母がボイストレーニングを習っており
その発表会があるというので、行ってきました。
2曲披露する
とのことでミニコンサートのような感じかと思いきや、
先生から講評を聞く時間がある、
公開授業みたいな感じでした。
母曰く、
自分の出番だけ来て帰ってくれていいいから
とのこと。
でも行ってみたら、
音楽イベントもできる一軒家の玄関ホールにギュウギュウに生徒さんがおり、
途中から入った私たちは完全に浮いていました。
扉を開けたら、すぐの場所に大勢いたし……。
しかも親族4人で行ったのも私たちだけ。
出入り目立ちすぎた。
終わったあとで
母に「邪魔しちゃったよね」と言ったら、
「ええ?そう?」
とまったく気にしていなかった。
ところで、
母の声楽発表会は
純粋に音楽を聴きに行く
というよりも
母と同い年の方々の
生き様を見に行く
ということで、毎年参加しております。
皆様が歌うのは
オペラで、
ある程度の年齢で、
この習い事を選んだことから見える人生があるな、と
大変おこがましいことを承知で見ております。
人前でステージでドレスを着てイタリア語で歌う
ってかなりニッチでハイソな匂いのする趣味だ。そんなレアな方々のご家族とか見てる。
あと先生。
年齢はアラフィフか、私と同年代の
めちゃくちゃ顔の小さい美人な先生。
今までキャラ濃いな、くらいしか思っていなかったけど、
今回の公開授業で人となりが分かった気がした。
マジでプロ。
一瞬で素晴らしい音域の声が出る。
そして、すっごく気が強そう。そこがいいのよ。
指導は的確で、気遣いもできる、頭の良さを持つ。
音大行って留学とかもしてすごいところまで行ったんだろうな。
今は千葉の新興住宅地で
オペラ好きのマダム&ムッシューに声楽教えている。
勝手に妄想する。
桜はまだありました。