信濃毎日新聞に、
地元の森林組合などで「灯点山(ひとぼしやま)標高約1200メートル」に展望台と遊歩道を整備した、
という記事が載っていて、
そういえば「信濃の山城と館」(宮坂武男著 戎光祥出版刊)にも似たような山が載っていたことを思い出した。
「火灯山」と「灯点山」表記は違うがどちらも「ひとぼしやま」と読むらしい。
ただ「信濃の山城と館」の「火灯山」は標高1070m付近に図表で記されているが「信濃毎日新聞」の「灯点山」は標高1200m付近と書かれていて図表は無し。
これは実際に確かめるしかないよね、ということで行って見ることにした。
西山公園に駐車。北側の陸橋で中央道を越える。
案内板、左の権現沢城跡へ向かう。
すぐに中の沢川沿いを登る坂。川向に権現沢城跡、上流に火灯山と思われる山影を見る。
道なりに川を越え城跡へと登る。
畑地に作業中の方がいたので道筋を教えてもらう、
林道を進み、右側に鳥居が見える所から30メートルほど先に山側へ入る
道があるとの事、表示等は無いようである。
分岐、
まっすぐ進む道が峠に向かう本来の道のようであるが、砂防堤で行き止まる。
左へ折れる道が林の中に少し見えるガードレールのある所へと続いている林道である。
林道は未舗装ではあるが車でも問題なさそう。
途中、謎階段、下に碑が有るようなのだが柵で覆われ入り口は施錠されていた。
公園から30分ほど、右手の沢向い奥に御嶽神社の鳥居が見えたので少し寄り道。
御嶽神社から再び林道に戻り先へ、S字にカーブした先に山側に入る脇道が見つかる。
脇道、細いながらも轍がある。
10分ほどで広場らしき場所に着く。
まっすぐ登るか、
左側にも道がある、それにテープも。
どうやら整備した遊歩道はこの尾根に登る道のようだ。
広場から8分ほどで尾根上のベンチのある場所へ。
遠くに八ヶ岳を望む。
何も表示がないので、取り敢えず北側の尾根先端方向へ。
数分で「灯点山(1155m)」のプレートとその先に少し広めの場所が見つかった。
西山公園から歩くこと45分ほどで到着。
スマホのGPSと地図で場所を確認、
「信濃の山城と館」記載の「火灯山」と同じ場所であることを確認。
地元の方が名前や場所を間違えるとは思えないので、山名は「灯点山」、
標高は・・・勘違いかなと推察。
地理院地図で場所を確認。