遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

祝 石垣市長選 中山市長当選

2018-03-12 23:58:58 | 沖縄全般
 保守分裂となり、その隙に乗じて「オール沖縄」勢の食い込みが懸念されていた、石垣市長選挙。結果は現職の中山市長の勝利となりました。
 中国の侵略がエスカレートする尖閣諸島を有する最前線の石垣市。中山市長は、石原都知事と連携して、尖閣諸島の実効支配強化を計画される等、「オール沖縄」勢が隆盛のなかでも、漁場を奪われた市民の生活を護るための活動を続けてこられた貴重な市長さんであることは、諸兄がご承知の通りです。
 なので遊爺も、近年は、沖縄旅行は石垣島を拠点とすることで、微力ながら応援させていただいています。
 ところが、何故か、今回の選挙では、保守分裂選挙。県知事選に向け、「オール沖縄」が敗戦が続く組長選での流れを逆転する懸念が生じていたのでした。
 結果は、名護市長選同様の市民の方々の多くが賢明な選択をされた答え。 


石垣市長に陸自配備容認派 (3/12 産経)

 
任期満了に伴う沖縄県石垣市長選が11日投開票され、現職の中山義隆氏(50)=自民、公明、維新推薦=が、新人で元市議の宮良操氏(61)=民進、共産、自由、社民、沖縄社大推薦、新人の元自民党県議の砂川利勝氏(54)を破り3選を果たした。
 政府が南西諸島防衛の一環として進める陸上自衛隊配備計画の是非が最大の争点だった。中山氏は当選確実の報道を受けて記者団に、配備計画について「反対や不安を持つ方々と直接話した上で、政府や防衛省と協力していきたい」と述べた。
 投票率は73・55%で、前回(75・19%)より1・64ポイント下回った。


 市長選は、保守系が分裂する中、陸自配備を急ぎたい安倍晋三政権と、反基地の「オール沖縄」勢の象徴である翁長雄志(おなが・たけし)知事による「代理対決」の構図になった。今秋に控える知事選の前哨戦
とも位置づけられていた。

           ◇

◇石垣市長選 開票終了
 当  13822 中山 義隆 無現 【自】【公】【維】
     9526 宮良  操 無新 【民】【共】【由】【社】沖】
     4872 砂川 利勝 無新
 
 

「オール沖縄」限界か 中山氏3選 経済発展・現実的政策受け入れ (3/12 産経)

 沖縄県石垣市長選で政府・与党が支援した現職の中山義隆氏が3選を果たしたことで、陸上自衛隊配備計画は加速する見通しとなった。市民は国と対立する4年間ではなく、現実的な防衛政策を受け入れ、経済発展を目指す道を選択した。一方、翁長雄志知事を中心とする「オール沖縄」勢は2月の名護市長選に続く敗北となった。「反基地」で市民感情をあおる手法に限界
も見え始めている。
 自民党の塩谷立選対委員長は、中山氏の当選確実を受けてコメントを発表し、「わが国の安全保障にとって極めて重要な意義を有する選挙でもあった。名護市長選に引き続き、推薦候補が連勝したことは、今後の沖縄県の選挙にとって大きな弾みとなる」とした。
 石垣島は国内外からの観光客でにぎわうが、同じ石垣市にある尖閣諸島周辺の海空域では中国の公船や軍用機による挑発行為が繰り返されている。政府が南西諸島防衛の一環として石垣島中心部に地対艦・地対空ミサイル部隊など陸自隊員500~600人の配備計画を進めるのは、こうした脅威への対処力と抑止力を強化するためだ。
 自民党は国政選挙並みの態勢を敷いて臨んだ。党側の説得を振り切って立候補した元同党県議を除名にした上、二階俊博幹事長をはじめ延べ約60人もの国会議員が選挙中に現地入りし、組織票固めに動いた。
 中山氏は選挙中、陸自配備計画には言及せず「観光客数倍増」など2期8年の実績や国政とのパイプに力点を置いた。中山陣営幹部は「安全保障は国の専権事項。市民が望むのは国との対立ではなく、経済発展に力を注ぐ市長だ」と語る。
 名護市では、翁長氏に近い稲嶺進前市長が米軍普天間飛行場(宜野湾(ぎのわん)市)の辺野古移設に反対した。このため、国から米軍再編交付金が支給されず、2期8年の市の経済振興は遅れた。2月の市長選では移設容認派の渡具知武豊(とぐち・たけとよ)氏が初当選した。
 翁長氏ら
「オール沖縄」が占める勢力は県内11市のうち2市のみとなり、「翁長包囲網」は確実に狭まってきたといえそうだ。(石鍋圭)


 中国の侵略の最前線の石垣市民の方々は、今回も、国と対立する4年間ではなく、現実的な防衛政策を受け入れ、経済発展を目指す道を選択されたと産経が報じる通りですね。 特に、保守勢が何故か分裂した中でも、実績のある中山市長に軍配をあげられた石垣市民の方々に、敬意を捧げます。
 「オール沖縄」が占める勢力は県内11市のうち2市のみとなったとのこと。「反基地」で市民感情をあおる手法に限界が見え始めていると指摘する産経。
 石垣港では、尖閣への侵略を護る艦船の停泊がいつも見られます。中国の脅威を直接感じられる石垣市民の皆様が、「反基地」で市民感情をあおる手法に惑わされないのは当然ということなのですね。

 「安全保障は国の専権事項。市民が望むのは国との対立ではなく、経済発展に力を注ぐ市長だ」と語る中山市長陣。国と協力して市民を護りながら、市民生活の向上への尽力。尖閣に迫り、しかも侵略のレベルをエスカレートさせている最前線の情報発信を続けていただけることを切望します。



 # 冒頭の画像は、沖縄県石垣市長選で3選を決め、支持者らと万歳する中山義隆氏




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1 コメント

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陸上自衛隊配備 (umです)
2018-07-20 04:18:07
中山義隆市長!
石垣島への陸上自衛隊の部隊配備の受け入れの旨、青山繁晴さんのブログで知りました。
中山市長のご努力に、ただただ感謝です!どうも有難うございます!!!
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