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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

渡辺かづき先生とのレッスン240

2025-02-27 08:03:50 | ピアノ

    何だか気ぜわしい日々が続く内に、レッスンの日になってしまいました。

    気ぜわしさの中、モノをどこにおいたか直ぐ忘れて探して時間をとられたり、お風呂の水を入れていて気づいたら溢れていたり。人の名前がふと分からなかったり。ピアノでも、ちょっと練習をサボると、すぐ指がミスタッチをしてボロボロに・・・。

    そして、運悪くレッスンの3日前に台所で指を切って、小指が2日間つかえず練習できなかったので、レッスンの前日の夜からちょっとコードの理論を復習したり・・・(さて、指もよくなって、よしレッスン直前練習をしてから~)と思った時間に突然来訪者が来たり、宅急便が届いたり、メールを書く用事ができたり・・・そうなんです。またもや今日も練習がたりない、お決まりの弁解からスタートのレッスンでした。

    最初に弾いたのは、eco music に収録の先生のオリジナル曲”Lost Tribes"。渡辺かづき先生とのレッスン163 と、渡辺かづき先生とのレッスン164で、約5年前に練習したたことのある曲でした。複雑なコードがなく、素直に短時間で昔弾いた調子を思い出せたので選んだのですが・・・当時と同じで、どこに戻るかちょっと迷いやすく、コードを一部左手を譜にせずそのまま先生に頂いた状態で作った譜だったので、音を間違うこと多々あり(汗)。 ちょっと恥ずかしい演奏でしたが、先生は「こんな曲もありましたねぇ。忘れていました。先はこんなだったかとか~思ったりしましたよ」との感想。私の不出来は、先生の懐かしさを刺激したことで、多めにみて頂けたようでした。

    特にそれ以上のコメントはなく、思えば前回も初心者で2回のレッスンで終わったので、大きな間違いはなかったようで、次の曲へ。

    2曲目は、これもeco musicに先生が書き下ろした昔の曲で、ただ、私が弾くのは初めての”After the Rain"の2回目。前回がイントロ1と2だけ、そして今回はA、B、Cまで。この曲は、先生の突っ込みどころがいっぱいでした。

   「イントロ1は問題なかったですが、調子が変かしたイントロ2あたりから、音が違っているところありましたね」のご指摘。実に、この部分、右手だけでなく左手がけっこうメロディーになっているあまり経験してこなかった「頭の体操」のような構成でした。

    頭の体操が十分できなかったために、頭では理解できてもいざ弾くと、右がちゃんと弾けると左が疎かになり間違えるという繰り返し。「先生、脳トレみたいでココは難しいんです」と嘆くと、先生の反応は、「・・・」それでも、何回か黙々と弾き直している間に、どうにか?少しはマシになり先へ。

    しかし、次のAに入っても、「音が早く出過ぎているところがありますよ」と、またもや、よく受ける注意喚起。(カウントも不得意なんで、うっかりすると外してしまうんですよね。ふ~~~っ)。なかなか手強いです。

    Cの最後のフレーズではさらに苦戦。何回やっても付点音符がうまくノレず。課題が多いです。考えてみると、こういうリズミカルな感じの左手でも「ターアタ」というように弾いた曲は少ないような・・・。トホホ、練習してきます。 次のレッスンまでに新しいDにいけるかどうか。 先生に「先も長いし多難です」というと「けっこう繰り返しが先は多いから、そんなでもないですよ」とあっさり。

    そして、3曲目は、前回弾こうかと思いながら止めたT.Langの”A Star TO My Father" ゆっくりで静かな曲です。但し、アドリブでは急に饒舌に流れるように細かく速く弾くところもあって難曲です。ただ、流れるようなところは、正直私には難しく、今回はこの不思議な音を味わいながら、アドリブのためにT.Lang書いたコードと最初の譜のある部分を付け合わせて、そのコードの読み方や、とくに頻繁にでてくる Gsus Esus などの和音の弾き方の確認。 3段目の” B♭ half diminish/E"、”B♭diminish 7th”について、昔最初のころに頑張って、そして既に忘れている「音楽理論のワークブック」(北川祐:編著)56,57頁で復習。

    susは△トリアードの3番目の音のかわりに4番目の音を弾く。

     half diminish コードは、Cmのコードの時に♭5にするコード 

     diminish7th コードは、half diminishに加え7thの音のB♭もさらに縮めてAにかえたコード。

    C→Cm(♭3)→Cm7(♭3、♭5)→Cdim7(♭3、♭5, 7thの音B♭が下がってA)となるコード。どんどん、印象が暗くなっていく。

    作曲する人は、クラシックの人とか、このT.Langのように、頭にまず曲があって、それを譜に書いて、あとでコードに当てはめて書いていくと、こんなコードになる。でも、先生はコードがまず頭にあって、そこから曲を考えて行く。という話があって、なるほどなと納得。

    でも、T.Langの曲の作り方が実にユニークで、アドリブを少しCDからマネして弾いていくと、音楽のラビリンスの中に紛れ込んだようで、難しいけれど、とてもたのしくなりました。

 

     

 

 

      

 

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