土砂降りの雨。この中を歩いたら気持ちがいいだろう。そんなことを思った。大阪でのシニアのサッカー大会。雲はあったが、蒸し暑いだけで試合は始まった。2試合目までは無事に終了。3試合目の途中から雨が降りだした。3分もたたないうちに土砂降りになった。サッカーは雨でも試合は中止にはならない。なぜ?「中止にする」というルールがないからと、訳の分からない理由がある。それでも雨は激しくなり、70歳以上の皆さんの試合、両チームが合意なら試合はいったん中断にするという。本部のテントにいたが、そこは「密」だった。滝のような雨になったが、責任者は「こういう雨は20分も降ればやむよ」と。長年の経験でたいがい通り雨は20分で止むという。その通りに空が明るくなり、嘘のように雨が止んだ。テントの中の一同、ただ感心するばかり。
こんなシニアの大会にも色っぽい話がある。私は部外者だし口が堅いとみなさん承知なのか、聞いてはいけないような話も聞く。これも困ったもので、悩まされることもある。知らんぷりできる話ばかりではない。そんな時に思う。絶対に開けることのできない扉があ ると。それは最期まで開けてはならないと。浦島さんの玉手箱のように開けてならないのだ。それがあいじょうなのだろうと。
それなりにみんなこの年代は大人だ。色っぽい話が出るような人は特に大人だ。そういう大人の関係の中で知らんぷりすることが多い。土砂降りの雨を見ながら、複雑な思いで雨の上がるのを待った。20分で上がるのだよと言い聞かせながら。あと少しすれば青空が見えると。コロナウイルスもあと2年もすれば、感染が収まるだろうし。
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