月明りだけで歩けそうな道をお腹を空かせて帰ってきた。今日は久しぶりの陶芸教室だった。作品にサンドペーパーをかけて仕上げる。今日もこうるさい(すみません)父親のような先生に注意をうけながら、作業をする。金曜日は私一人が生徒なので、仕上げは先生は暇になる。「明日は先生雨ですよ。」とからかってしまったが、先生は天気がよいので掃除をしだした。次の作品作りにはいるのだが、クリスマスのプレゼントにカップを焼きたいと言ったが、結局、また「癒しの陶灯」になった。ここに桜を彫る路線は当分変更できないだろう。ホスピスや介護施設に寄付する予定だ。
お友達のお嬢さんが話をしたいというので、陶芸の後に会うことにした。12月にセミプロのオペラ歌手の彼女のコンサートがある。NPOが一段落すると、またボランティアが入ってきた。プログラム作りや交渉事は私の仕事のようだ。それでも役に立てるのはうれしい。
思えば、20代からそんなことをしてきた。だれかが悩み事やらをもってきて、一緒にいるうちに元気なっていってくれた。今思えば、それができたことが、今の私のしあわせ感を作っている。ああ、人のためにできたことがあってよかったと!そろそろ一人の人のためにその時間をささげたいのだが。また、重たい女になるといけないので、ほかの人の役に立つことも必要なのだろうな。
月夜の道を彼女がわざわざ彼のところへ取りに行ってくれた沢山の野菜を背負いながら歩いた。「明日は満月ですよ」と大事な人にメールをした。(写真は前に住んでいたマンションの柿の木)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます