徒然雑感館

朗らかに艶やかに。

愛さるる花

2024年06月16日 13時35分23秒 | 日記

『ねえ、蓮司。またきょうも艶歌を詠んだの。聞いてね。愛さるる花を開いて見せるよう命じるあなただけど大好き。どう?』と艶っぽく微笑みながら妻(法子)は訊ねる。『ほほう。きょうもまた艶っぽい一首だね。御返しの一首を俺も詠むね。いつまでも眺めていたい聖垂らす妻の姿が美しいから。どうかな?』と俺は返した。そして、きょうもまた俺たち夫婦の『秘儀』へと移ろってゆくのである。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 水無月中旬の曇天の日曜日の朝 | トップ | 一週間の始まりの月曜日の朝空 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事