一関市千厩町のスーパーマーケット「フードパワーセンターバリュー千厩店」に、日本で初めて、はんこの自販機がお目見えしました。
千厩町では仮設住宅が建設され、多くの被災者を受け入れており、同店では被災者の方の要望を受けて取り付けることになりました。
自販機は店の中に設置され、大きさはジュースなどの自販機と同じぐらいの大きさ。
20種類のハンコの中から選べるもので、材質もプラスチック、ツゲ、牛角など直径に応じて500円から5,000円まで取りそろえられています。
何といっても自販機とあって短時間でハンコが彫刻されるというのは魅力です。
一番小さい直径10mmで約5分、一番大きい15mmでもたったの約10分で仕上がります。
実印、銀行印、認印と必要に応じて書体も3種類から選べます。
自分の予算と用途に応じてスピーディにできる自販機。
早くも売り切れ箇所が出ていました。
２月１１日（土・建国記念の日）に、一関市大東町大原商店街で、天下の奇祭「大東大原水かけ祭り」が開催されます。
厄落としや大願成就、無病息災を願って、裸男達が清めの冷や水を浴びながら通りを駆け抜けます。
今年で354年を数える伝統の祭りです。
江戸時代に江戸の町を襲った大火（振袖火事）をもとに、火防祈願の祭りとして始まったと伝えられています。
昨年参加した人に話を聞くことができました。
始める前は寒いけれど、始まると気合で寒さは感じなくなるそうです。
ただ、かけられる水が痛かったと話していました。水の冷たさとかけられる勢いで目を開けていられないのだそうです。
でも、参加して体が強くなったと話していました。その人は昨年、大きな病気も無く息災に過ごせたそうです。
祭り当日は水かけは午後3時から開始ですが、午前9時から仮装手踊りや大しめ縄奉納行進、まとい振りや太鼓・山車の行進等も予定されています。
ご覧になる方はカッパ等を持って行った方が良いようです（カメラを持っていく方はカメラの防水対策も）。
家族が付けている日誌では朝の気温が－１０℃を超えた日が、今年になって昨日で６日目になりました。
－１０℃になると上流から氷の塊が流れてきます。例年見られる現象です。
ところが昨日の朝、砂鉄川の様子が変でした。
川の中心部の色が違うのが分かりますか？
長さ２５から３０メートル、幅３から４メートルにわたって凍っていました。
生まれてはじめて自宅の前の川がこんなに凍ったのを見て驚きました。
驚いたのは野生のカモや白鳥たちも同じです。
警戒心が強いカモを近くで写真を撮ることはとても難しいのですが、川の中心部だけでなく端も凍っているので泳ぐのが大変そうでした。背中に雪をのせて冬に耐える姿に見いってしまいました。
