遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

ウクライナ停戦に台湾が戦々恐々、力による領土拡大を認めたら中国に攻め込まれる…「シリコンの盾」にも期待できず

2025-02-28 01:33:55 | my notice
 米ロ主導で進み始めたウクライナ停戦協議に、台湾が戦々恐々としている。ロシアによる領土拡大が認められるような格好になれば、中国による台湾併合の野望を後押ししかねない。  ロシアは今のところいかなる譲歩もしておらず、一方で米国はかなり、ロシアに寄り添っている。  ウクライナの運命は、台湾の未来を示唆。  中国はこれまで、自身がロシアとウクライナの戦争を終わらせる平和の使者になるつもりで、しかもプーチンに有利になるように決着をつけるつもりだったはずだ。だが、トランプがあっという間に、習近平の頭越しに、プーチンと交渉を進めている。  トランプがプーチンに急接近する理由は、東欧の争いを早々に終わらせて、その軍事リソースを中国を仮想敵として、インド太平洋地域に振り分けるという意図が垣間見える。 もし米ロ関係が再構築され、ロシアが中国を裏切るシナリオが進行しているとしたら、これは中国習近平の「偉大なる中華民族の復興」という野望の大きなつまずきになる。  トランプは中ロを分断し、ロシアを西側に取り込むことで中国を包囲し、瓦解させるのが本当の狙い。  習近平は、欧州と米国の同盟関係を分断させ、米国包囲網を構築し、米国を瓦解させるというシナリオを考えているかもしれない。  トランプ政権が誕生したことで、国際社会の枠組み再構築の動きが一気に加速し、行方はまだ見通せないと、福島香織氏。   . . . 本文を読む
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