ヤブランが今年もたくさん咲いています。
昨日のNHK「百名山」では、
西日本最高峰・・愛媛にそびえる石鎚山を案内していました。
亡き母が何度か「いしづっつぁんに行ってきた」と言っていたっけ。
頂上から・・四国の山並を望む。
母はここまでは行っていないでしょう・・恐らく。
頂上の天狗岳。母、無論ここも・・言わずもがな?
それにしても素晴らしい石鎚山。
何度も語っていたイシズッツァンの映像。天国の母に繋がる。
私がとれた・・生まれたのは徳島の山奥。
家からは剣山が遠くに望めました。
無論、剣山には行きましたとも。
舗装がされていない曲がりくねった道路を車で走って
頂上あたり?でお弁当を食べただけですが・・
でも山らしい山に、初めて登ったのが富士山でした。
初めてにしては軽く考え思い切ったものです。
静岡在だったので「そこに富士山があるから登ろうか」と短絡的に。
案の定・・私だけ8合目でダウン。
立てば目まいでクラクラ心臓ドキドキ・・座ると治まる状態。
今まで経験のない身体アクシデントに襲われました。
登ろうにも歩を進めることができない。
無理すれば死ぬかもしれないとの意識がありました。
あれが高山病という厄介なものだと思えます。
夫と次男の肩に助けられ、私だけ近くにあった山小屋で一泊。
夫と長女・次男は山登り続行。
50才前だったのに私・・か弱かったんだわ・きっと
フットワークには、かなりの自信があったのに。
それにしても長女と次男・・彼らは
登りも下りも跳ね飛ぶようにピョンピヨンと・・すごい!
夫は、足元・膝に少々お気の毒な気配がありましたが
流石に家長の威厳?でふんばりましたとも。
御来光も宿の方が早く起こしてくださり拝めました。
雲海の上に光輝く太陽の素晴らしかったことったら
ここからは、その後の話。
よほど富士山行がきつかったか夫。
娘の婿殿にたった一つの条件を出しましたよ。
それは「娘が選んだ結婚相手だ・他の事は一切問わない。
ただ富士山にも登れないような男ではダメだ」って
それを知ってか知らずか娘婿殿・・結婚前に富士登山。
娘との結婚披露宴では、婿殿が富士山に登ったと言う証人がスピーチ。
「新婦のお父様に申し上げます。
新郎NI君は、O年O月O日、確かに富士山頂まで登りました。
私OOは、新婦TAさんの結婚相手としてのNI君が
新婦のお父様が出した条件を間違いなく
満たしていることをここに証明いたします・・」
思い出深い娘の披露宴スピーチでした
注釈・・婿殿は一度ならず何度か富士山登頂した人です。良かった良かった
良きかな良き婿様・・・幸あらん事を・・・
現在・二人で良き家庭を築いています~
お話に動かされた娘婿さん、ほほえましい良い
お話です。富士山は日本一の名山、ミナナロウ、
大勢の人が行くようですね。
石鎚山って尖った山でけわしそうですよね。
紅葉でも綺麗そうな山、一度いってみたいですね。
だけど連れていってくてる人がいて、その上
やる気満々でないと、、、無理かもですね。
天狗岳が凄いでしょう?
富士山の思い出と言えば娘婿殿つながりです。
それと自分のアクシデント。
60超えると山登りは周到な準備で
鍛えておかないと厳しいかもしれません~