ふゆといえば

マラソンです。
イヤだったなぁ。
走らされるの。

今日は
我が娘の保育園で
マラソン大会でした。

マラソンの練習がイヤで
自ら室内遊びを希望していた娘ですが、
その理由は
ぐうたら
というわけではなく、
とにかくお友達に負けるのがイヤ
だったことが判明しました。

先生とわたしの説得。
競争ではなく、
たのしく走ればいいのだよ。
に、じょじょに洗脳され、
自分でも
そういったりしていたのですが、
たまに、
「練習しているけど、ぜんぜん早くならない」
とハラハラ泣いたりしていました。

そして本番前日の
昨日。
寝る直前に
「まおちゃんには絶対負けたくない」
と突然しっかりと誓っていました。
まおちゃんは
娘のいちばんの親友です。

え？
競争じゃないでしょ。

ときくと

「ママ、
　競争だよ」

と真剣に思いつめた調子で
言いました。

そんなわけで、
今日は花粉も飛んでいるし（娘は花粉症）
うちの子は
ほかの子とくらべて
筋肉が少なく痩せているので
きっと
泣きべそをかいているに違いない。
と気が気ではなかったわけです。

夕方
迎えにいくと
「みてー！」
とテンション高く
みんなもらったであろう
キラキラのメダルを
誇らしげに
見せてくれました。
どうやら
メダルをもらったことが
とっても嬉しかったようです。

嬉しかったんだったら
良かったとしよう。
連絡帳には
娘の感想を先生が書いていてくれました。
「マラソン、がんばってよかったよ」

ほっとした。
しかし、こんなことで
一喜一憂できる
自分がすごい。
まるで
親
じゃん。

それはそうと。
帰宅して
「まおちゃんには勝てなかった」
とメダルを見ながら
つぶやいていた娘でした。