虎と龍の日記

昔の記事を読み返すと子供たちにちょっと優しくなれます。

オッパイ卒業計画

2005-10-19 08:05:48 | トラ君のこと
平成17年10月18日
この何日かオッパイをなるべくあげないようにしているからか、ホントによく泣きます
そろそろ1歳になるし、オッパイ卒業を目指して試練の時でございます。
来年の春には保育園に入ってもらうわけだし、その前に卒業しといて欲しいのよ。
入園と同時にやめたら環境変化とオッパイなしのダブルパンチはトラ的にはキツイだろうなぁという親心なのだ。

栄養的には3回の食事で取れているはずなので、ご飯の後のオッパイは
結構前からあげてなかったんですよ。
でも夜寝るときはずっとオッパイで寝かしつけていたのね。
そんなころ、トラが風邪ひいて水分補給のためにしょっちゅうあげていたら
寝るとき以外にも欲しがるようになっちゃって
また私もいつまでも出るもんだから・・・

今は夜中に泣いたとき以外はあげてません。
でも先日お風呂に入れているとき、オッパイ欲しそーに引っ張ったりして遊んでたの。
湯船で吸い付こうとしてお湯に顔つっこんでびっくりしたりね。
あぁ、オッパイ欲しいんだなぁってちょっと可哀想になっちゃった
本当はトラがオッパイを卒業するんじゃなくて私が卒業しなきゃいけないのかもしれないね。

孤宿の人

2005-10-19 07:36:00 | 本とか映画とか
思った以上に良かった
もともと宮部みゆきさんの時代小説は大好きで、それなりに期待していたけれど、
その期待を裏切ることなくっていうか、期待以上のものでした。
ハードカバーの上下巻購入はお財布を直撃するけれど買って損はない!

江戸時代は11代将軍家斉のころのお話。ところは瀬戸内海に面した四国の丸海藩。
不幸な生い立ちの少女ほうと元勘定奉行で丸海藩に流罪になった加賀守、
女引手(江戸で言う岡っ引き)見習いの宇佐、このあたりが主人公かな。
でも加賀様は下巻にならないと直接登場はしない。

クライマックスは映画にしたいくらいダイナミック。
神様を迎える儀式の時のかがり火とかラストの雷とか火事なんかは
読んでいて映像が浮かんできた。
誰か映画化してくれないかなー。
でも宮部さんの小説って映像化するとあんまり成功しないんだよね
模倣犯なんて「はぁ?」って感じの終わり方だったもんね

全体的に悲しいお話だけど決してそれだけじゃない。
宮部さんの時代物にある「もの悲しさ」満載。
かなりお薦めです