昨日、府立成人病センターでの親父のガン手術は、胃の2/3を切り取るという術前の予定通りの内容で4時間半ほどで終了しました。手術室には点滴をぶら下げて、自ら歩いて行き、術後も集中治療室に2時間ほどいただけで、一般病棟に戻ってきました。今のところ何も緊急連絡はないので、容態は安定しているのでしょう。
術後に医師の説明を受け、切除した部位も見せてもらいましたが、3cmほどに育っているということだった腫瘍部は口内炎のような感じで、特に醜く恐ろしそうなものではありませんでした。そんなものに人の命が奪われていくのですね。医療スタッフの皆様ありがとうございました。
手術は成功と言えますが、腫瘍を確認できる部位を切除したということですね。細胞レベルでのガン細胞を全身残さず確認できるか?といえば難しそうです。手術が終わったところで、医師にしつこく質問するのは失礼なので、それ以上は差し控えましたが、あとは検査を忘れず受けていくことが大事ですね。
再発するかどうかはその人それぞれの生き方に左右されそうです。もうガンはやっつけた、と思って今までどおりの食生活などを復活すれば、本当に1個のガン細胞もなくなっていたのに、次のガン予備軍が発症するかもしれない。逆であればガン細胞が体内どこかに残っていても消えてなくなるかもしれない、ということですね。
ガンを発症させるかどうかは、ガンを診断された者についてだけではなく、私達すべてに言えますね。食生活だけでなく、自分勝手な言動を慎み、人を思いやる気持ちを忘れず、明るくにこやかに過ごすように心がけていきたいと思います。