どおりでありまして…。)
いやはや「計算違い」とは…『夢屋家』でこの一年お米を消費しなかったこと。庭先販売しているお客様の消費量も減っておりまして、大量の29年産米がまだ保管庫に残っております。家族数が減っているので、月30Kg以下に抑え、お客様分も控えめに保管したつもりですが、その計算が大幅に狂っております…秋の珍事?そう言えば、私自身の朝ご飯の消費量が格段に落ちている。農家がお米を食べていないのだからねぇ…どう処分しましょうかねぇ?

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角生えた?

2018-10-06 09:03:35 | 新規就農

「皆様の大切なひとときを…」

「よりすてきなものにしたい。そんな想いで、厳選した麦芽とホップの配合に工夫を重ね、…。」
ビール醸造家「藤村朋子さん」プレミアムモルツのお便り確かに届きました^^;
お中元に頂いたビールを今頃飲んでおります。「限定醸造」と書かれた缶に感激しながら飲んでおりますが、違いの分からない『オジSUN』であります。各社のビール風味の違いは少しは感じますけれど、ほとんど某社のおビールなので、それに慣れ親しんでしまっております。
さて、「カブトムシの角」のお話…名古屋大学の研究成果で、幼虫時代にある萎んだ袋のような組織が、さなぎになる時に膨らんで角の形になるとか。カブトムシのさなぎは、♂の場合は角の形が出来上がっているので、雌雄の判別は出来ますけれど…世に「角隠し」なるものが存在しますが、女は嫉妬に狂うと鬼になるとか?カブトムシの場合は、男の角の方が立派でありますけれどね^^;
我が家の角はどこに隠れてしまったのか?頭の中の萎んだ袋に隠されているのかも知れない…というよりも、角に膨らむ前に諦めと妥協という『発現抑制物質』で折りたたまれたままなのか?君子危うきに近寄らず。余計なことを書いて『発現促進物質』を放出させてはいけない。カブトムシの角かぁ…おビールひと缶で、お腹の中のイライラを抑えているとすれば、お安い『抑制剤』ではあるけれど、最近、ストレスが多いのよねぇ^^;

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農作業事故

2018-10-05 06:50:01 | 新規就農

今年は順調な滑り出し…が、泥濘む田んぼ

この10年間で一番遅い稲刈り作業…しかし、まだ稲刈りの済んでいない田んぼがある。カラ梅雨で「白乾亀裂」を起こした田んぼでさえも、秋の長雨でぬかるんでおります。徹底した手抜き作業で、今年の収量は大幅に落ちる見込み…これはこれで仕方がない。また、来年があると信じております^^;
稲刈りが終了し、ようやく『Aくん』のお見舞いに行きました。高所作業の転落事故で、手首を骨折し、一時期は指が動かなくなるかも?なんてお話も流れ、心配しておりましたが、手術後の彼の指は動く…まずは良かったよかった。ご近所の『Hさん』は、農作業中に左腕を巻き込まれたらしい。確か叔父の同級生だから、今年82歳を迎えた元気な農業者でしたが、来年はどうなるのでしょう。
毎年、機械の下敷き事故、巻き込み事故、指切断事故など、農作業中の事故のニュースが絶えません。ノーマルな作業であれば、農業機械の安全対策も取られているのですが、残渣詰まりや路肩の踏み外しなど、アブノーマルな状態での事故がほとんどのようであります。高齢者による農作業、疲れによる作業感覚のマヒ、建設現場の労働者の事故死より、農作業中の事故死の方が多いという現実。他人事ではないなと感じる自分。機械詰まりはエンジンを切って…頭では分かっていても、疲れたり連続作業で、その原則を忘れている自分もいる。新聞記事で見る事故が、今年は身の回りで起こっております。収穫の秋を迎え、事故が無いことを祈るのみでありますよ。

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ブドウひと粒

2018-10-04 07:40:24 | 新規就農

「シャインマスカット」でありますよ。

福岡市内で、陳列されたブドウをひと粒失敬して現行犯逮捕された困ったさんのニュースが…許される行為ではありませんが、「このブドウ美味しいのかな?」なんて、ひと粒食べたくなる気持ちは分からなくもない。(絶対しませんけれどね。)生産地では、ブドウもリンゴも、道路脇の園地にたわわに稔ってますから、手を伸ばせば取れないこともない…取らないのは、いけない事という理性が働くからでありますよ。
さて、昨夜は変な夢を見ました…大量の牛が死んでいる。牛が死ぬ夢は、財産を失ってしまう暗示とか。残念ながら失うほどの財産もありませんけれど。狂牛病、口蹄疫、鳥インフルエンザに豚コレラetc.家畜の伝染病に関するニュースを見て、遠い記憶が呼び覚まされたのでしょうかねぇ。
さて、本日はようやく稲刈りであります。ここ10年間で一番遅い稲刈りになってしまいました。ほとんど手を掛けず放置してしまった田んぼでありますが、とりあえず稔ってはおります。そう言えば、田んぼのイネ(米)を盗まれたという話は聞かないなぁ。(倉庫の調整された米が盗まれたというニュースはあるけれどね。)西部劇では、牛泥棒なんてありましたけれど、家畜が盗まれたという話も聞かない…手を伸ばせば簡単にというのがポイントですか?米もまた、手が掛かるということですかねぇ。さて、今年最後のひとがんばり…手抜きの結果はどうなることやら^^;

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顔ぶれ

2018-10-03 06:52:29 | 新規就農

「サルナシ」同じ果実ですからねぇ…

がんの免疫治療薬「オプジーボ」…高額な医薬品でありますが、適応する「がん」治療が寛解に向かうならばねぇ。本庶佑先生のノーベル生理学・医学賞の受賞は実にめでたい^^;
一方、いつの間にやら内閣改造が行われ、華やかさのない顔ぶれの記念撮影…良く知らない方々が並んでいらっしゃる。(失礼!出身地元では大喜びのことと思われますけれどね。)テレビで拝見するくらいで、庶民にはあまり関係ないから、新鮮さも感じないし、どこの出身なのか、どんな主張をされているのかさえわかりません。と言うよりも、前任の方々は何か成果を出したのか、いや、何の失敗もしていないのに何故変えられるのかさえも分からない改造であります^^;(身体検査は充分されていることとは思いますが、スキャンダルで階段を踏み外さないことをお祈りいたします。)
ノーベル賞受賞と閣僚人事を並べること自体に無理がありますけれど、どちらも発表されて、これはすごい研究をされ、はたまた、地元に貢献されている方々なんですねぇなんて改めて知ることになる。諸民にはかけ離れた存在ではありますよ。天気が落ち着かず稲刈りが進まない日々を悶々と過ごしておりますが、ようやく明日は稲刈りとなりそうであります。本来ならば収穫の喜びに湧いている頃ではありますが、以外に取れない(収穫量が少ない。)との声が聞こえてくる秋であります。

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さんまのワタ

2018-10-02 06:10:01 | 新規就農

秋の味覚…今年のお値段は?

台風24号(台風の目)は、午前4時頃、高畠町上空を通過したようであります。意外にも静かに訪れ、通過後に吹き返しの風に見舞われましたが、大きな被害は無かったようであります。(ほっと、胸をなで下ろす…ハセ掛けしたもち米は見事に倒壊しましたけれどね^^;)
朝早く起きて、連絡調整に追われたものの、月初めのこんな日は、意外と仕事の予定が入っております。夕方の『オジSUN』は、ヘロヘロ状態でありましたよ。(HeroHero…ローマ字変換ならヒーローなのにね。)夕刻、家にたどり着くと、庶民の味方「さんま定食」でございますよ。最近は、お頭付きのお魚なんて、シシャモかサンマしかありませんなぁ…切り身の魚がほとんどですからねぇ。
さて、サンマのワタ(内蔵)を食べるか食べないか…お子ちゃまは、骨があるだけでお魚は苦手といったところが当世風であるというか、ましてや内蔵なんてね、苦いだけと敬遠される方も多いのでは?まずは、苦い。いや苦味が美味しい。寄生虫が居るから気持ちが悪い。いや、人体に影響はない。ビタミンが豊富。いや、わざわざ内蔵からビタミンを取る必要がないetc. 好き嫌いで意見の分かれるところであります。焼き魚のお焦げは、がんの元…食パンの耳や唐揚げだって、揚げ過ぎは発がん物質があると唱える方だっておりますよ。好き嫌いの範疇であって、どちらでもどうぞ…私の場合…腹にしまったニガミを消すために、昨日はワタを食べました。その日の気分でありますが、美味しく頂くのが一番かと^^;

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