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自分の足で歩いたことがない

2019-11-02 21:02:13 | 日記

ラグビーワールドカップが終わった❗スポーツの持つ素晴らしさを教えてくれた。始まる前はこれで大丈夫なのだろうかと思っていた。日本チームの活躍も大きかったが、どこか底抜けの明るさのあるラグビー🏈が災害時でも希望を与えてくれた。

今日はエコパアリーナで電動車椅子サッカーの日本一を決める大会があった。車椅子の走る速さで2クラスある。重度障害を持つ選手ばかりだ。自分で食事が出来る選手は半分くらいだろう。トイレの前には車椅子が並ぶ。駐車場は全国からの車でいっぱいだ。

がんで一時サッカーが出来なくなったサッカー友がボランティアで指導をしていたので、取材に入れた。彼らと出会って人生が変わった。好きなことにいのちをかけて生きている。そして恋もして、一緒に暮らして別れも経験する。

彼らといるとほっとする。私を覚えていてくれたのか、お疲れさまと声をかけてくれる。昨年書いた私の記事を関係者が細やかで力強くて男性が書いたと思っていたと話してくれた❗

ボランティアは理解してもらえないものだ。自分のサッカーが出来ればいい人ばかりだと嫌になっていた。でも今日は違う。それが大河の1滴でも、やっていく意味があるように思えた。生まれて一度も自分の足で歩いたことのない彼女の笑顔が教えてくれた。

 


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