先週の土曜日、少し早くスタジオを閉めさせてもらい、花火大会に行ってきましたよこの日は、川越近隣の朝霞・狭山・上尾でも花火大会があったのですが・・・私達は、寄居玉淀水天宮祭の花火大会へ
← ぼんぼりと提灯で飾られた5艘の舟山車が荒川の水面に優雅に浮かび、背後の鉢形城址から花火が打ち上げられます水天宮様への奉納の花火です・・・ありがたや~
← 城山をバックに打上げられる大花火と川面に映える万灯の構図はとっても風流ですね「関東一の水祭り」と呼ばれているそうですよ
花火の写真を撮るのは難しい・・・だから後は観るのに集中
割と近い、対岸の山の上から打ち上げられるので、花火が大きくて高くて、音や振動も迫力があって・・・・決して派手ではないかもしれないけど、私達はとってもウキウキ気分になり、充分満喫しました
次の日は、国立新美術館へ(あっ、もちろん行ったのはワタシだけ)
← バレエリュス展とオルセー美術館展の二本立て両方とも音声ガイドを聴きながらじっくり見てきましたよ
バレエリュス展は、伝説のバレエ団・バレエ・リュス(フランス語でロシア・バレエの意味)で使用されたコスチュームやデザイン画などを楽しむ事ができますこれを着て踊れるのかしら?と思わせるようなものもありましたが、それぞれがとても手の込んだ芸術品でした。
バレエ・リュス主催者のディアギレフは、情熱に溢れた、勇気のある革新的なディレクターだと思いました彼は、素晴らしいダンサーや演目だけでなく、衣装・舞台装置・音楽までにもこだわりました。ダンサーで有名なのは、ニジンスキーですね(写真だけで映像が残ってないのが残念)。また、ストラヴィンスキー・サティなどの音楽家だけでなく、ピカソやマティスやローランサン、コクトー、シャネルなども積極的に取り込み、まさに華やかなる総合芸術脱帽です
オルセー美術館展は、オルセー美術館が所有する84点の印象派の絵画を楽しむ事ができます。(詳しい構成はコチラ→ http://orsay2014.jp/highlight.html)
印象派と呼ばれる画家たちが、何を打ち破ってどんな自由を求めたのか・・・。それまでの絵画と比べ何が新しいのか・・・。やっとわかりましたぁ描き方だけでなく、描く題材も革新的だったのですねぇ~今では普通だと思う事が、ここで打ち破られたのかと思うと、より楽しめたような気がします。「今、この瞬間を表現する」「美化せずに、ありのままを表現する」「自分の心の中が感じたまま、対象を表現する」・・・当たり前のような事が当たり前ではなかった時代。想像すると、面白いですね
← 合間はこのカフェで一休みしてました。空調が寒かったので、外のテラスで暖をとりました空間が広くて気分がよかったです
花火に美術館に・・・夏休み前に、バッチリ夏休み気分を味わってしまいました