自民党の菅義偉前首相が10日、岸田文雄首相に苦言を呈した。
「増税+事実上の利上げ」で、アベノミクスを否定するような政策方針を見せる岸田政権への〝反旗〟なのか。無派閥などを含めた党内勢力の再編なのか、政局の年の今年。菅氏の真意はなにかと、夕刊フジ。
「首相は国民全体の先頭に立って汗を流す立場にある。歴代の多くは所属派閥を出て務めていた」
菅氏は10日夜、外遊先のベトナムで取材に応じ、岸田首相が宏池会会長を続けていることを問われ、こう語ったのだそうですね。
重ねて言わせていただくと、林外相は、国会議員の親中団体の会長を、外相就任に伴い、形だけにせよ返上しましたが、岸田氏は広島県の親中団体の会長も継続していますね。
更に菅氏の苦言は増税路線にも。
岸田首相は防衛力強化の財源として、安倍晋三元首相が提示した「国債」を排除して「増税」を決めた。年明けには「異次元の少子化対策」を打ち出し、前後して首相周辺から「消費税増税論」が飛び出した。
菅氏は「少子化対策は極めて重要だと思うが、消費税を増税してやるということは(私は)まったく考えていない」とクギを刺したのだそうです。
安倍氏の国葬(国葬儀)での弔辞が国民的共感を呼んだうえ、東京五輪・パラリンピックの開催や、携帯電話料金の引き下げ、不妊治療の保険適用方針など、自ら掲げた「国民のために働く内閣」が再評価される動きもある。
一方、岸田首相の政策は、経済成長を重視した「アベノミクス」否定ともみられている。防衛増税などでは、安倍派(清和会)を中心に反発や警戒感が広がっていると、夕刊フジ。
自民党議員からは「菅氏には、自らの政権と岸田政権の実行力を対比させ、意趣返しする意向があるのでは」「支持率が低迷したまま統一地方選が迫り、党内政局の様相もある」との声があがるのだそうです。
ジャーナリストの鈴木哲夫氏は「官僚主導が進む岸田政権の動きが目に余り、行動を起こしたのではないか」と分析。
「菅氏は、霞が関の官僚政治を壊し、政治主導を進めた。携帯電話料金値下げや、ふるさと納税などはその象徴だが、岸田政権は官僚政治に回帰している。本心では、無派閥などを含めて自民党の勢力を結集する意思はあったはずだが、安倍氏の暗殺事件の喪に服したこともあり、行動を控えていたのだろう。」
「解散総選挙の機運もあり、今年は『政局の年』だ。今回の発言で明確な意思表示をし、行動に移す決意なのではないか」とも。
最大派閥の安倍派(清和会)の新リーダーは、本命と目された萩生田氏の統一教会との関係の深さが「傷」となり、混沌として定まりません。(世耕氏は参院議員としいう壁)。
一方、無派閥だった菅氏の下に集まる議員や、引退含みで斜陽で路頭に迷いそうな二階派議員。石破派も消滅?
安倍氏の暗殺事件の喪に服したこともあり、行動を控えていたのだろう菅氏。
解散総選挙の機運もあり、今年は『政局の年』だ。今回の発言で明確な意思表示をし、行動に移す決意なのではないか」と、夕刊フジ。
岸田総理、公明党などと綱引きができる人物は、菅氏以外には見当たらず、「安倍派は菅氏と連携する動きを模索するしかない」との声も聞かれます。
安倍派(清和会)の「跡目争い」森喜朗元総理の体調問題に注目 菅前総理と連携模索か|ニフティニュース
「けんとうし」で、財務省の操り人形の岸田氏。その正体が知られるにつれ、支持率は低迷。
安倍ロスの自民党の行方=日本の行方が注目されます。
# 冒頭の画像は、岸田首相
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「増税+事実上の利上げ」で、アベノミクスを否定するような政策方針を見せる岸田政権への〝反旗〟なのか。無派閥などを含めた党内勢力の再編なのか、政局の年の今年。菅氏の真意はなにかと、夕刊フジ。
菅義偉氏、岸田首相に反旗か 派閥政治、増税を批判「国民の声が届きにくくなっている」 自民党議員「意趣返しする意向があるのでは」との声も - zakzak:夕刊フジ公式サイト 2023.1/11
自民党の菅義偉前首相が10日、「国民の声が、政治に届きにくくなっている」などと語り、岸田文雄首相に苦言を呈した。2021年10月の首相退陣後、目立った動きが少なかった菅氏による突然の発言は、「増税+事実上の利上げ」で、アベノミクスを否定するような政策方針を見せる岸田政権への〝反旗〟なのか。政局の狼煙(のろし)となるのか。
◇
「政治家は国民の負託を受けている。自らの理念や政策よりも、派閥の意向を優先するようなことはすべきでない」「首相は国民全体の先頭に立って汗を流す立場にある。歴代の多くは所属派閥を出て務めていた」
菅氏は10日夜、外遊先のベトナムで取材に応じ、岸田首相が宏池会会長を続けていることを問われ、こう語った。共同通信やNHKなどが報じた。
苦言は増税路線にも及んだ。
岸田首相は防衛力強化の財源として、安倍晋三元首相が提示した「国債」を排除して「増税」を決めた。年明けには「異次元の少子化対策」を打ち出し、前後して首相周辺から「消費税増税論」が飛び出した。
菅氏は「少子化対策は極めて重要だと思うが、消費税を増税してやるということは(私は)まったく考えていない」とクギを刺した。
新型コロナが感染拡大するなか、菅氏は一昨年秋に退陣した。その後、菅氏を推すグループを〝派閥化〟するとの観測もあったが、目立った行動を見せなかった。
一方、凶弾に倒れた安倍氏の国葬(国葬儀)での弔辞が国民的共感を呼んだうえ、東京五輪・パラリンピックの開催や、携帯電話料金の引き下げ、不妊治療の保険適用方針など、自ら掲げた「国民のために働く内閣」が再評価される動きもある。
岸田首相の政策は、経済成長を重視した「アベノミクス」否定ともみられている。防衛増税などでは、安倍派(清和会)を中心に反発や警戒感が広がっている。
宏池会が、菅政権末期の〝菅降ろし〟の火ブタを切った経緯もあるだけに、自民党議員からは「菅氏には、自らの政権と岸田政権の実行力を対比させ、意趣返しする意向があるのでは」「支持率が低迷したまま統一地方選が迫り、党内政局の様相もある」との声があがる。
菅氏の真意は何か。
ジャーナリストの鈴木哲夫氏は「官僚主導が進む岸田政権の動きが目に余り、行動を起こしたのではないか」と分析し、今後をこう予測する。
「菅氏は、霞が関の官僚政治を壊し、政治主導を進めた。携帯電話料金値下げや、ふるさと納税などはその象徴だが、岸田政権は官僚政治に回帰している。本心では、無派閥などを含めて自民党の勢力を結集する意思はあったはずだが、安倍氏の暗殺事件の喪に服したこともあり、行動を控えていたのだろう。ただ、解散総選挙の機運もあり、今年は『政局の年』だ。今回の発言で明確な意思表示をし、行動に移す決意なのではないか」
自民党の菅義偉前首相が10日、「国民の声が、政治に届きにくくなっている」などと語り、岸田文雄首相に苦言を呈した。2021年10月の首相退陣後、目立った動きが少なかった菅氏による突然の発言は、「増税+事実上の利上げ」で、アベノミクスを否定するような政策方針を見せる岸田政権への〝反旗〟なのか。政局の狼煙(のろし)となるのか。
◇
「政治家は国民の負託を受けている。自らの理念や政策よりも、派閥の意向を優先するようなことはすべきでない」「首相は国民全体の先頭に立って汗を流す立場にある。歴代の多くは所属派閥を出て務めていた」
菅氏は10日夜、外遊先のベトナムで取材に応じ、岸田首相が宏池会会長を続けていることを問われ、こう語った。共同通信やNHKなどが報じた。
苦言は増税路線にも及んだ。
岸田首相は防衛力強化の財源として、安倍晋三元首相が提示した「国債」を排除して「増税」を決めた。年明けには「異次元の少子化対策」を打ち出し、前後して首相周辺から「消費税増税論」が飛び出した。
菅氏は「少子化対策は極めて重要だと思うが、消費税を増税してやるということは(私は)まったく考えていない」とクギを刺した。
新型コロナが感染拡大するなか、菅氏は一昨年秋に退陣した。その後、菅氏を推すグループを〝派閥化〟するとの観測もあったが、目立った行動を見せなかった。
一方、凶弾に倒れた安倍氏の国葬(国葬儀)での弔辞が国民的共感を呼んだうえ、東京五輪・パラリンピックの開催や、携帯電話料金の引き下げ、不妊治療の保険適用方針など、自ら掲げた「国民のために働く内閣」が再評価される動きもある。
岸田首相の政策は、経済成長を重視した「アベノミクス」否定ともみられている。防衛増税などでは、安倍派(清和会)を中心に反発や警戒感が広がっている。
宏池会が、菅政権末期の〝菅降ろし〟の火ブタを切った経緯もあるだけに、自民党議員からは「菅氏には、自らの政権と岸田政権の実行力を対比させ、意趣返しする意向があるのでは」「支持率が低迷したまま統一地方選が迫り、党内政局の様相もある」との声があがる。
菅氏の真意は何か。
ジャーナリストの鈴木哲夫氏は「官僚主導が進む岸田政権の動きが目に余り、行動を起こしたのではないか」と分析し、今後をこう予測する。
「菅氏は、霞が関の官僚政治を壊し、政治主導を進めた。携帯電話料金値下げや、ふるさと納税などはその象徴だが、岸田政権は官僚政治に回帰している。本心では、無派閥などを含めて自民党の勢力を結集する意思はあったはずだが、安倍氏の暗殺事件の喪に服したこともあり、行動を控えていたのだろう。ただ、解散総選挙の機運もあり、今年は『政局の年』だ。今回の発言で明確な意思表示をし、行動に移す決意なのではないか」
「首相は国民全体の先頭に立って汗を流す立場にある。歴代の多くは所属派閥を出て務めていた」
菅氏は10日夜、外遊先のベトナムで取材に応じ、岸田首相が宏池会会長を続けていることを問われ、こう語ったのだそうですね。
重ねて言わせていただくと、林外相は、国会議員の親中団体の会長を、外相就任に伴い、形だけにせよ返上しましたが、岸田氏は広島県の親中団体の会長も継続していますね。
更に菅氏の苦言は増税路線にも。
岸田首相は防衛力強化の財源として、安倍晋三元首相が提示した「国債」を排除して「増税」を決めた。年明けには「異次元の少子化対策」を打ち出し、前後して首相周辺から「消費税増税論」が飛び出した。
菅氏は「少子化対策は極めて重要だと思うが、消費税を増税してやるということは(私は)まったく考えていない」とクギを刺したのだそうです。
安倍氏の国葬(国葬儀)での弔辞が国民的共感を呼んだうえ、東京五輪・パラリンピックの開催や、携帯電話料金の引き下げ、不妊治療の保険適用方針など、自ら掲げた「国民のために働く内閣」が再評価される動きもある。
一方、岸田首相の政策は、経済成長を重視した「アベノミクス」否定ともみられている。防衛増税などでは、安倍派(清和会)を中心に反発や警戒感が広がっていると、夕刊フジ。
自民党議員からは「菅氏には、自らの政権と岸田政権の実行力を対比させ、意趣返しする意向があるのでは」「支持率が低迷したまま統一地方選が迫り、党内政局の様相もある」との声があがるのだそうです。
ジャーナリストの鈴木哲夫氏は「官僚主導が進む岸田政権の動きが目に余り、行動を起こしたのではないか」と分析。
「菅氏は、霞が関の官僚政治を壊し、政治主導を進めた。携帯電話料金値下げや、ふるさと納税などはその象徴だが、岸田政権は官僚政治に回帰している。本心では、無派閥などを含めて自民党の勢力を結集する意思はあったはずだが、安倍氏の暗殺事件の喪に服したこともあり、行動を控えていたのだろう。」
「解散総選挙の機運もあり、今年は『政局の年』だ。今回の発言で明確な意思表示をし、行動に移す決意なのではないか」とも。
最大派閥の安倍派(清和会)の新リーダーは、本命と目された萩生田氏の統一教会との関係の深さが「傷」となり、混沌として定まりません。(世耕氏は参院議員としいう壁)。
一方、無派閥だった菅氏の下に集まる議員や、引退含みで斜陽で路頭に迷いそうな二階派議員。石破派も消滅?
安倍氏の暗殺事件の喪に服したこともあり、行動を控えていたのだろう菅氏。
解散総選挙の機運もあり、今年は『政局の年』だ。今回の発言で明確な意思表示をし、行動に移す決意なのではないか」と、夕刊フジ。
岸田総理、公明党などと綱引きができる人物は、菅氏以外には見当たらず、「安倍派は菅氏と連携する動きを模索するしかない」との声も聞かれます。
安倍派(清和会)の「跡目争い」森喜朗元総理の体調問題に注目 菅前総理と連携模索か|ニフティニュース
「けんとうし」で、財務省の操り人形の岸田氏。その正体が知られるにつれ、支持率は低迷。
安倍ロスの自民党の行方=日本の行方が注目されます。
# 冒頭の画像は、岸田首相
2月 7日は、北方領土の日
政府広報(北方領土問題) - YouTube
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