kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

難聴

2016-10-31 14:44:06 | 介護
母は

もうずいぶん前から耳が遠い

テレビの音量もわりと大きめ

でも

会話は相手を見ながら話せば

話の内容や相手の表情などでおおよそ理解できており

普通の声で十分通用する

でも

先日実家に行った時

たまたま母が家の外の道を掃除していて

私の車が母のすぐ後ろを通過したにもかかわらず

全く気付かなかった

もちろんわたしの車は

ハイブリッドとか電気とかじゃない

普通にエンジン音がする車

それが

後ろを向いていた、というだけで

気配も何も感じなかったようだ


難聴については母も気にしていて

以前何度か耳鼻科の受診もしたことがある



その都度医師に補聴器を勧められたのだが

全くそれが気に入らない

なぜなら

母はしょっちゅう物をなくすから

お医者さんの勧める

ひとつ〇十万円もする補聴器を

なくしたらたまったものじゃない

たぶんそんな判断で

手を出しかねている

でも

先日の事で

私はちょっと不安

ただでさえ転びやすいのに

すぐ後ろの車にぎりぎりまで気づかなかったら

大きな事故になる可能性があるから

母は足の調子が悪くなってからは

かかりつけ医に近くをちょくちょく散歩するようすすめられている

それはとても大切

でも

近くのわかりきった道は

辺りへの注意もそこそこ

とにかく転倒しないようにするのが精いっぱい

そういうとき

きっと事故は起こるような気がする

娘としては

”頑張って歩いて、でも事故には重々気をつけて”

としか言えない

補聴器買ってあげる、って言ったって

きっと拒否されるのは分かってる

そういう点、母はとってもきっぱりしている

なので

とりあえず口酸っぱく注意を促して

様子を見守る

それでいつか本人が納得したら

補聴器のお世話になる日が来るかも


年々いろんな心配が出てくるけど

事故だけは本当に気をつけてもらいたい

そして

母らしい生活ができるだけ長く続くよう

娘にできることは

祈ることだけ

悩ましいことがどんどん積み重なってく

介護生活なのでした~

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