平成19年8月20日(月)
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週末はすこーし気温が下がり、やっと過ごしやすくなったと思いきや
またもや暑い日が続きます。皆様お元気でお過ごしでしょうか。
さて、ワタクシ妊娠36週に突入いたしました。
本来の予定日は9月13日なのですが、今回私は帝王切開での出産がきまってます。
8月30日が手術予定なので29日に入院、約10日間で退院の予定です。
前回帝王切開だったので今回もそうなんです。別に下から産むことも不可能ではないらしいけれど、
非常に低い確率ながら子宮破裂の可能性もあるんだとか。病院の方針なんだってさ。
このブログを始めたのはトラ君が離乳食を始めようかって頃だから、
トラ出産のエピソードはいまだ語られていないのよね
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それはそれは難産だったのだよ。
まーそう簡単には忘れられないけれど、記録としてここに残しておこうかな。
トラの予定日は平成16年10月21日だった(はず)んだけど、予定日過ぎても
一向に生まれる気配はなし。さすがに10日くらい過ぎてDrから
「入院して点滴して産ませようか」という話があり11月1日(月)に入院予定となりました。
ところが、前日30日の朝3時ころどうやら陣痛らしきものがキターッ
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6時過ぎまで自宅で待機していざ病院へ。このころはまだ全然余裕さ
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どうせ明日入院なんだからってことでそのまま入院したのはいいけれど
昼には陣痛は消えてしまったの
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それでも翌日には点滴して産ませる予定だったんだからってことで陣痛促進剤を経口摂取。
このお薬、1時間ごとに1錠を5時間くらい飲むんですけど、薬を飲んでいる間は
とても定期的に陣痛が来てました。
でもでも。薬をやめるとそれまで2~3分おきに来ていた陣痛が5~6分おきになりやがては10分間隔に。
夜9時を過ぎたのでそれまで回りで見守っていた両親はいったん帰宅。
旦那だけ居残りで病室に泊まることになりました。いちおう立会出産の予定だったのでね。
一晩中10分おき位で陣痛があるので痛くて寝られたもんじゃありません。
定期的に回ってくる助産婦さんは「明日だね~」と軽ーく流してくれます。
そして翌朝。「これで絶対生まれるけど、すっごい痛いわよ~」と脅されながら
点滴で陣痛促進剤を入れました。朝9時前だったかな~
どんなに早くても生まれるのは昼過ぎだろうってことで旦那は一度職場へ。
それからは陣痛との闘いですよ。分娩監視装置っていうんだっけ?あのベルトを
お腹に巻いてるのもうざいし、お腹&腰は痛いし、でもこれを越えなきゃ生まれないし・・・
とにかく2時過ぎくらいに旦那が戻ってきて、午後4時過ぎだったかな。分娩室に移動しました。
6時過ぎくらいに「はい、子宮口全開。いきんでいいよ~」って言われ
そのまま9時過ぎまで頑張ったんですよ。でも生まれない。
担当医じゃなかったからか「児頭骨盤不均衡って言われてない?」とか「赤ちゃんが大きすぎるとか言われなかった?」とか
分娩台の上でいきなり言われたりして
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「そんなんもっと早く言え~
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」とブチギレしてやりたかったがすでにそんな余力はなし。
結局、朝から点滴で陣痛つけてるから子宮の筋肉も疲れてるし、赤ちゃんの心音は元気だから翌日帝王切開にしようかってことになりました
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はやいとここの忌々しい点滴を外してくれ、帝切なら陣痛いらんだろ!陣痛止めてくれ!!とか思いましたが、
そんなことはできるわけもなく点滴はそのまま、手術予定のため絶飲食開始。
いきんだって生まれないんだからいきみを逃すんだけどこれが辛いこと辛いこと。
ほぼ一晩中眠れず陣痛と闘いましたよ。
翌日朝レントゲン撮ったり、心電図撮ったり・・・
そこへ担当医登場。「いや~生まれると思ったけどねぇ」とか言いながら
レントゲンを見つつ「このサイズなら教科書的にいえば生まれるはずなんだよー」だって。
なんでも最初に長く続いた微弱陣痛のせいで下向いて生まれるはずの胎児が上を向いているらしい。
んで、そのまま狭い産道に下りてきてしまったためにっちもさっちもいかなくなって生まれなかったそうな。
トラ君ったらおっちょこちょいなのねぇ
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予定以外の手術なので麻酔医がいない。なので午後2時から手術開始とかいわれ午前中いっぱい陣痛と闘い、1時過ぎようやく手術室へ。
麻酔をされたあとのあの痛みがスーッと引いていく快感は忘れられません。
手術中は意識あるし、麻酔医の先生とお話までできちゃう。
トラが出てくるのもわかったし、よわっちー産声も聞けました。
そして「大きすぎる」とか言われたトラ君の出生体重は・・・3832g
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出てこないわけだよね
んなわけで、今回は最初から帝王切開の予定なんですよ。
もうあの陣痛を経験しなくていいっつーのは気が楽だけど、
手術の後って結構大変なんだよね~