今日はこうた、目の大学病院の日。
検査を受けて、診断名は「角膜再発性上皮びらん」
今は、三層ある角膜のうち、一番外側の上皮がびらんになっていて
中の「実質」が露わになっている状態。
普通なら目薬で1週間程度で治る病気だけど、
こうたの場合は治るのを邪魔する物質が実質のところにできているそう。
上手くくっつかなかった上皮が目の表面をただ覆っている状態だったそうで、
今日は表面麻酔をしてその上皮を綿棒でこすって取り除いたそうです。(デブライトメント)
*写真右側が染色後の写真。上が処置前、下が処置後(綿棒)
緑色に染まった部分が傷なんですが、今までは上の写真の範囲と思っていたけれど、実はちゃんとくっついていない上皮がただあっただけで、
実際の傷は下の写真のように、緑色の広い部分でした😨
およそ目の三分の一が、上皮が剥がれていたというわけです。
先生、「これだとけっこう痛いと思うんですけど、診察中も痛がる様子は見られなかったんですよね」と不思議そうにしていました。
治療としてふたつ、①表面麻酔で ダイアモンドバーという硬い棒で目の表面を削り、犬用のコンタクトレンズで保護して目薬をする。治る確率は6~7割。
②手術(全身麻酔)格子状切開+瞬膜フラップ
結論からいうと 手術することにしました。
先生とじっくり話して、どの方法がいちばんこうたにとっていいのか考えあぐね、いきなり手術というのもどうかと思ったけれど、①は 治るの6~7割で決して高い確率とは言えず、痛い思いをしてやっても うまくいかなくて手術、ということになるのであれば 最初から手術でもいいのではないか、と。
そして、①の治療は 手術ができない場合(高齢などで)にする治療でもあるそうです。
ただ 手術でも100%ということではないそうです😔
朝抜きだったので、検査終わってごはんを食べるこうた😊
手術は来週、24日の予定。
それまで新しい目薬治療をします。
この目薬が効くかもしれないので、それに期待したいです。
二種類で、ひとつはステロップ(抗炎症のステロイド)
もうひとつは、抗生剤(タリビット)と血清が混ざった薬。
犬の血液(血清)が、角膜の再生によく効くそうなんです!びっくり。
帰ってきてさっそく目薬をさしたら
目がしょぼしょぼ、開けられなくなってしまった!
表面を剥がした処置の後なので しみたのか、痛いのか・・・
かなり辛いようで前足でこすり始めたので、急いでカラーをつけました。
病院に電話してみたら、あまりつらいようなら、回数を減らしてみてもよいとのことでした。
様子を見ながらしていきます。
すっかり疲れちゃったね~~
でも、食欲はバッチリなので大丈夫です😊