『東京難民』 2014年2月4日 ニッショーホール

『東京難民』　を完成披露試写会で観ました。

上映前に司会者の失敗もあり、和やかだったかな...
　中村蒼（そうと呼んでしまった）、大塚千弘、青柳翔、山本美月、中尾明慶、
　井上順、佐々部清監督、高橋優　登壇
　高橋優って知りませんでしたが、主題歌を歌ってくれました。

【ストーリー】
　堕落した大学生活を送ってきた時枝修（中村蒼）は、生活費を工面してくれた父親が借金を抱えて行方をくらまし、授業料未納によって大学を除籍される。家賃も払えずアパートを追い出された彼は、ネットカフェで宿泊しながら日払いのアルバイトで過ごしていた。さらにはホストクラブで働くはめになり、ついにはホームレスになってしまう。

なかなか凄い映画であった。
堕ちていく様はリアルである。
これは現実にありそうな話で怖い。
それでも、心は持ち続けなければいけない。
心は人情だったり、愛情だったり、あるときは情けであったりということである。
特に、堕ちたときに知り合った仲間は友達になるだろう。
結果的にその人が良くても悪くても、その時に過ごした仲間はかけがえのない
関係になるのは理解できる。

最後は自ら歩きだしたので、希望ともいえるが、それでも、その後を案ずるのは
親心だろうか。
そんな親もすぐに堕ちてしまう世の中であるのが本当に怖くもあり辛い。


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