大雑把な日常

日常のあれこれ。

運動会日和

2012-05-19 | 日記

小学校の運動会は

規模が違いました。

そして

だいぶ、不手際ありまくりでした。

待つなー。つぎの始まるまで。

いや

保育園の手際が良すぎたのです。

一瞬たりとも、待ち時間をつくらないよう

保育園の先生たちは

常にダッシュで行動しておりました。

でも

そこまでは

こっちも求めてはないけどさー。

ありがたいことだったのだ。

 

運動会きらいでした。

どうやってさぼるかばかりを考えていました。

でもね、大人になってみたら

ただのお祭りじゃない。

楽しむだけで

すべて済む。

こんな簡単なことに

なぜ気付かなかったのか。

高学年はみんなでお片づけ。

だらだらと。

ふざける男子と、

夕方のさすような強い光に

土ぼこりと汗のにおい。

あのとき

小太りで運動会が大嫌いな

思春期突入前のあたしが

校庭に見えました。

いるなーこのなかに、あたし。

娘が出てくるのを

ただただ待ちながら、自分の残像を見てました。

こういうことあるの。

だって私が卒業した小学生なんだもの。

泣くかな?

と一瞬思ったけど、

なんにも心は動かなかった。

切ない気持も

楽しい気持ちも

懐かしい気持ちも

生産されなかった。

あーいるわ。

とただ思っている。

校門少し入った体育館わきの鳥小屋の前で。

そんな自分が不思議でした。

コメント
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