気ままな映画生活

yaplog!から引っ越ししました!

『ズタボロ』 2015年5月3日 丸ノ内東映

2015-05-03 20:12:06 | 映画 す
『ズタボロ』 を完成上映会で鑑賞しました。

上映後に舞台挨拶があり、
永瀬匡、清水富美加、堀井新太、成田瑛基、木村祐一、橋本一監督が登壇しました。
橋本監督は次の回の王妃の館推しでした。(両作の監督ですからね)

【ストーリー】
 仲間のヤッコ(荒井敦史)やキャームと共に、中学を卒業したコーイチ(永瀬匡)。高校へ進んだ彼は、それと同時にヤッコと地元最凶とされる暴走族のメンバーとなり、植木(堀井新太)と鬼(成田瑛基)という新たな仲間と出会う。ケンカとナンパに精を出していたコーイチだったが、ヤッコが暴走族内で行われるヤキ入れによって精神的に追い詰められてしまう。さらに、叔父の猛身(木村祐一)からヤクザになれと誘われるように。悩んだ果てに、コーイチはヤクザとなってヤッコの敵を取ってやろうと決意する。


どこまでが本当の話なのかは不明であるが、wikiでは中学生までは真面目であり
中学3年の事件をきっかけにぐれだしたとある。
その後の高校時代が今回の映画の内容である。
ヤクザ予備軍だったり、暴走族だったりというのは本当の話であろうが
10:3のケンや毎日シメられていたというのは脚色されているのだろう。
大体鉄パイプで喧嘩したら死者がでてもおかしくない。(軽く当たっても病院送りである)
そんな人生を歩む気もないが、そういう時代背景は目にしている。
中学校ではタバコもシンナーも日常茶飯事で、何かと騒がれた中学校である。
私の2つ上の当時3年生は土手で(他校と)喧嘩をしては新聞沙汰になったものである。
卒業式ではガラスを割ったり、バイクで来たりとやりたい放題だった。
1つ上は真面目なのが多く(先輩が反面教師だったのだろう)、
われわれの世代は中途半端であったが、いわゆる不良と呼ばれるものは多かった。
この間娘の入学式で中学校に行く機会があったが、そういう感じのは見受けられなかった。
そんな連中が真面目に出るとも思えないが・・・
時代が変わってネット全盛になったので、今の人たちは違うのだろう。

映画は喧嘩の描写が多いが、そんな痛々しい感じではなかった。
それもこれも佐藤二朗の怪演と母親役の南果歩のおかげであろう。

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『はなればなれに』 2015年5月2日 ユーロスペース

2015-05-03 08:17:46 | 映画 は
はなればなれに』 を鑑賞しました。

本日の4本目で最後である。
上映後に下手大輔監督と東京国際映画祭のプロデューサー矢田部さんのトークショーもあった。

【ストーリー】
 パン職人を夢見てパン屋で働くクロ(城戸愛莉)は、店からクビを言い渡されてしまう。一方、カメラマンの英斗(斉藤悠)は、結婚を考えていた恋人ともめにもめて一人旅に出る。そして主演女優に降板された舞台演出家の豪(中泉英雄)ら3人が偶然出会い、閉館された海辺の旅館でしばらく一緒に時間を過ごすことになる。


この映画は2012年の東京国際映画祭で100分版が上映され、
その際の反応から86分版に再編集したとのこと。
当初は100分版では3人が主役であるが、86分版ではKUROにフォーカスしたとのこと。
86分版で海外の映画祭を廻り、日本で2014年に公開した際も86分版を公開した。
監督としては100分版に思い入れがあったらしい。(当たり前か)

3組の男女(とはいえ無いのかもw)が離れて、そして一緒に暮らし
その後を描いた作品である。
なかなか興味深い見せ方をする。
1テイクしか撮らない。俳優がもう1回といってもこの作品では1回で押し通したとのこと。
でも、それは無謀だったと監督は言っていた。(もうできないとw)
それに映画のオマージュを幾つも入れたらしいのであるが、私には全然分からなかった。
随所に監督のこだわりがあると思われる作品である。
俳優人はそれなりに見たことのある作品に出演している人ばかりである。(意外

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『脳内ポイズンベリー』 2015年5月2日 ニッショーホール

2015-05-03 08:02:17 | 映画 の
脳内ポイズンベリー』 を鑑賞しました。

本日の3本目である。あれ2本目はという声も聞こえるので...
2回目となるが、『セッション』を鑑賞した。

【ストーリー】
 携帯小説家の櫻井いちこ(真木よう子)は、飲み会で同席して以降興味を惹(ひ)かれる年下の早乙女(古川雄輝)と偶然再会。声を掛けるか否か、彼女の脳内ではいろいろな役割を持つメンバーが会議を繰り広げ、議長の吉田(西島秀俊)が取りまとめた結果、早乙女を食事に誘うという結論に。その後交際に至るも、双方の誤解や彼の元恋人の登場などで疲れ果てたいちこは、編集者の越智(成河)からもアプローチされ……。


この映画は東宝で映画を見ると予告が必ず流れるので何度も見ていて
特に期待もせずの鑑賞なのだが...
意外や意外に面白かった
いわゆる脳内で会議をする人(西島秀俊、吉田羊、桜田ひより、 神木隆之介、浅野和之)と
リアルを演技する真木よう子が交互に切り替わるのであるが、
それが絶妙で面白い
かなりその辺は考えて作っていると思われ、ヘタをすると切り替わりがうざくなったり
変わるタイミングが悪いと見たくなくなるものであるが、そういうことは一切ない。

脳内の役者が良い(40歳を過ぎて売り出し中の吉田羊が抜群)し、
リアルの真木よう子も中々の演技である。

東宝にしては無難えはなく、面白いに触れる映画である。
残念なのがゴールデンウィーク後の公開ということである。
ゴールデンウィークは『ビリギャル』を観て欲しい。(吉田羊も出ているし、有村架純可愛い)

と、違う映画の宣伝してしまったが、5月9日公開である。

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『ラスト・リベンジ』 2015年5月2日 有楽町スバル座

2015-05-03 07:43:01 | 映画 ら
ラスト・リベンジ』 を鑑賞しました。

ゴールデンウィークらしからぬ連休ですが、今日は4本の鑑賞という
強行スケジュールを慣行した1本目

【ストーリー】
 CIAの捜査官として30年もキャリアを積んできたものの、上司から早期の引退を遠回しに勧められてしまったエヴァン・レイク(ニコラス・ケイジ)。ショックを受ける中、部下のミルトン・シュルツ(アントン・イェルチン)からある報告を受ける。それは22年前にエヴァンを監禁して拷問にかけたテロリストのムハメド・バニール(アレクサンダー・カリム)がケニアに潜伏しているかもしれない、というものだった。情報の信ぴょう性を確かめた後、リベンジを果たそうとするエヴァンだったが、ムハメドは前頭側頭型認知証を患っており……。


初日初回満席になるとブルース・ウィリス主演のデッド・シティ2055の鑑賞券をくれるという
キャンペーンをしていたので、迷わず初回を選択しての鑑賞である。結果は如何に...

スバル座を満席の客で埋めることはできなかった。(多く見積もって5割、実質3~4割か)
ゴールデンウィークに当作品を選択して鑑賞してくれたことに対するお礼として
鑑賞券はプレゼントされることになった。(東京テアトルさんありがとう

個人的には、ニコラス・ケイジの出演する映画にはあまり縁がなく
鑑賞する機会は少ない。
貴重なニコケイの映画なのであるが、ニコケイの容姿がおかしい
何がおかしいのか考えてみたが、
役作りであると思うが、
 ・2回りくらい大きい(腹周りは肉がつきまくり)
 ・老けている(定年間近のよう。実年齢は51歳)
のである。
ちょっと気になってWikiを見たら、ゴールデン・ラズベリー賞の常連みたいであった
それだけ注目のある俳優ということであろう。
今回の作品では、アクションは控え目で、渋い演技をしている。
個人的には面白い映画であった。
尺も短めであるため、サクッと見るにはお勧めの1本である。

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