昨夜は、寝る時間がかなり遅くなり、1時を回っていました。
寝静まった時間の空はどんなだろう?と、寝る前にベランダに出て見ると、冬の星座達が南空を占領中。オリオン座が張り出して、いつも見慣れない星が沢山見えて、空から降ってきそうな勢い!驚いて庭に出てみると、最近街灯が下向きのLEDに変更になったのも幸いしているのか、空がとんでもなく賑やか。まるで、星のお祭りのようでした。
いつもなら、オリオンの4つの星の中に、3つ星がならび、冬の大三角のシリウスとプロキオンが見えて、ふたご座のカストルとボルックス位が見えて・・・なんて感じですが。
なんと、昨夜はM42が私の悪い目でも見えるし、おうし座のアルデバラン以外の小さい星や、昴までもよく見える! オリオン座の下にも何か小さい星がたくさんいる・・・
こうなると、もっと下の方までみたくなります。もう頑張るしかないでしょう。コートを羽織って、近くの私の得意の星見ポイントの駐車場に行くしかありません。寒いので、車にのって出撃。
南空から天頂にかけては賑やかそのもの。あの明るい木星ですら、一人主役を決め込めない程、いろいろな星が自己主張。星達が溢れて、空から降ってきそうでした。
低い空まで見える場所なので、オリオン座の下にいるうさぎ座、冬の大三角のシリウスのいるおおいぬ座を構成する星達もくっきり見えました。くじら座、魚座の星も見えていそうです。
そして、北の空を振り返ると、地面から沸き立った入道雲のように、北斗七星が怪獣が頭をもたげたように下から大きくつき上がって見えました。でか~~~い!
その怪獣が見ているのは、カシオペアのWが、斜めになって見えました。これも、でか~~~~い!
西空はやや寂しげでしたが、東空からは、しし座のレグルスとかが上ってきているようです。他にもウミへビ座の星が見えているようでした。
冬は寒いけれど、千葉でもこんなに星が見えてしまうのです。凄いですね~。
明るい街灯の下を歩いて帰宅して、明るい電気の家の中で過ごして、そのまま寝てしまっては、この空の素晴らしいショーを見過ごしてしまいます。
秋の星座はやや寂しげですが、夜遅く12時を過ぎて寝る時は、寝る前に、ちょっとだけ窓やベランダから夜の空を見上げてみませんか?
空からいつも私達を見守ってくれている星達に、ちょっぴりお休みのご挨拶。楽しいですよ!
*明日16日の夕方の日没後、注目です。
今月の惑星で紹介したように、うまく低い空が晴れていれば、生まれたばかりの細い細い三日月の横に火星が並びますよ!!!!!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます