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アニメ「きみの色」の音楽選択について

2024年09月10日 | アニメ
「きみの色」という繊細な青春アニメ映画において、音楽の選択は非常に重要な要素です。しかし、この作品の音楽選択には少し疑問が残る部分がありました。
ミスターチルドレンの起用
映画のラストシーンでミスターチルドレン(通称:ミスチル)の楽曲が使用されていることに違和感を覚えました。これまでのバンドアニメの多くは、作中のキャラクターたちが演奏する楽曲がオープニングやエンディングテーマとして採用されるのが一般的でした。
「けいおん!」や「ガールズ・バンド・パーティ!」などの作品では、キャラクターたちの演奏する楽曲が作品の魅力を高める重要な要素となっていました。そのため、「きみの色」でも主人公たちが作り上げた楽曲が使用されることを期待していました。
商業的な側面
ミスチルの起用には商業的な理由があることは理解できます。知名度の高いアーティストの楽曲を使用することで、より多くの観客を呼び込むことができるからです。しかし、作品の世界観や主人公たちの成長を考えると、彼ら自身の楽曲を使用する方が物語の締めくくりとしてより適切だったのではないでしょうか。
制作陣の意図
この選択には、山田尚子監督とプロデューサーの川村元気さんの間で意見の相違があったのかもしれません。芸術性を重視する監督と、商業的成功を目指すプロデューサーの立場の違いが、この決定に影響を与えた可能性があります。
まとめ
音楽選択は作品の印象を大きく左右します。「きみの色」のような繊細な青春物語では、キャラクターたちの成長と密接に結びついた楽曲を使用することで、より深い感動を観客に与えられたかもしれません。ミスチルの楽曲自体の質は高いものの、この作品の文脈では少し場違いな印象を与えてしまったように感じます。

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