西やん中洲にいます。

西やん67歳、日々の出来事独り言

手術の思い出9 【麻酔が醒めた時】

2015-01-16 19:19:31 | 手術の思い出
『痛ーい 痛ーい 痛ーい …』
自分の声が聞こえてきて(本当にそんな感じ。他人事みたいな)麻酔から醒めました。

面白いもので、お腹の中も外も切ってるのに、痛いのはお腹の表面だけ。中は痛くない。

あれっ、体が動かない。顔と目を動かして確認すると、右手は板の様なものと一緒にベッドに縛られ、点滴がうたれています。左手はベッドに縛られています。更に両足もそれぞれベッドに縛られています。

無意識に傷口に手を持っていかないように。寝返りや暴れて、点滴が外れないように、両手、両足をきつく縛られていました。

その状況を理解するまで、しばらく時間がかかったような気がします。酸素のチューブと、胃から内容物を排出するためのチューブが鼻から入れられ、おちんちんには、尿を排出するためのチューブが差し込まれていました。

目覚めた時の私は、そんな状態でした。

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