気ままな映画生活

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『わが母の記』 2012年2月6日 よみうりホール

2012-02-06 22:26:10 | 映画 わ
わが母の記』 を試写会で観賞です。

樹木希林は神の演技です

【ストーリー】
 昭和39年。小説家の伊上洪作(役所広司)は実母の八重(樹木希林)の手で育てられなかったこともあって、長男ではあるが母と距離をとっていた。しかし、父が亡くなったのを機に、伊上は母と向き合うことになる。八重もまた消えゆく記憶の中で、息子への愛を確かめようとしていた。


私は本を殆ど読みませんので、井上靖を知りません(これはヤバイですかね・・・)
それでもって、もっとやばかったのが後ろに座ってた、ねいちゃん達・・・
たしか、井上靖って二十四の瞳の人だよね・・・もう日本将来は無いのか

映画は見応えあり、、風情のある映画でした。
キャストが豪華なので安心して観れました。(豪華とは無関係かな)
宮崎あおい、ミムラが姉妹って・・・そんな家に住みたいな(笑)
役所広司、樹木希林といったベテランに三國連太郎の無駄遣いとくれば、安定感抜群です。
映画も母親は息子の事を忘れてない。
いつまでも心に引っかかっていた。
やはり、何をするにも理由がある。
ボケても行動するには理由がある。
その理由(訳)を知る由もないのかもしれないが、物事には理由がある。
脱線するが、仕事にも理由がある。朝令暮改にも理由がある。
仕事でもそれを考えないと上司が気まぐれで言っているんだろうとなってしまうのである。
なぜ、そういう風に変わってしまうのか・・・それを部下は考えなければいけない。
この映画もそうであり、役所広司演じる伊上洪作はそれを考えなければならなかったのだが、
若いうちは考える由も無かった。
年を取ると少しづつ考えるようになるし、人の話を聞くようになる。
まだ、生きている内に話が聞けたし、小説にして何をしていたのか書き溜めていたのは
考えるためにプラスになったんだと思う。
やっぱり、母は子供を愛し、忘れないものである。

<2回目を観て追記>
 1回目は音質が悪くて聞き取れない個所が多数あったが、2回目はクリアに聞き取れた。
 やっぱり、会場(2回目は丸ノ内ピカデリーです)やデジタルとフィルムの違いが多分に
 ありそうです。
 母親が子供のことをずっとおもっていたこと・・・それは海峡の話で知ることになる。
 そして、奥さんは聞いていたが、自分だけが見捨てられたと思い込んでいたことを
 知り、いたたまれない感情になる。
 親の心子知らずとよく言いますが、それを見事に描いています。
 是非、音質のいい映画館でご覧下さい。
 樹木希林のボケ演技最高です


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (BB)
2012-02-07 13:12:45
なるほどぉ~

今日観てまいりまーす{ハート}
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Unknown (yutarou)
2012-02-07 21:36:07
BBさん

こんばんは!

今日観るんですね。
母はつよしです。
樹木希林の演技は神の領域ですよ(笑)
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Unknown (まっつぁんこ)
2012-02-08 06:29:47
「二十四の瞳」知ってるだけましだけど、
日本に将来がないのはいっしょですね(笑)
「天平の甍」はとても面白い小説ですよ。
返信する
Unknown (yutarou)
2012-02-08 08:01:23
まっつぁんこさん

おはようございます。

日本の将来は暗いですね。
あんな年寄りばっかになったらどうしょう(笑)
本は纏まって読む集中力が無くて困ってます。
なぜか、映画なら観れるんですけどね。
きっと2時間って分かっているからだと思います。
本は2時間じゃ全部読めないんで。。。
返信する
Unknown (まゆ)
2012-02-18 01:53:47
たまにコメしてるまゆです
この試写会を見た大阪の知人からハガキが届きましたが試写会場で配ったんですね

どうして試写会いっぱい当たりますか?それとも試写会友達からお誘いが多いのかな?
まゆは試写会歴が浅いし月一位しか行かないので教えて下さい
返信する
Unknown (yutarou)
2012-02-18 10:11:51
まゆさん

コメントありがとうございます!
試写会場で割引券になっているハガキですね。
是非、送ってくださいってやってました。

試写会はマメに応募するしかないですね。
数打てば当たるって感じです。
(そのうち、相性の善し悪しが分かってきます)

何の参考にもなりませんが・・・
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