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23年の景気や物価、為替、賃金のはどうなるだろうか。アベノミクスで、民主党政権が沈没させかけた日本経済を救ったチームの一員の、高橋洋一氏が展望していただいています。
# 赤字強調部が多くなり恐縮です
'22年末の予算編成作業で分かったことは、岸田文雄首相は財務省の言いなりということだ。「人の話を聞く」というが、財務省の話をよく聞き、即断するのがよく分かったと、高橋氏。
防衛費の増額分は 5年間で20兆円程度で、建設国債や特別会計の「埋蔵金」など財源はいくらでもあったが、財務省の言う通りに増税を盛り込んだ。
所得税は復興特別所得税の事実上の延長だが、民主党政権下で復興増税から消費増税に弾みをつけた成功体験が財務省には心地良いものなのだろう。そしてたばこ税は、文句が出にくい増税の定番だと。
岸田政権が続く限り、他の税目でも増税志向があるだろう。少なくとも安倍晋三・菅義偉政権のような増税回避の方針は取らないだろうと、高橋氏。
岸田政権の経済対策の規模はそこそこ大きく見えるが、執行率の悪い補助金系ばかりで、実際の経済効果は期待外れだった。
'23年も、一定割合のGDPギャップ(総需要と総供給の差)は放置されるので、なかなか景気のいい話は出てこないのではないか。失業率もさほど下がらず、給料にも一定の下げ圧力がかかるため、実際の給与の上昇期待もしにくくなったと、高橋氏。
岸田政権は当初の「所得倍増」との方針をあっさり取り下げ、増税については「検討」もせずに決断するというバランスの悪さだ。これは経済にとっていい話であるはずがないとも。
'23年には日銀の正副総裁人事がある。
安倍・菅政権では、リフレ派人事に基づく金融緩和政策によって、雇用の維持という結果を残してきたが、それも期待できなくなる。
コロナ対策を実施しても、マクロ経済の運営次第で景気を良くするのはさほど難しくないが、岸田政権では期待できそうもない。
日本は円安による経済成長率の「ゲタ」もあまり期待できないとなると、'23年について景気のいい話をするのは残念ながら難しいと、高橋氏。
唯一の期待は、自民党内政局になることだと。
岸田政権は一刻も早く代わったほうがいいと、高橋氏。
全く同感ですが、この難局で、あえて泥をかぶってでも日本国と国民の為に立ちあがる猛者、やりたい輩ではなく、やって欲しい人材は誰?!
# 冒頭の画像は、今年任期満了で退任する 黒田日銀総裁
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この花の名前は、ハルノゲシ
2月 7日は、北方領土の日
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政府広報(北方領土問題) - YouTube
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遊爺さんの写真素材 - PIXTA
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【日本の解き方】日銀人事も「引き締め路線」か 景気も株価も期待できない…究極の政策は〝自民党内政局〟 岸田政権は一刻も早く代わったほうがいい - zakzak:夕刊フジ公式サイト 2023.1/3 元内閣参事官・嘉悦大教授 高橋洋一
2022年の日本経済は物価上昇や円安が話題になった。23年の景気や物価、為替、賃金のはどうなるだろうか。
22年末の予算編成作業で分かったことは、岸田文雄首相は財務省の言いなりということだ。「人の話を聞く」というが、財務省の話をよく聞き、即断するのがよく分かった。
防衛費の増額分は5年間で20兆円程度で、建設国債や特別会計の「埋蔵金」など財源はいくらでもあったが、財務省の言う通りに増税を盛り込んだ。
法人税を引き上げるのは、次回の消費増税時に法人税引き下げで財界の協力を得るためだろう。所得税は復興特別所得税の事実上の延長だが、民主党政権下で復興増税から消費増税に弾みをつけた成功体験が財務省には心地良いものなのだろう。そしてたばこ税は、文句が出にくい増税の定番だ。
これらの増税は24年以降であるが、岸田政権が続く限り、他の税目でも増税志向があるだろう。少なくとも安倍晋三・菅義偉政権のような増税回避の方針は取らないだろう。
岸田政権の経済対策の規模はそこそこ大きく見えるが、執行率の悪い補助金系ばかりで、実際の経済効果は期待外れだった。となると、一定割合のGDPギャップ(総需要と総供給の差)は放置されるので、なかなか景気のいい話は出てこないのではないか。失業率もさほど下がらず、給料にも一定の下げ圧力がかかるため、実際の給与の上昇期待もしにくくなった。
岸田政権は当初の「所得倍増」との方針をあっさり取り下げ、増税については「検討」もせずに決断するというバランスの悪さだ。これは経済にとっていい話であるはずがない。
23年には日銀の正副総裁人事がある。これまでの岸田政権の審議委員などの人事をみると、安倍・菅政権での「リフレ派」でなく、従来の伝統的な金融引き締め政策を志向する人物が選ばれる可能性が高い。
安倍・菅政権では、リフレ派人事に基づく金融緩和政策によって、財務省の引き締め体質がある程度緩和され、雇用の維持という結果を残してきたが、それも期待できなくなる。コロナ対策を実施しても、マクロ経済の運営次第で景気を良くするのはさほど難しくないが、岸田政権では期待できそうもない。
となると、物価はあまり上がらず、為替も22年のような円安基調にはなりにくい。こうした予想が広がると、株価も爆上げにはならずに他国より見劣りするのではないか。
海外の景気は、ウクライナ情勢も大いに関係するが、徐々に回復傾向ではないか。もっとも、エネルギー価格や特定農産物価格の高止まりは、容易には解消しないだろう。なので、世界経済の回復にも重しがついて回る。
日本は円安による経済成長率の「ゲタ」もあまり期待できないとなると、23年について景気のいい話をするのは残念ながら難しい。
唯一の期待は、自民党内政局になることだ。経済という観点では、岸田政権は一刻も早く代わったほうがいい。
2022年の日本経済は物価上昇や円安が話題になった。23年の景気や物価、為替、賃金のはどうなるだろうか。
22年末の予算編成作業で分かったことは、岸田文雄首相は財務省の言いなりということだ。「人の話を聞く」というが、財務省の話をよく聞き、即断するのがよく分かった。
防衛費の増額分は5年間で20兆円程度で、建設国債や特別会計の「埋蔵金」など財源はいくらでもあったが、財務省の言う通りに増税を盛り込んだ。
法人税を引き上げるのは、次回の消費増税時に法人税引き下げで財界の協力を得るためだろう。所得税は復興特別所得税の事実上の延長だが、民主党政権下で復興増税から消費増税に弾みをつけた成功体験が財務省には心地良いものなのだろう。そしてたばこ税は、文句が出にくい増税の定番だ。
これらの増税は24年以降であるが、岸田政権が続く限り、他の税目でも増税志向があるだろう。少なくとも安倍晋三・菅義偉政権のような増税回避の方針は取らないだろう。
岸田政権の経済対策の規模はそこそこ大きく見えるが、執行率の悪い補助金系ばかりで、実際の経済効果は期待外れだった。となると、一定割合のGDPギャップ(総需要と総供給の差)は放置されるので、なかなか景気のいい話は出てこないのではないか。失業率もさほど下がらず、給料にも一定の下げ圧力がかかるため、実際の給与の上昇期待もしにくくなった。
岸田政権は当初の「所得倍増」との方針をあっさり取り下げ、増税については「検討」もせずに決断するというバランスの悪さだ。これは経済にとっていい話であるはずがない。
23年には日銀の正副総裁人事がある。これまでの岸田政権の審議委員などの人事をみると、安倍・菅政権での「リフレ派」でなく、従来の伝統的な金融引き締め政策を志向する人物が選ばれる可能性が高い。
安倍・菅政権では、リフレ派人事に基づく金融緩和政策によって、財務省の引き締め体質がある程度緩和され、雇用の維持という結果を残してきたが、それも期待できなくなる。コロナ対策を実施しても、マクロ経済の運営次第で景気を良くするのはさほど難しくないが、岸田政権では期待できそうもない。
となると、物価はあまり上がらず、為替も22年のような円安基調にはなりにくい。こうした予想が広がると、株価も爆上げにはならずに他国より見劣りするのではないか。
海外の景気は、ウクライナ情勢も大いに関係するが、徐々に回復傾向ではないか。もっとも、エネルギー価格や特定農産物価格の高止まりは、容易には解消しないだろう。なので、世界経済の回復にも重しがついて回る。
日本は円安による経済成長率の「ゲタ」もあまり期待できないとなると、23年について景気のいい話をするのは残念ながら難しい。
唯一の期待は、自民党内政局になることだ。経済という観点では、岸田政権は一刻も早く代わったほうがいい。
# 赤字強調部が多くなり恐縮です
'22年末の予算編成作業で分かったことは、岸田文雄首相は財務省の言いなりということだ。「人の話を聞く」というが、財務省の話をよく聞き、即断するのがよく分かったと、高橋氏。
防衛費の増額分は 5年間で20兆円程度で、建設国債や特別会計の「埋蔵金」など財源はいくらでもあったが、財務省の言う通りに増税を盛り込んだ。
所得税は復興特別所得税の事実上の延長だが、民主党政権下で復興増税から消費増税に弾みをつけた成功体験が財務省には心地良いものなのだろう。そしてたばこ税は、文句が出にくい増税の定番だと。
岸田政権が続く限り、他の税目でも増税志向があるだろう。少なくとも安倍晋三・菅義偉政権のような増税回避の方針は取らないだろうと、高橋氏。
岸田政権の経済対策の規模はそこそこ大きく見えるが、執行率の悪い補助金系ばかりで、実際の経済効果は期待外れだった。
'23年も、一定割合のGDPギャップ(総需要と総供給の差)は放置されるので、なかなか景気のいい話は出てこないのではないか。失業率もさほど下がらず、給料にも一定の下げ圧力がかかるため、実際の給与の上昇期待もしにくくなったと、高橋氏。
岸田政権は当初の「所得倍増」との方針をあっさり取り下げ、増税については「検討」もせずに決断するというバランスの悪さだ。これは経済にとっていい話であるはずがないとも。
'23年には日銀の正副総裁人事がある。
安倍・菅政権では、リフレ派人事に基づく金融緩和政策によって、雇用の維持という結果を残してきたが、それも期待できなくなる。
コロナ対策を実施しても、マクロ経済の運営次第で景気を良くするのはさほど難しくないが、岸田政権では期待できそうもない。
日本は円安による経済成長率の「ゲタ」もあまり期待できないとなると、'23年について景気のいい話をするのは残念ながら難しいと、高橋氏。
唯一の期待は、自民党内政局になることだと。
岸田政権は一刻も早く代わったほうがいいと、高橋氏。
全く同感ですが、この難局で、あえて泥をかぶってでも日本国と国民の為に立ちあがる猛者、やりたい輩ではなく、やって欲しい人材は誰?!
# 冒頭の画像は、今年任期満了で退任する 黒田日銀総裁
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この花の名前は、ハルノゲシ
2月 7日は、北方領土の日
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