てんもく日記

ヒゲ親父が独特の感性で記録する日記。このブログがずっと未来に残るなら、子孫に体験と思いを伝えたい。

ブラオイラ#276(街道をゆく⑳加賀動橋編)

2018年07月01日 20時26分00秒 | 【ヒゲ親父】ブラオイラ
旧北国街道「街道をゆく」もいよいよ最終盤に入りました、あと2回くらいですかね。

実は当初⑳までの予定でした。
なぜならば①とか②の記号が⑳までしか表示できないから。

う~ん〇枠の21以降がない、困ったのぉ・・・
まっいっか。


さて今回はここから、



まずは味方の本
щ(゚ー゚щ)カモーン!

赤矢印からスタートです

動橋川。


動橋大橋を渡ると左手に石碑があった。

松尾芭蕉の句碑かなと思いきや、どうも違うので紹介しない
(冷たいオイラ・・・



特徴ある屋根の古民家は造り酒屋さんのようです。


旧街道はその前の道を右折する。


その交差点左に石標があった。

金澤市元標十一里十二町とある。

裏を見ると

熊坂県堺三里二十四町だ。

越前国との県堺までもう近い。

右折する前に、正面のお寺に寄ってみよう。


篠生寺。


このあたりはやっぱり蓮如上人ですよね。


おや?

蓮如上人御旧蹟 ちまき笹の霊場 とある。

蓮如上人伝説がある。
ちまき笹伝説・・・蓮如上人が動橋を訪れたとき一夜の宿を求めたところ断られた。そのとき作っていたちまきを1本所望したところ意地悪な事に笹の葉に石を包んで差し出されました。蓮如上人が「この笹から青葉がでたら宿をたのみ申す。」と念じたところ根が出、青葉が茂ったそうです。

蓮如上人の伝説は北陸各地にありますからねぇ。


さて旧街道を進もう。


ぐっ


おっ氷室饅頭ですね、金沢の行事菓子がこの地でも販売されてます。

今日は7月1日氷室の日です。

氷室・・・
夏七月一日、金沢では「氷室の日」と呼ばれおります、毎年冬の間に降った雪を氷室に貯蔵し、夏になると氷室を開き、雪を切り取り、桐の二重長持ちに入れて江戸の徳川将軍へ献上していた。
五代藩主綱紀公の頃、金沢市近郊や市内に多くの氷室が設けられ町民も氷を食する事が許された。しかし夏の氷は貴重品で、主に目上の人への贈答品などに使われ、庶民が食することは大変だったようであります。それで氷の代わりに麦で作った「氷室饅頭」を食べて無病息災を願う習慣だけが現在でも残っている。
現在は六月末に氷室から切り出され、石川県知事、金沢市長、加賀藩下屋敷があった東京都板橋区、目黒区に贈呈されている。


味方の本、再度
щ(゚ー゚щ)カモン、カモーン!

ここは旧街道が線路により途切れてしまっているのだ。

ここ。


地下横断歩道に入る。


壁に描かれた絵は、例のちまき笹伝説だ。


反対側に出た。

こんな感じでかっては道があったんだろう。


さて進もう。



左手に


出ましたね。


再度再度の味方の本щ(゚ー゚щ)カモン、カモン、カモーン!


一里塚はわかるけど、都もどり地蔵って何だ?

帰って調べてみた。

都もどり地蔵・・・
鎌倉時代初期の歌人西行が、西住と共に諸国行脚を行い、大聖寺川上流西住村に滞在しその渓谷の美を愛でたという。
やがて西行が都に帰るとき二人が別れたのがこの附近と伝えられている。終生の師弟、西行と西住が別れを惜しんだという場所にいつしか地蔵が祀られ、人々はこれを「都もどり地蔵」と呼んだ。

へぇ~西行ってあの西行法師か、たしかに諸国漫遊していたからね。

旧街道はこのあたりで


左に逸れる。


北陸線の下をくぐると、


おっ!

また蓮如上人伝説の場所だね。

ここか、


「蓮如上人巡錫の地 白水の井戸」

薄い・・・

あれか、


いい水だね。


白水の井戸・・・
蓮如聖人が浄土真宗の布教のため巡業中この八日市を通りかかり喉の渇きを覚えた。米を洗っていた女に水を所望したところ女は洗い米の白濁した水を杓にすくって差し出した。聖人はその水を捨て、自ら大地に杖を突き刺すと、そこから水晶のような水が湧き出した。

あれ蓮如上人って意外とドライね・・・


すぐ横で新幹線工事が進んでいました。





春日神社ですが、


ものすご~くシンプルな造りです。

こんなシンプルな神社、今まで一かも・・・

神社のすぐ横にいい感じの川があり、

川に降りれるところがいいね。

作見町に来ました。


あれが見えてしまった。


これです・・・。

加賀大観音73メートル。
オイラはあんまり・・・・。

さて進もう。


三輪神社です。


入ってみる。


今日は暑い34℃ありました。
熱風が田んぼを走る。


でも頑張って進む。


そろそろこれがあるはず。

味方の本。

これかな、


敷地一里塚。


さらに進むと、


富樫の馬塚

室町の時代ね。

それにしても今回は江戸時代のみならず、鎌倉、室町といろいろの時代のものを見てきたね。

そしてこのあたりといえば・・・、

この神社ですよね。

菅生石部神社。
(すごおいそべ)神社と呼びます。

これが有名、竹割まつりの御願神事。

一度ナマで見てみたいんだよねぇ

これですすごい迫力!

拝借

さて入ろう!


立派な山門です。


でーん!

ここであの神事が行われるんだね。
この石畳で竹を
バチコーン!!!!!
と叩きつけるんだ。

そして、ようやく大聖寺川に到着です。


今日はここまでです。


これだけ進みました。


次回は大聖寺編ですね。

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