これはちょっと私も危惧してたことなんだけど
棋士の渡辺明九段が
膝の痛みのために対局が続けられなくなり
持ち時間をかなり残して投了したそう
もともとは今年の初夏にフットサルでひざを痛め
手術予定になっていたのが
7月に藤井聡太王位に挑戦することが決まったため
手術が延び延びになっていたそう
わたしはフットサルのことは知らなかったけど
プロ棋士の皆さんは対局中はずっと正座していて
それが2日に及ぶこともあるし
もしかしたら練習中も正座をしてるかもしれない
すると
人生の中でものすごく長い時間正座を強いられ
膝は元々屈曲角度が140度で十分なところ
正座では160度とかなり膝に負担がかかってしまい
また上半身の重さがひざや足先にかかり
血流も悪くなるし
それが続くと膝周りの筋肉も硬くなりがちなのだそう
だから長時間の正座は本当に体に悪いし
それを対戦で強いられる棋士の方々は
本当にお気の毒だと思う
でも、これは決まりなのかしら?と思って調べたら
将棋の座り方にはルールはなく、自由なんですって
実際アマチュアの対局は椅子を使っていて
プロの方々は座り姿が美しいなどの理由で
皆さん正座をされているそう
でもね
正座はしびれるし
もし渡辺明九段のように痛みが出てしまったら
もう対極に集中することができず
ものすごく才能があっても
続けることができない
これってすごくもったいないことじゃないかなぁって思うし
病気などで正座ができない人は棋士を目指せない、みたいになったら
それも変な話
だから
そろそろプロ棋士の対局も椅子にして
集中力の切れないところで
更なる高みの打ち合いをなさる方がいいんじゃないかと
思ってしまうんですよね・・・
まあ実際どうなるかはわからないけど
健康を害してしまうようなやり方は
そろそろ見直した方がいいんじゃないかと
おせっかいなことを考えたわたしなのでした
遊びに来てくださって、ありがとうございました