私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

信仰とは・・・

2022-10-07 22:03:41 | なんということはない日常

教団が元信者の会見中止要求 ファクスで、予定通り実施

高校の倫理社会の授業で「自分の思う神について短い文章をまとめる事」という課題が出た事があった。

今、この歳になっても真剣に神について真剣に考えた事がないのに、高校生だった私が何か考えがあるはずがなかった。しかし、課題を仕上げない訳にはいかない。

『いわゆる一神教については考えた事がないが、ただ神の存在を信じていない訳ではない。この世に存在するあらゆる物には神は宿っていると考えている。神の存在をうまくは語れないが、神を敬う心は持っている』多分そんな内容を書いて提出したはずだ。(今にして思うと『人知を超えた存在』ということを自分なりの言葉で書いたということだろう・・・)

子どもの頃、両親からだらしのない事や嘘をついたりすると「お天道様が見てる」と言われた事と八百万の神の考え方をプラスして書いたのだろう。一神教について考えた事がなかったから、苦肉の策だったと思う。

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何十年経った今でもこの事を覚えているのは、それを読んだ倫理社会の先生が「僕の考え方にとても似ているし、日本人はこういう考え方の人が多いのではないか」と授業中に皆の前で私の課題を読み上げたからだ。先生は課題を出す際に「参考に授業の際に使わせてもらうかもしれないから、読み上げられたくない人は、その旨記載する事」と言っていたらしいのだが、私は大事な事を聞き忘れ、書いたものを皆の前で読み上げられてしまったのだ。

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学生時代からもう何十年も経ってはいるが、残念な事に、私の考え方はあまり進歩はしていない。それでも、一連の報道を見て思う事はある。

最近は「まず宗教ということを感じさせない勧誘から始まる」との報道を見て、神を敬う心があるなら、最初にはっきり言えばいいのにと思う。はっきり言わない姿を「お天道様が見ている」と思うのだが・・・・