雲雀沢橋より見た大沢城。
別名:古城(ふるじょう)
所在地:長野県下伊那郡阿南町富草古城
現状:神社地、山林、耕作地、等
遺構:郭跡、堀切、井戸
状態:遺構を見ることが出来ます
表示等:あり(八幡神社 摂社諏訪神社)
駐車場:あり
国道151号線を南下、阿南町に入ってすぐの雲雀沢橋を渡り古城入口の
標識の所で右折。回りこむ様に橋の下を潜って東に向かいます。
一瞬にして深い山中に入り込んだような風景の中を進み、沢を越え崖下を過ぎると
風景が少し開けて八幡神社の表示が見えます。
下條氏が甲斐国下条郷よりこの地に入り最初に城を築いたと言われる大沢城に到着
です。
参道の石段は危険と言うことでしょうか、この右手に登路が設けられています。
主郭と思われる山頂は南北二段になっており上段に八幡神社と摂社諏訪神社が
祀られています。
奥の建物が覆殿です。
覆殿の背後、北に伸びる尾根上に堀切と数段の郭を見ることが出来ます。
堀切跡。
尾根先端部分の郭。
北側と西側は急斜面となっています。
東側山下にある、下條様の井戸。
所有者の方にお聞きしてようやく見つけることが出来ました。
以前は水が湧きだしていたようですが最近は枯れてしまったとのことです。
雑草と落ち葉に埋もれている中央部、木の根元付近。